模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

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【映画】ロサンゼルスでも満員の映画館で拍手喝采でした! ~Godzilla Minus One (ゴジラ-1.0)

 こんばんは。

 

 アメリカでは先週の金曜日から「Godzilla Minus One (ゴジラ-1.0)」が公開になりました。

 どれくらいの期間上映されるか分からなかったので、早速週末に観に行ってきました。

 英語吹替ではなく、オリジナル音声+英語字幕でした。(良かった、、、)

 

 それにしても、少し前に「Blue Giant」を観たばかりで、今度は「ゴジラ-1.0」が映画館で観られるとは。

mata1.hatenablog.com

 こんな頻度で日本映画が輸入されるなんて、本当に喜ばしい事です。

 そら売り上げに少しでも協力しないと という事で、少し前に前売りを買って、上映当日を楽しみに待っていました。

 その前売りを買った時、席を選ぶ画面では3席程しか売れていませんでした。

 あらら、全然客の入りが良くないじゃないか、、、と心配していたのですが、、、

 当日に映画館に入ってみると、既に7割程は席が埋まっている状態です。

 これは、すごい入りです、よかった~。

 暫くして今後上映予定映画の予告編が流れている間にも続々と観客が入ってきて、ほぼ空席無し、満員です。

 ゴジラ、すごいぞ!

 印象としては、「シン・仮面ライダー」の時は、かなりコアな仮面ライダーマニアが客層の大半を占めていたように思ったのですが(映画館の空気が異様に盛り上がってました(笑)、今回のゴジラは、もちろんゴジラが好きな人が多いとは思いますが、マニアというよりも、一般的な映画好きが多かったように思います。

 考えてみたら、ゴジラはハリウッドでも何度も映画化され、最近はほぼシリーズ化してるといっても良いのではないでしょうか。

 しっかり知名度も上がり、市民権を得ているのでしょう。

 日本が作ったゴジラの最新作が劇場公開されるという事で、興味を持って見に来られた方が多かったのかな と思います。

 

 で、映画です。

 出来るだけ内容を知る事を避けながら、レビュー記事をチラチラ見た限りでは、かなり高評価をしてる方が多い様だったので、とても期待していました。

 私としては、時代設定が終戦直前~直後辺りというのも、楽しみポイントです。

 とまぁ、始まる前にだいぶハードルは上がってしまっていたのですが、観終わった感想は、、、その期待を遥かに上回りました!

 ゴジラの出てくる特撮映画ではあるのですが、ゴジラという要因を除いた部分の内容が濃い。

 観ていて全編通してゴジラの出番の時間が、今まで見たゴジラよりも少ないように感じました。

 映画そのもののストーリーや戦後の日本の風景を、しっかり描くことに力を入れているように感じます。

 なにより、出演陣がすごい。

 事前情報で分かっていたのは主演の二人くらいだったので、知った顔がぞろぞろ出てきて、どんだけ気合入れて作ってるんだろう と驚きました。

 もう一つ、とても重要な事があります。

 それは、ゴジラのテーマ曲。

 劇中であのイントロが流れてきたときは、鳥肌が立ちました。

 ゴジラよりも破壊力があるんじゃなかろうか。

 このゴジラ-1.0でテーマ曲が流れるタイミング、素晴らしかったです。

 改めて、くわぁ~~ゴジラ来た~!と、ずっとゴジラ出てるのに、さらに一撃を喰らったように感じるほど。

 この時は、このゴジラのテーマ、スターウォーズのテーマに匹敵するくらいの存在感でした。(私の中でね。)

 音楽の力はすごいね。

 

 時代設定が現代では無いので、ゴジラ退治も秘密兵器的な空想兵器が登場してくるわけでもなく、戦後間もない日本が一丸となって、知恵と勇気を出し合ってゴジラに対峙する というのが熱いです。

 

 ちょっと頭をよぎったのが、今年の夏に公開された映画「Oppenheimer」です。

 映画の中で、核を投下して計り知れないダメージを与えて浮かれていたアメリカの反対側にあった日本。

 そのころの日本がゴジラで描かれるとは。

 果たしてゴジラを観に来ている人の中に、どれくらいOppenheimerを観た人が居たのかは分からないですが、同じころ日本はこうなってたんだ という所にリンクした人はどれくらい居たのかな。

 そういう所も含めて、感じるところがあったのか、とにかくストーリーも役者陣も、映像に音楽、映画のラストも全部ひっくるめて、最後まで観客を引き付けて離さないすごい映画でした。

 エンドロールが流れてきたときは、拍手喝采。

 そして、あそこはあーだった とか、あれはどーだった とか、もうみんな興奮冷めやらぬまま一斉に感想を述べあったり、意見交換したり。

 みなさん本当に楽しんで観ていたんだなぁ という事が、館内に満足が満ちているようで良く分かりました。

 

 ちょっと余談。

 そして、これはネタバレになるのかな、、、

 映画を見るよりもずっと前の事ですが、某プラモデルメーカーの新製品発表の中に「ゴジラ-1.0」仕様の震電があるのを見てしまいました。

 そ、それは震電が映画の中で飛ぶという事?

 楽しみ過ぎる。

 にしても、いったいどういう展開で震電が絡んでくるのだろう と思っていたのですが、それは映画が始まって直ぐに ははぁ~ん、そうなるのね となんとなく予想できました。

 震電、かっこいいね。

 

 

 映画館前の広場にはクリスマスの飾りつけ。

 

 

 これから年末までは一気に過ぎるんだろうな。

 

 

 というわけで、「ゴジラ-1.0」。

 アメリカでもこんなに大勢の人が観て感動した映画です。

 もしまだ上映しているのなら、観に行かれてはいかが?

 怪獣特撮映画 というジャンルには収まってない映画だと思います。

 

 ちなみに。

 私は映画を見た日、寝る前に日本の母に とても良かったからまだ上映していたら観てきたらいいよ とLineを送りました。

 朝起きて携帯電話を見たら、その母から 観てきました、面白かったです! と返信が入ってました。

 フットワーク軽いな(笑

 

 いや~、ほんとによかった。

 

 

 

 

映画見たら欲しくなりますよ~~