こんばんは。
趣味で蜻蛉玉を焼いています。
ずっと独学で練習していたのですが、現在は 竹内硝子製作所主催の とんぼ玉通信教室「Taku-Ton」で学んでいます。
初級クラスから始まって地道に続けて、現在は中級編を受講しています。
3ヶ月毎に自分のトンボ玉を添削していただけるのですが、3月が添削月でした。
って、もう前回の添削から3ヶ月経ったんですね。
速すぎでしょう。
前回はせっかく添削していただけるのに、色々あって一つしか提出出来ませんでした。
今回はそんな事はありません、ちょっと頑張った。
では、一つずつ見てみてください。
まず最初は、丁度良いタイミングでした。
桜の玉
クルッと回して違う角度から。
過去にも桜の玉を焼いたことがあります。
その時には背景も赤系というか、キラキラピンク系だったと思います。
今回は青系の地玉に枝の柄も入ってます。
私は桜は青空との相性はとても良いと思うので、この玉の配色はイメージする桜にピッタリです。
三つ編みレースの玉
ちょっと柄が見えにくいかもしれないです。
3色の螺旋の中に細いDNAみたいな螺旋も入ってます。
螺旋柄の間に隙間が空きすぎてしまいました。
本当はもうちょっと詰めたかったのですが、、、、
とは言え、なかなか涼しげな玉に上がりました。
次。
私の玉(笑
オレンジの玉
オレンジの玉といいながら、皮の色がオレンジ色に上がらなかったので、レモンの様に見えます。
いや~、この玉は難しかったです。
房と白い部分と皮の厚みのバランスが上手く行きませんでした。
もうちょっと白い所は白く上がってくれたほうが良かったのですが、これは添削でガラスの色を間違えているのでは とコメントを頂きました。
もう一度挑戦して、ちゃんとオレンジに見えるように頑張ろう。
中空の玉
これも写真だとわかりにくいですが、中空に形成してあるんです。
普通の蜻蛉玉は無垢のガラス玉なのですが、これは中心部分は空洞になっています。
角度を変えて。
わかりますかねぇ。
この玉も難しかったです。
今までやったこともない作り方なので、最初は 一体どういう事が起こるのかを試すために試しに焼いてみて、ガラスの動き方を先ず確認してから改めて玉を焼いてみました。
中空の玉、なにか変わった使い道が無いか考え中です。
次の玉は今まで焼いた玉の中で、多分一番時間がかかった玉です。
これは、本当に大変でした。
もう焼く前から相当時間がかかるだろうな と予想できたので、ある程度まとまった時間が取れるタイミングを見計らって、ちょっと気合を入れて臨みました
というか、中級編に入ってから、当然といえば当然なのですが、いきなりグンッと難易度が上がりました。
毎回課題に取り掛かる前は こんなん出来るんかいな と他人事のように思いながら予習するのですが、本当に教材がちゃんと考えられているので、過去にやった基礎の延長になっていて、時間はかかるけれどもなんとか玉になります。(もちろん、出来の方はまだまだこれから煮詰めていかないといけませんが。)
この玉、上の写真だと見えないのですが、派手に失敗したところがあって、、、
本当なら下の写真の様に、口の部分も奥まで柄が伸びて入っていくのですが、
反対側の口のところは、柄が最後まで伸びてくれなくて、下地の白がでてしまいました。
(ちょっと伸びたらんかった~~~)
残念!
かなり長時間の作業だったので、直ぐに焼き直す気力が出ず、今後もこういう全身柄だらけの玉は出てくるでしょうから、そのときに意識して直すことにします。
最後は。
ゴシック柄の玉。
これは、コテが汚れていたのか、少し前に焼いた玉に使ったキラキラパウダーが付いてしまったのか、青グレーのところに汚れが着いてしまいました。
あとは、青と白の境目、色が滲んでしまいました。
これは、玉の外形を整えるのに時間がかかりすぎてガラスが溶けすぎた事が原因かと思われます。
いつも、柄が多少うまく出来なくても、玉の形はできるだけ綺麗に ということを心がけているので、どうしてもガラスを熱しすぎる傾向にあるように思っています。
もっと手際よく短時間で外形を整えられるようになれば、ビシッと色も上がると思うのですが、なかなか、、、
添削していただいたコメントには、色々と具体的な対策が書かれていたので、それを意識して焼き進めます。
今回提出した玉は以上です。
いやー、改めて見ても大変な玉ばっかりです。
でも、それだけに焼き上がった玉を見ると、自分でも過去の作品と比べて上達していることが感じられるので、達成感はとてもあります。
全体の仕上がりの違いというより、もっと細かい所ですが、例えば最後のゴシックの玉は、柄を作るのに青い地玉に白いガラスで小さい点を入れるのですが、その点の大きさが昔だとみんなバラバラなので、柄も大きさが全く揃っていませんでした。
今回は、最終的に色が滲んだり、柄の外形が流れ気味になったりしてしまいましたが、最初の点を打つ作業は今までで一番大きさを揃えられたかな と思います。
そんな感じで、少しずつガラスのコントロールが出来るようにはなってきてる気がします。
教材と、それに付属しているDVDを何度も見ることが出来るので、自主トレーニングをするときに本当に助かります。
そう考えると、通信教室で学んでいますが、実際に教室に通えなくても、通信教室のメリットも多々あると思います。
私が学んでいる通信教室は、安曇野にある竹内硝子製作所が主催しています。
ちょっと上のページを覗いてみてください。
ホームページにはお師匠様のコアガラス作品の写真がドォ~んと掲載されていますが、もう意味がわからんです。
ガラスにペイントしてあるわけではないのですよ、これ。
すべて、色ガラスを焼いて作られています。
ほんとに、神の手を持ってらっしゃる。
いつか実物をこの目で見たいです。
通信教室 Taku-Tonの案内はこちら。
4月末までに申し込めば初回の教材費が割引になるキャンペーン中です。
どうでしょう。
ガラスを焼くのはとても楽しいですよ。
一緒に頑張りません?