こんばんは。
少し前の記事に、うちの裏にヤブガラが巣をかけた話を書きました。
その後順調に巣の構築は終わり、卵も産んで(見てないけど)、無事に孵った事は巣の中からフィーフィーという小さい鳴き声が聞こえてきたことで分かりました。
中を覗いてみたい!というものすごい誘惑に耐え、更に耐え、耐え抜いた結果、先の週末には巣の入り口から雛が顔を出すところまで来ました。
巣がかけられたベンジャミン、どういう所にあるのかを図解で説明すると、こうなっています。
うーん、分かりやすい。(のかな、、、)*1
この窓というのは、リビングにあるいつもお茶を飲むテーブルの席から外を見える位置にあるので、この席にいる間は常にヤブガラ観察が出来るのです。
椅子に座るとこんな感じで見えています。
それまでは薄手のカーテンを閉めていたのですが、もうだいぶ慣れて来ただろう と思いこの時の週末からはカーテンを開けて常に良く見える状態にしておきました。
それでも気にするでもなく、親はせっせせっせと餌を運びます。
はじめの頃は何時間か毎に餌の時間だったのですが、最後の方はほぼ一日中餌を運び続けていたようです。
あ、そういえば、面白いな と思ったことが。
餌を運ぶ親ヤブガラ、どうも2羽では無く、3羽居るのです。
見間違いか?と最初は思って注意して見ていても、やっぱり3羽で餌やりをしている様です。
調べた所、ヤブガラは(多分エナガも)ペアになれなかったオスが、他のペアの巣作りを手伝ったり、雛が孵れば餌をやる手伝いをするそうです。
なんとまぁ、種の保存に協力するんですね。
もうすっかり大きくなって、巣穴から顔を出すようになって写真も撮れるようになりました。
分かりますか?
中心に口を開けている雛が居ます。
手前のベンジャミンの枝が邪魔で、雛と親を同時に撮る事が出来ず、その枝を切ってやろうかと思ったのですが、さすがに怯えるだろう と思い我慢。
親が来ていない時は下向いてちょっと退屈そう?
頭まんまるでかわいい。
こっちは親。
ベンジャミンのすぐ脇にぶら下がっているプランターを下げるワイヤーに止まってました。
飛び立つ瞬間!
こっちもまるまるだな。
こちらの家族も雛が巣だってすぐの様でした。
これはだれ?
両端が親鳥で間が子供だと思います。(この後親に甘えてた)
もうすぐにでも飛び立ちそう。
この写真を撮ったのが5/25日で、この日の夕方に少なくとも一羽巣立ちました。
続いて次の日にはみんな巣立ったと思われます。
そして誰もいなくなった、、、
ひっきりなしに雛の鳴き声や、私が裏に回った時に聞こえる親の警戒音がピタッと無くなってしまい、急に静かになりました。
我が家を懐かしんで雛鳥がベンジャミンの枝に止まりに来ないかなぁ と思ったのですが、さすがにそんなことはありませんでした。
しかし、裏庭は木に囲まれているので、その中で雛鳥は飛ぶ練習をしてるようです。
もしかしたらこの週末にダンゴ状態を見られるかな?と思ったのですが、鳴き声のする方を見に行ってみると、みんな結構バラバラに枝に止まっていて、親鳥は一羽ずつ餌を与えに飛び回ってるようでした。(全部で5羽孵ったようです)
ダンゴは見られませんでしたが、今でも木の下に行って見上げればヤブガラ親子を見つけることが出来るので、それで十分。*2
誰も欠けることなく渡って行って欲しいものです。