模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

Taku-Tonとんぼ玉 通信教室 (2022-3月分添削)

 こんばんは。

 

 趣味で蜻蛉玉を焼いています。

 

ずっと独学で練習していたのですが、現在は 竹内硝子製作所主催の とんぼ玉通信教室で学んでいます。

mata1.hatenablog.com

 

 3ヶ月毎に作品の添削をしていただけるのですが、3月は作品提出の月だったので、実際にトンボ玉を郵送することが難しい私は、いつものように写真を提出して添削していただきました。

 

 前回の添削からの3ヶ月間、今回は頑張りました。(いや、いつもサボっているという訳では無いのですが)

 技法もどんどん複雑に成り、難易度も上がって来ているので、一つの玉をある程度まともに焼けるまでには何度も失敗することもあります。

 その中で、今回の修行中に自分の中で おっ! とちょっとした何かを掴んだ感覚がありました。

 コツを掴んだ というと違うか、、、

 ちょっと慣れた という方が近いのかもしれません。

 といっても、周りから見たら違いは分からない程のことだと思いますが、、、。

 かなり集中して焼いていたので、今回はいつもより多くの玉を提出できました。

 順番に紹介させてください。

 

 金箔を使った、斜めみかん玉

 以前にミカン玉という課題がありました。

 その時はほんとにミカンのように溝が縦に並ぶように形作っていたのですが、今回はそれのVer.違いというか、溝にひねりが加わっています。

 例えていうなら、ハリケーン・ボルトからスパイラル・タイフーンに進化した様な感じでしょうか。

 

 こちらは、フリットと呼ばれる細かく砕いたガラスの粉末を使って色が複雑に混ざりあった玉。

 フリットは市販されていますが、課題では自分でフリットを作る所から入るので、好きな色をブレンドしたフリットも自由に作れるようになります。

 何より、余ったガラス等、使い道のないガラスをフリットにしてしまえるので、とても経済的です。

 

 ちょっと変わった雰囲気の凹み玉。

 柄を見ると凹んでいるようですが、その上から透き掛けしてあるので、表面は均一な面になっています。

 先生のお手本は、もっとフワッとなだらかに窪んだように成っていたのですが、私のは本当に穴を穿たれたようになってしまいました。

 

 葉っぱの玉。

 

 これは葉っぱの先をもうちょっと尖らせることが出来れば、もっとキリッとした仕上がりになったと思います。

 わかっていても、なかなか思い通りには行かないんですよねぇ。

 

 

 レース玉 

 今まで学んできた色んな種類のレースの総集編みたいな玉です。

 

 小桜紋の玉

 これはとても和柄な玉ですね。

 透き掛けを使ってレイヤーを重ねる玉はとても涼しげで、凝ったように見えて見栄えも良いのですが、こういった不透明の地玉に不透明な色でカチッとした文様を入れた玉も、江戸時代から受け継がれる伝統を感じられてとても好きです。

 ただ、レイヤーを使えない分、この一層で決まってしまうので、デザインのセンスが問われる玉になるように思います。

 そこがものすごく難しいです。

 

 水中花玉。

 この課題が出てきた時、ついに来たか! と自分の中で気が引き締まる感じがしました。

 とんぼ玉に花を入れる方法は、点打ちで作る水中花や、先の小桜のように花を記号化したパーツを入れたりする方法がありますが、玉に埋め込む過程でパーツの花を咲かせる水中花は私にはとても難しく、この技法が出来るようになる というのが一つの目標だったのです。

 加減がわからず(というかいつも)パーツが小さくなりがちで、写真では立体感が今ひとつわかりにくいですが、やっとこの玉を形にできる所まで来た と、とても達成感を味わえた玉でした。

 煤(白いモヤのような曇り)が入っちゃったのが惜しかったです。

 

 点打ち透き掛け

 この玉は幾重にもレイヤーを重ねて作っていくうちに、思っていたよりもドンドン玉が大きくなっていってしまい、冷やす過程で割れてしまうんじゃないか とヒヤヒヤしました。

 最初の集合写真で見ていただけば、他よりも大きい事が分かると思います。(同じ理由で凹み玉もデッカイです)

 

 点打ち水中花

 点打ちの水中花は以前から何度か当ブログに登場してきていますが、花びらの大きさを揃えるのがとても難しいです。

 まだまだ修行が足りませんが、昔と比べたらちょっと(ほんのちょっとだけ)は花っぽくなってきたかな?

 こういうシンプルな技法こそ、反復練習あるのみですね。

 

 6枚花弁の花

 これもパーツの花を埋め込む玉ですが、工程が複雑で、何日かに分けてパーツを造り、それから玉にする という様に、かなり時間がかかる玉でした。

 

 桜の玉

 一昨年は藤、昨年は紫陽花の玉を作ってみたのですが、今年は桜の花を入れた玉を焼いてみたいな と思っていたら、なんと課題に桜の玉が入っていました。

 というわけで、ちゃっかり自分で立てた課題はこれに便乗して作ったことにしてしまいました。

 自分でデザインを考えた桜の玉も焼いてみたいですね。

 来年の春かな?

 

 最後は、窯変玉。

 これは、ちょっと特殊な方法でガラスの色を変化させて柄を作る という玉ですが、なかなか思うように色が揚がらず何度も失敗しています。

 写真の玉も、まだまだ色が出ていないのですが、現時点で一番それっぽいものを提出しました。

 この課題はちょっと置いといて、いつかまた挑戦したいです。

 

 現在、私は初級コースを受講していますが、今回提出した分で初級は残り僅かになりました。

 基本的に初級コースは順調に進められれば2年程で修了するくらいのボリュームに成っていると思います。(たしか)

 全く経験のない人からすると、技法一つ取ってもどうやって居るのか想像もつかないでしょうし、ものすごく大変な事をしてると思うかも知れません。

 ところが、最初は本当にものすごく簡単な所から始まり、でもその簡単な事を色々とやっているうちに、玉を形作る基本がいつの間にか身に付く様に教材が進んでいくようになっています。

 私は独学で長い時間を費やしていましたが、ちゃんとした師匠に教えてもらうと、こんなに効率よく進むものなのか と本当に何度も思いました。

 

 もしもトンボ玉、やってみたいけど近くに教室もないし、独学で練習するのは大変そう と思ってる方がいらっしゃったら、Taku-Tonは本当にオススメです。

 丁度、春のキャンペーン中だそうで、5月31日までに入会すると割引サービスがあるそうです。

 説明の動画も観られますので、興味のある方はサイトを観てみてください。

www.tk-glass.net

 

 Taku-Tonとんぼ玉通信教室 3月添削分の玉達でした。

 まだまだ修行中の私の焼いた玉達を最後まで観てくださって、ありがとうございました。

 

 さて、今回の添削、通常の課題以外に一つちょっと面白いものを作って提出していました。

 そちらは番外編として近々アップする予定です。

 とんぼ玉を焼く技法の応用で、こんなのも作れるのか、と思っていただけるかも。

 ガラス細工に興味のある方、いつもとはちょっと違ったモノが登場します。

 お楽しみに♪