こんばんは。
趣味で蜻蛉玉を焼いています。
ずっと独学で練習していたのですが、現在は 竹内硝子製作所主催の とんぼ玉通信教室で学んでいます。
12月はTaku-Tonとんぼ玉通信教室の添削受付月だったので、月末に幾つか作品の写真を提出しました。*1
今回は何時もよりも作品数が伸びず、ちょっと少ないですけど提出した玉を観てください。
最初は渦巻き模様の玉。
渦巻の下(奥)には細い筋のウネウネした模様が入っているのですが、白がはっきり出なくて、かなり見えにくいです。
下地に色の濃いガラスを使ったから見えにくいのか?と思い、同じ技法を使って別の色の下地で焼いてみました。
が。
奥にあるウネウネは見やすくなったものの、今度は表面にある渦巻が見えにくい、、、。
これなら主役の渦巻がよく見えるほうが主題がはっきりしてよかったです。
この問題、昔から白い柄を入れようとすると時々起こっていた事なのですが、今回の添削でこの事象について質問をしてみたところ、解決にむけての大きなヒントを頂きました。
次回、同じ系統の柄を入れる時には忘れずに試してみないと。
次は、紙風船の玉。
これは予め紙風船のパーツを作っておいて、それを地玉に埋め込んで作ります。
どうも発色が薄くなりがちなので、もうちょっとパキッと色が出るように出来たらいいですね。
溶かしている時間が長すぎたりすると、色がボケたりすることもあるのかな。
今度質問してみよう。
次はダイヤ柄の玉。
これは先の紙風船とは違い、地玉にいきなり柄を入れていくタイプの玉です。
パーツを入れる玉、直接柄を入れていく玉、どちらが難しいかというと、どちらも難しいのですが、私にとって一番難易度が高いのは、このダイヤ柄の様に均等に柄を直接入れていく玉です。(全く均等に入ってないですが、、、)
柄の数だけ、場所も正確に、量も同じに溶かしたガラスを置かないといけないので、常に正確な指使いが必要になります。
私の玉は、柄も歪で均等には程遠いのですが、達人が焼いたこの手の玉は本当に綺麗です。
これは、ただひたすら練習あるのみ。
製作者の地力が出る柄ですね。
最後はグラデーションレース玉。
グラデーション系の玉は過去に何度か焼いていますが、いつも途中で色が変わってるような、変わってないような、、、という中途半端なグラデーションだったので、以前の添削時に質問をしてみたのです。
その時に頂いたアドバイスを意識して焼いてみたら、今回は自分としては綺麗にグラデーションした玉が焼けたと思います。
昨年は一年を通してずっと忙しく、更に後半は忙しさも増していたので、すこしペースが落ちてしまいましたが、地道に練習を続けています。
周りから見たら余り上達していないように見えるかもしれませんが、細かい所で今までは出来なかったことが出来るようになっていたり、目立たない所の仕上げが綺麗になっていたり、むちゃくちゃ地味ですが変化はあると思います。
今年は課題プラス、自分のデザインの玉を焼いたり、自分が焼いた玉を使える状態に仕上げた作品も増やしていくつもりです。
また仕上がったらアップしますので、見てやってください。
Taku-Tonとんぼ玉通信教室について、詳しくはこちらを御覧ください。
*1:本来ならトンボ玉を実際に郵送して添削していただくのですが、私は郵送するのが難しいため写真で添削をしていただいています。