模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

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Taku-Tonとんぼ玉 通信教室 中級編(2022-9月分添削)

 こんばんは。

 

 趣味で蜻蛉玉を焼いています。

 ずっと独学で練習していたのですが、現在は 竹内硝子製作所主催の とんぼ玉通信教室「Taku-Ton」で学んでいます。 

 初級クラスから始まって、地道に受講を続けて来ていますが、前回の投稿記事から中級編に入りました。

mata1.hatenablog.com

 

 やはり中級編に入ると文様もパーツ制作もレベルが高くなり、ついていくのも必死のパッチです。

 ついていく と言っても、進むペースは自分で決めれば良いので、置いていかれるということも無いのですが、、、

 

 ということで、先月末が添削作品の提出締め切りでしたので、今回提出した蜻蛉玉達です。

 

 では、一つずつ見てやってください。

 

 1つ目は

 グラデーションの被せの太引き玉

 これ、お手本の玉は本当に綺麗だったのですが、私のはストライプがウニウニしてしまいました。

 ストライプの色も、本当はもっと緩やかに黄色→青→ピンクとグラデーションしていく予定だったのですが、急に色が変わってしまったので、しっかり色分けされた様になってしまいました。

 しかし、この玉の本当に難しかったところは、ストライプではないのです。

 写真の玉の青いストライプとストライプの間に、丸い気泡が入っているのですが、本当は全てのストライプの間に一周、同じ位置、同じ大きさで気泡を入れなければいけなかったのです。

 お手本の玉には完璧に、しかも私のように丸い気泡ではなく、楕円の気泡が均等に同じ大きさでキレイに並んでいました。

 今まで出てきた全課題のなかで、この玉の気泡をコントロールして均等に並べる というのが一番難しそうに思います。

 正直なところ、これを見た時は えげつないな としか思えませんでした。

 うーん、師匠は神の手をお持ちですから、しれーっと何事もなくやってのけるのでしょうけど、、、

 いつかできるようになるのかなぁ。

 

 

 捻り模様

 

 この玉の文様は引っかきの応用で、今回の提出作品の中では一番まともに出来たと思います。

 引っかき、楽しい♪

 

 

 

 

 リバーシブルレースの玉

 これは、、、本当は螺旋模様の表と裏で色が変わっている筈なのですが、色を止める事がうまく出来なくて透けてしまい、意図した通りに出来ませんでした。

 

 

 裸眼では見えなかったのですが、写真を拡大してみると螺旋模様も所々歪んでしまってますね。

 形を整える時に力を加え過ぎたのでしょう。

 レース玉を焼くのは楽しく、ときどき綺麗に仕上がることもあるのですが、もう少し仕上がりが安定して来ると良いのですが、、、

 練習あるのみ。



 算木崩し玉

 算木ってなに?

 というのがこの課題が出てきた時に最初に思ったことでした(笑

 誰もが知る言葉なのかな。

 読み方は「さんぎ」

 中国から伝わった計算の道具なんでっすって。(って、みんな知ってるのかな?)

 簡単な計算はそろばんを使い、難しい計算は算木を使うそうです。

 

 私は 菱餅食べたい と思いながら焼いてました。

 

 

 

 刻みの花の玉

 この玉も最初のストライプと同じように、最初に白く細いラインを入れる事から始めるのですが、こちらも太さが歪だったり、ウニウニしたりしています。

 この問題については提出した時に、こちらから質問をしました。

 それについての明確なお答えを頂いたのですが、重要なのは火加減とライン(細引き)の溶かし具合。

 実は、ガラスを焼くバーナーを新調しました。

 ん?中古で買ったので、新調とは言わないのかな。

 とにかく、バーナーを新たに追加しました。

 今まで使っていたバーナーは、拡散炎バーナーと呼ばれるもので、直径の大きめの炎をブォォォォ~っと出して、広い範囲を熱するのに適したバーナーでした。

 対して新しく導入したのは集中炎バーナーで、細めで勢いのある炎をシュゴォォォォォー!と出して、ピンポイントで集中して熱するバーナーです。

 使ってみると、勝手が全く違って炎の加減、調整がまだしっかりと掴めていません。

 バーナーを新しく追加したこと、まだ感覚が上手くつかめない事も添削の時に一緒にお知らせしたところ、なんと、各作業での集中炎バーナーの炎の調整具合がわかるように横に物差しを置いて何枚も写真を撮って送ってくださいました。

 通信教室ということで、テキストや動画を作って、それを送って添削しておしまい というのではなく、その場で実際に手習いするのとは違うかもしれませんが、それに近い感覚で、本当に丁寧に指導してくださるなぁ というのを今回もまた思いました。(ちょっと感動しました)

 

 

 中級編に入って2回目の添削に提出したのは以上です。

 いや、ほんとにパーツを作る工程も複雑になってきて、一つの玉を焼き上げるのにかかる日数も増えてきて、作品数は減っていますが内容は濃くなってきてます。

 

 私はいつも仕事から帰って、色々と家の用事を片付けてからバーナーに火をつけますが、炎を目の前にしてガラスを溶かして細かい作業を集中してするのは、一日の最後にちょっとした緊迫感を味わえるストレス解消の時間です。(緊迫感=ストレスなんじゃないのか! という声が聞こえてきそうな気もしますが、、、)

 とんぼ玉、楽しいですよ♪

 

 ちょっとやってみたいな と思われた方は是非 竹内硝子製作所のWebをチェックしてみてください。

www.tk-glass.net

 一緒に楽しみませんか?