模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

藤 を とんぼ玉に入れてみました。

 こんばんは。

 

 ここ数か月間、ずっと藤の花をとんぼ玉に入れようと悪戦苦闘しておりました。

 まさかこんなに手こずるとは、、、

 なかなか上手く行かず、すっかり時期を逃してしまいました。

 

 今まで焼いていた玉は文様を入れた玉ばかりだったので、いつもこの季節になったら焼く といった風物詩的なものがあれば良いな と思った時が、ちょうど藤の季節だったので挑戦してみる事にしたのです。

 と言っても、私が扱えるのは基本技術のみなので、その範囲で これは藤だね と分かってもらえるようにしなければなりません。

 それには先ず色ですね。

 実際に庭の藤の花で色合わせをして、良い感じの色ガラスが手持ちにあったので、色は大丈夫。

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 (とんぼ玉は写真の様な棒状の色ガラスを溶かして作ります)

 柄は自分に可能な技から、引っかいて流すものを使い、藤の房が幾重にも重なった所に葉を重ねて奥行きを出すアイディアが浮かんだので、先ずは試しに焼いてみました。

 すると、選んだ色は半透明の藤色だったため、地玉に使う分には色が出ると思うのですが、柄として使うとガラスの厚みが薄すぎて全く藤色に見えないのです。(ほぼ透明)

 最初に試した玉は地色に白を選び、こんな感じでした。

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 うーん、写真にしたら更に藤色が見えないですね。

 葉っぱの部分もスライムがウネウネしてるようです。

 最初に選んだ藤色を諦めて、もうちょっと濃い紫で試してみても、大差ありません。

 

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 藤にはまるで見えません。

 

 試しに青色で焼いてみました。

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 色は見える様になりましたが、ちょっとイメージと違います。

 今見ると、これはこれで綺麗かも?

 でも葉っぱの感じなどに迷いが見えます。

 そもそも完成度が低い。

 

 地玉が白なら色が綺麗に出るか と思ったのですが、そういう訳でもなかったので地色から変更することにします。

 ならば。

 自分の藤に対するイメージは、「春の澄んだ青空に濃い緑の葉、その下に藤色が見える」だったので、透明青を地玉にして、発色をよくするために白で点を打ち、その上に紫を乗せて引っ掻きました。

 最後に玉の上部に緑の引っ掻きで葉を表現して終了です。

 と書けば簡単なのですが、頭の中に これ というイメージがあって、それに近づけようとすると、あと最後の一手という所でミスをしたり、焼きあがってみると色が出ていなかったり、、、

 これは良いでしょう!と自信をもって見せられる玉を焼きたいと頑張って来たのですが、今の私にはこれが精一杯。

 なんとか(ギリギリ)及第点に達することが出来たかな と思える玉を見てください。

 こんなのが焼けました。

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 これが、図柄のバランスは横に置いといて、技術的に失敗が一番少ない玉なんです。

 一周ぐるりとミスなく焼くのがとても大変でした。

 上から

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 下から

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 この色の組み合わせはとても気に入っています。

 同じ配色で桜なんか焼けたら良さそうです。

 

 途中、形のバリエーション違いもいくつか試して見ました。

 上部を膨らませて、藤がフワッと膨らんだようにしてみた玉。

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 逆にしもぶくれちゃんにしてみた玉

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 ほんとは上二つの様に、下の方に青をもっと残しておきたかったので、色のバランス的にはこちらの方が良いかもしれませんが、、、

 写真に写っていない裏側に何か失敗したところがあるんです。

 

 こういうのって一旦始めてしまうと、もうこれで良いかな と思い他の玉を焼くつもりで準備しても、もしかしたら今日は昨日より良いのが焼けるかも と、結局同じのを繰り返し焼いてしまいます。

 ずっとこの玉以外を焼いていなかったので、今日ブログに書くことで一旦この課題は終了として、今まで焼いてきた他の蜻蛉玉の事を忘れないように、色々と焼いて感覚を戻す作業に入ろうと思います。

 

 と!

 実はこの記事は昨夜更新する予定でした。

 昨日ここまで書き終えて、読み直しも終わって、後は寝る前に更新ボタンを押すだけの状態だったのです。

 この状態で昨夜またトンボ玉の修行をしようと準備をしたのですが、もう一回藤玉を焼いてみよう と思ってしまったのです。

 そしたら、なんか良さそうな感じのが焼けたので、一晩置いて徐冷材から出して確認して、もし良いのが焼けていたら写真を差し替えて更新しよう と考え直して昨夜は更新しなかったのです。

 その焼き上がったのがこちらになります。

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 先に上げた玉よりも大きいので、その分花が小さめになって隙間に青の割合が多くなっています。

 青が少なめでミッチリした方が良いのかもしれないし、これはもう好みの問題かなぁ。

 この藤、2層に分けて入れているので、シャドーボックスの様な奥行きがあるのですが、写真では分からないですよね。

 ちょっと角度を変えて。

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 下の色を変えて撮ってみました。

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 写真だとこっちの方が藤色が綺麗に出てるかな。

 他の人から見たらどちらも似たような物なのかもしれませんね。

 なんとかコンスタントにこれくらいに焼けるようになってきたので、ここ数か月の修行は無駄では無かったようです。

 

 ところで!!

 今日の写真で お!! と思われた方、いらっしゃいますか?

 先日作ったチビお座布団、実は蜻蛉玉の撮影用だったのです。

mata1.hatenablog.com

 

 何に使うでしょう とか勿体つけたもんだから、人型の何かが座るのだろう と思われた方が多かったかもしれませんが、、、

 すわる は すわる でも、据わるの方だったのです。

 いつも写真を撮るときに蜻蛉玉はコロコロ転がってしまうので、粘着性の物で固定していたのですが、小さい座布団に座らせたらちゃんと据わって、しかもかわいいですよね?ね?(無理くり納得させる)

 

 今回の課題、ほんとはもっと早く形にして、次は紫陽花に挑戦 とか思っていたのですが、今から始めたら冬になりそうです(笑

 これは時間がかかるのを見越して、秋か冬の風物詩になるモチーフを考えた方がいいかな?

 

 と言う訳で、なんだかえらく時季外れになってしまいましたが、藤の花を蜻蛉玉に入れてみました。