こんばんは。
日本で公開が発表になった時から、アメリカでも上映してくれないかなぁ と思っていた映画「Blue Giant」。
少し前にアメリカでの劇場公開の日程が発表になり、ついに今日(10/8)観てきました!
はぁ、、、
よかった、、、
とてもよかった。
自分は漫画、小説、アニメ、映画、なんでも音楽が絡むと評価が甘くなります。
それを差っ引いたとしても、とても良い映画だったと思います。
いや、それは控えめに言い過ぎか。
劇中、震えるほど熱くなる、感動する場面が何度もありました。
実は開始最初のシーンが既に刺激的で、涙腺が緩くなるのを感じ、これはちょっとマズいかもしれない、、、となり、後半はもうボロボロでした。
正直、一本の映画としてまとめないといけない、時間的な制限があるので、ストーリーとしては余りにも出来過ぎな夢物語の様に感じられる部分もあるかもしれないです。
でも、要所要所に入ってくる音楽(演奏シーン)が良いんです。
その演奏の演出、盛り上げ方が上手いので、そのたびに温度が上がり、テンションも上がり、ベタな展開を素直に受け入れられるました。
まぁ、自分は元々ベタな展開は好物なのですけど。
あ、始まってすぐに感じたのですが、この映画、音が良かったです。
映画によっては、自宅のシステムで観た方が(聴いた方が)音が良いな と感じることは良くあるのですが、さすが音楽が主になる映画、そこはとても熱かったです、満足。
時々書いていますが、私、趣味は修行なのです。
でも修行って、人に見せるものでは無く、修行の成果の陰に隠すものですよね。
ですから、周りの人は目に見える成果が私の趣味だと思っているのだと思うのです。
だけど実際は、自分が設定した目標に到達する為にする修行って、それを積み重ねた分、確実に目標に近づいていくでしょう?
最終的にどれくらいの修行が必要なのか、到達するまではわからないのですが、たとえ一時間でも、一分でも修行すればその分は上に行けるのです。
そんな楽しいことはないですよね。
この映画はある意味それを極めた人の話になるのかな。
だから、私の琴線に触れる事がいくつも出てくるのかもしれないです。
ジャンルは違っても世界中で誰もが、人から見てどうこうではない、高みを目指して、誰にも分らない、知られることのない修行をしているのです。
たとえ映画の中でも、そういう人を観ると、自分ももっと行ける と刺激を受けます。
自分はそんなに心が強くないので、どうしても怠けてしまうことがあります。
こういう刺激を受けることはとても大事。
モチベーションは生きる力の根源ですから。
Jazzって、なんだかよく分からない とか。
聴いたことがない とかいう人にも是非観ていただきたいです。
この映画がきっかけで、あれ?Jazzっていいかも ってなって、Jazzを聴き始めるひとが増えるかもしれません。
ただ一つだけ。
余分なことですが。
ネタバレになるので内容は書きませんが、劇中に自分にはどうしても厳しい場面、画が出てきます。
自分は過去に2度経験したことがある事なのですが、思い出しすのも本当に辛く、今書いていてもみぞおち辺りがキューってなるくらい。
映画を観ていた時は、ちょっと気分が悪くなって、軽いパニックを起こすんじゃないか と怖くなったほど。(こちらでコミックを揃えるのがなかなか難しく、最初の方しか読んでなかったのです)
本当に、そこだけは観ていて 勘弁してくれ という気分になりました。
程度の差はあれ、そういう風に感じる人は一定数居ると思います。
内容を書いていないので、気持ちの準備をすることはできないでしょうけど。
でも自分もそれを乗り越えて今があるので、彼もきっと大丈夫。
もう2度と経験したくないですけどね。
修行の糧にするもよし。
モチベーションを上げるのもよし。
やっぱり音楽っていいな!って感じるもよし。
楽しみどころは沢山あります。
もしかしたら日本では映画館で観ることはもう難しいかもしれないですけど、是非観てみてほしいです。
その時は、その環境の中で目いっぱいの音量で観るのがおススメです。