こんばんは。
この記事を書き始めるのは2度目になります。
更新した記事の本文が何故かごっそり消えてしまいました。(何故かって、多分自分がなにかやらかした)
下書きも何も残っていないので、もう一度書き直しているのですが、そんなにしっかり隅々まで覚えていないので、オリジナルとはだいぶ変わってると思います。
もう気にしても仕方ない。
新たな気持で行きましょう。
ということで(笑。
過去に何度も書いていますが、裏庭で藤を育てています。
藤、好きなんです。
育て始めた当時はこの辺りでは藤を売っている所は見つからなかったので、通販で苗を買いました。
その時届いたのは、ただの枯れた棒みたいなの。
ほんとにこれを植えてちゃんと根付くのか? とかなり疑っていましたが、鉢に植えて水をやり、せっせと世話をしたところ、翌年の春前頃に新芽が出て来ました。
はぁ~、あの状態でちゃんと生きてたのか とかなり感動したものです。
その後、毎年葉やツルは良く出てきて、大きくなっていったのですが、一向に花は咲きませんでした。
結局、苗を植えたのは2015年で、初めて花が咲いたのは2019年でした。
初めて裏庭で藤の花を見ることが出来て、それはもう嬉しかったです。
花が終わり、軽く剪定をするのですが、その切った枝を挿し木として株を増やせないか? と思い、どうせ捨てる枝なので試しにやってみよう! と水を入れた空き瓶に枝を挿して様子を見てみることにしました。
やってみたのは 2020年でした。
水に挿しておくのと同時に、普通に鉢に挿すのもやってみました。
何が正しいやり方なのかわからなかったので、一応色々やってみたのです。
3週間位経過して、鉢に植えた方は一本は葉っぱが緑のままいきいきとしていました。
これは、多分根付いたのだろう と思い、そのまま世話を続けます。
水に浸けておいた方は、根っこのようなものが出てきてます。
根本の白いのが多分根っこの元。
それを確認して、こちらも鉢植えに移行させました。
秋になると葉は全部落ちてしまい、また鉢に棒が刺さっているだけの状態になり、そのまま世話を続けて、翌年。
新芽が出てきました!
2021年の春のことです。
その年の春に上の写真の状態だった棒は、この1シーズンでここまで生長しました。
2021年9月の状態です。
その翌年の2022年には、ついに花芽が付きました。
一応、咲いたのですが、房の根本の方は花が開きましたが、先の方はゴジゴジのまま終わってしまいました。
でももう一息ですね。
そして2023年、今年です。
咲きました!
もうちょっとしたら先まで開きそうですが、じっくり植物の観察と世話が出来るのは週末だけなので、平日の間にどえらい炎天下になると週末を待たずにチョリチョリになる可能性もあったので、写真を押さえておきました。
房も沢山下がって、これは完全に咲いたと言っていいでしょう。
鉢の全景はこんな感じです。
撮影のために片手で軽く移動出来るくらいの鉢なので、株自体もそんなに大きくないんですよ。
それでもこんなに沢山花が付いています。
ちなみに、同時期の親株の方はまだこんな具合です。
こちらも鉢植えで、子株と並べて置いてあるのに、進み具合がこれだけ違うのはなんでなんでしょうね。
ということで、選定した枝を挿し木して育てた藤は、3年で花が咲きました。
親株のときよりも早かったですね。
さて、子株に花が咲いたので、これで安心して親株を地植えに移行させることが出来ます。
今シーズンが終わって葉が落ちたタイミングで地植えしようと思っているのですが、まだ植える場所が決まっていません。
どうする?
棚を作るか、壁か外塀に這わすか、はたまた庭に立ち木としてどぉ~んと行くか。
そろそろ真剣に考えないと、地植えのタイミングを逃しそうです。
以上で藤の挿し木の記録は終わりです。
が、2回めの更新になるので、ちょっとおまけ。
趣味で蜻蛉玉を焼いています。
庭に藤が咲いたのを見て、蜻蛉玉に入れてみたい と思い、試行錯誤と悪戦苦闘の末、なんとかそれっぽく出来た時に記事にしました。
初歩的な技術しか使えない状態で、なんとか藤に見えるように出来ないかな と頑張ってましたねぇ。
もしよかったら覗いてみてください。