こんばんは。
趣味で蜻蛉玉を焼いています。
ずっと独学で練習していたのですが、現在は 竹内硝子製作所主催の とんぼ玉通信教室「Taku-Ton」で学んでいます。
初級クラスから始まって地道に続けて、現在は中級編を受講しています。
3ヶ月毎に自分のとんぼ玉を添削していただけるのですが、9月が添削月でしたので、今回も提出した作品を紹介させてください。
とは言ったものの。
今回は、提出した玉は二つだけでした。
先日の一大イベント、会社の引っ越しに向けて数か月前から色々と段取りしたり、考えることも多く、時間が無いプラス頭が一杯で趣味のモノづくりに集中できませんでした。
添削して頂くために提出する玉なので、どんな状況でもその時自分に出来ることはちゃんと落とし込みたいので、数を沢山作るよりは少なくてもしっかり練習して納得できるものを上げた方が良いと思い提出しました。
まず、最初の玉。
イスラム玉。
なんだかいつも紹介する玉と雰囲気がだいぶ違いますよね。
イスラム王朝跡から出土したとんぼ玉からの由来でこう呼ばれる という解説がテキストにありました。(テキストにはもっと丁寧な解説がついています)
しかし、なんだか私が焼いた玉はちょっと暗すぎておどろおどろしい雰囲気になってしまいました。
この柄は、玉の周りに渦の中心が3つあって、3面とも微妙に柄の巻き方が変えてあります。
穴の際までウネウネと柄が入っています。
私的にはウルトラQ玉と言った方がしっくりきます。
もっと色んな配色で焼いてみたら面白いかもしれませんね。
次の玉は。
戦国玉。
この玉は、パッと見て分かるように、点打ち強化月間の様な玉でした。
とにかく点を打って打って柄を作っていきます。
焼き始める前に、これは時間がかかりそうだ と予想できたので、しっかり時間を取って焼き始めました。(一度始めると最後まで終わらせないと席を立つことも難しいのです)
しかし、思ったよりもまだ時間がかかり、2時間弱程バーナーの前でひたすら点打ちでした。
一つでも位置がずれたり、大きさを失敗すると修正は無理なので、最後まで集中力を切らさないように焼き続けないといけないので、これは結構疲れました。
この玉は 素晴らしい出来です とお師匠様に褒めていただきました。
お手本の玉は、先に出てきたイスラム玉の様に(それ以上に)縦長の外形をしていたのですが、なんとなく寸を詰めて丸い玉の方が可愛いかな と思い写真の様な玉にしました。
そしたら、寸を詰めた分、余白の部分も少なくなるので、より点打ちがズレないように難易度が高くなってる とのこと。
なんと、そんなことは全く考えず、ただ 可愛いんじゃないか と思って変更したのですが、自分で難易度を上げていたようです。
もちろん、完璧にバランスが取れているわけではありませんが、それでも苦手だった正確な点打ちが少し上達したように思えて、とても気に入った玉になりました。
ちなみに、この玉に打った点の数は112個だと思います。
数え間違ってなければ、、、、。
以上、今回は二つだけですが、焼いた本人からすると、かなり濃厚な内容でした。
次回の添削にはもう少し作品数を増やして、、、と思っていますが、次の課題は私にとって か な り 特別な柄なので、じっくり時間をかけたいと思っています。
果たしてどうなる事やら。
私が学んでいるとんぼ玉通信教室は、安曇野に工房がある竹内硝子製作所が主催する Taku-Tonです。
とんぼ玉に興味があっても、自宅の近くにガラス工房があることの方が少ないと思います。
そんな方でも、Taku-Tonならテキスト教材とDVDを見ながら、最初は道具の使い方から始まって、本当に基礎の基礎から一人で学んでいくことができます。
進め具合も自分で調整できるので、時間が無くて製作が進まないのに教材が勝手に送られてきて溜まってしまう という事もありません。
何より、添削の説明が本当に丁寧で、なるほどっ!!という事を沢山教えていただけます。
ガラス細工、興味あるけど どうやって始めたらいいのやら、、、という方、一度連絡をしてみてはいかがでしょうか?
炎を前に一点集中するのは、とても心地いいですよ。
通信教室Taku-Tonでの9月分添削でした。