模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

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この季節、もう一つのお楽しみ。シュトレンを買いに行きました。 

 こんばんは。

 

 毎年この季節になると、パネトーネで騒いでいる私ですが、もう一つ楽しみにしているものがありました。

 ドイツに於けるイタリアのパネトネの様な存在のシュトレンなのですが、ありました と過去形になっているように、今まで楽しみにしていたものが今年は手に入らないのです。

 Los angelesから南に位置するSouthBayエリアにあったドイツ村「Alpine Village」が、今年Closeしてしまったのです。

 50年以上も続いていたドイツ村だったのですが、惜しまれつつ閉店してしまいました。

 私はそこに入っていたベイカリーのハウスメイド・シュトレンが大好きだったので、もう食べられないのがとても残念です。

 

 今年はシュトレンは無しか と思っていたのですが、Orange郡にもう一つドイツ村があることを思い出しました。

 そこにもベイカリーが入っていたので、もしかしたらシュトレンを焼いているかもしれません。

 調べてみると、やはり販売しているようです。

 Alpine Villageのと比べてどうなのかは試してみないと分かりません。

 というわけで、シュトレンを求めて行ってきました。

 

 目的地の名前は「Old World Village」です。

 Alpine Villageよりも少し大きめのドイツ村で、オクトフェストやダッシュハウンド・レースなどの催し物もあるようです。

 

 到着したのですが、駐車場が一杯で停めるところがありません。

 暫くウロウロしたのですが、これは無理だ と、もうひとつある別の駐車場に向かいました。

 こちらも一杯で、空きを探して彷徨う車が多数。

 さてどうしましょう と思っていたら、運良く進行方向に丁度出る車があり、停めることが出来ました。

 こんなに繁盛しているんだ と思ったら、どうもクラフトフェアというのが開催されていた様でした。

 通路内にテーブルを並べ、クラフト系のお店を出している人が沢山です。

 

 

 こんなこともしてるんですね。

 いつか自分もこういうストリートマーケットに出店してみたいです。

 

 ベイカリーを探しながら村内をウロウロ。

 

 混雑していたのは、クリスマス前という事もあるのでしょう。

 どこのショップも賑わっているようでした。(なのでどこも入らず、、、)

 

 

 

 

 ドイツ系のレストランからはライブっぽい音楽が聴こえたので、覗いてみたら

 「my favorite things」を演奏中でした。 

 

 それにしても、このドイツ村。

 商業施設と一緒に、どうみても普通の住宅に見える建物も沢山あったのです。

 人、住んでるのかな。

 ここで働いている人は住めるとか?

 どうなってるのかな、、、

 

 

 さて、肝心のベイカリーですが、余りにも人が多くて写真は撮りませんでしたが、ハウスメイドのシュトレン、売ってました。

 もちろん買ってきました。

 ポインセチアの造花付き。

 

 開封。

 大きさが分かりにくいと思いますが、結構大きいです。

 そして、ズッシリと重いです。

 

 さて、こちらのシュトレン、お味の方はどうでしょう。

 切ってみます。


 

 では、頂きます。

 初日の印象は、ちょっと固めでドライな感じ。

 Rumシュトレンを買ってきたのですが、Rum酒の香りは殆ど感じられませんでした。

 Alpine VillageのはRumの香りがかなり強く、それが良かったので、その点はちょっと物足りないかな。

 

 ですが、面白い事にシュトレンは(現地では)薄く切って少しずつクリスマスが来るまで何日にもわたって楽しむらしいのですが、開封してから日が経つと日に日に熟成(というのかな?)が進み、香りも増して美味しくなってくるのです。

 ハウスメイドではない、工場で作られた市販のシュトレンはそこまで味の変化は楽しめないかもしれないですが、今回購入したシュトレンは毎日食べるたびに美味しくなって来ています。

 

 せっかくRumシュトレンを購入したので、もう少しRumの香りはして欲しいところですが、今年もとても美味しいシュトレンを楽しめます。

 満足です♪