こんばんは。
久しぶりにレコード・スワップミートに行ってきました。
前回行ったのはいつだったのだろう と思い記録を見てみたら、なんと1年前でした。
半年くらい行ってないかなぁ と思っていたのでビックリです。
時が過ぎるの、速すぎるだろう。
いつもEarly Bird*1で会場入りしているので、この日も7時頃に現地入りしました。
うーん、まさか1年も経っていたとは。
前回来た時は感染症騒ぎが収まってレコードスワップが再開された時でした。
そしたら封鎖前と比べてレコードの相場が上がっていて驚いたのでした。
ほんとにロックダウンがあった後、いろんなものの値段が上がりましたね。
値段が上がるのは仕方ないとして、それよりもレコードのクオリティが下がった というか、コンディションの(とても)悪いレコードが増えていたので、それ以来ちょっと足が遠のいていました。
ま、昨年は色々と環境に変化があって忙しかったというのもあるのですけどね。
以前は7時に来てもまだブースが全然出揃ってない状態が多かったのですが、今回は割りと最初から出店状況はいい感じ。
レコード以外にオーディオ機器やポスターなんかも売ってます。
そういえば、携帯電話が普及したことによって、こういう場所でもカード決済が普通に出来るようになりましたね。
でも私は基本的にフリマーケット等は何時もニコニコ現金払いです。
フリーマーケットと比べると、写真を撮って面白いものはそんなに無いんです。
おわり(笑。
久しぶりに来たら楽しかったです。
やっぱりこういう宝探し的なマーケットは場の雰囲気も、いろいろなモノを見て回るのもワクワクしていいですね。
さて、帰ろうと駐車場に向かうのですが、他にも楽しみにしていた というか、気になっていたものがあります。
前回来た時に見つけた、アスファルトの隙間に生えてきていたヤシ?の木。
枯れて無いか、刈り取られていないか、心配していたのですけど、まだ元気に残ってました!
ちなみに、1年前の状態はこんなでした。
うーん、大きくなっていることは大きくなってますけど、1年でこれだけしか生長しないんですね。
その辺に生えてる大きなヤシの木、どれくらいの年月をかけてあんなになったのか、気が遠くなりそうです。
今回購入したレコードは4枚でした。
Paul Desmondのレコード。
初めて見るジャケットでコンディションも良かったので購入したのですが、これは "First place again" Playboyの再プレス盤でした。
Astrud Gilbertoのこのレコード、ずっと欲しくて探していたのです。
オリジナル版でコンディションも極上。
音楽が聴きたいけど、元気が出るようなのを聴く気分じゃないんだよなぁ、、という時にピッタリな、ちょっと気怠いボーカルがとても良いです。
このレコードが手に入ったのは嬉しい。
おすすめタイトルです。
Bill Evans のtrio'65
これはちょっと変わった入手になりました。
会場でレコードを物色していたら、背後から「ジャズのレコードを探しているのですか?」と日本語で話しかけられたのです。
驚いて反射的に「はい」と返答したら、日本人の方で、昔から集めているレコードを数を減らすために車に積んで持ってきているので、もしよかったら見てみないか?ということでした。
では帰る前に見せてください となって、帰る前に合流して駐車場で見せてもらった中に、このレコードがありました。
既に持っているレコードだったのですが、自分が持っているのはClubEditionでした。
見せていただいた中にあったのは、オリジナル盤でコンディションも極上だったので購入しました。
駐車場での取り引きは初めてです。
一度に100枚くらいずつ持ってきてる とのことだったので、また機会があれば見せていただこう。
最後はDiane Schuur & The Count Basie Orchestra。
CDを持っていたのですが、盤の状態がとても良かったので購入。
このアルバムはなかなか凄いアルバムです。
Diane Schuurはこのアルバムで、グラミーのベストジャズ・ボーカルを受賞しています。
でもって、ビルボードで33週連続1位をキープしました。
このレコードのジャケット、普通のジャケットにはあまり見られない特徴があります。
左上に、点字が刻印されているのです。
ボーカルのDiane Schuurは生まれつき全盲です。
私は点字は読めないのですが、アルバムタイトル等が刻まれているのでしょうか。
CDののジャケットには入って無かったと思います。(自分が気付いていないだけという可能性も?)
「I just found out about love」という曲の、軽快なカウント・ベイシー オーケストラのブリッジパートが大好きで、毎回ゾワゾワします。
正に陽というか、日の当たる様な音楽。
これもおすすめタイトルです。
というわけで、レコードスワップミート。
なんだかんだで久しぶりに楽しんできました。
*1:この手のスワップミートやフリーマーケットでは、早朝料金と通常料金に分かれていることが多く、Early Birdは少し追加料金を払って、通常よりも早い時間に入場する事が出来るシステムです。早く入ることが出来るので、その分珍しいアイテムを手に入れられる可能性が高くなります。私にはどちらかというと早く行って早く帰ってくるほうが、その後の一日を有効に使えるといいうメリットのほうが大きいかな。