こんばんは。
前回、日本文化を広めるイベントのお話だったので、その雰囲気のまま蜻蛉玉の話題にしましょう。
趣味で蜻蛉玉を焼いています。
ずっと独学で練習していたのですが、現在は 竹内硝子製作所主催の とんぼ玉通信教室「Taku-Ton」で学んでいます。
6月は課題の添削をして頂く月だったので、提出した玉をチラッと見て頂きたいのですが、、、
今回の添削で初級編が修了しました!
終わってみれば、長かったような短かったような。
時間の感覚はそんな感じですが、はっきりと言えることは 濃かった~。
自分一人で自己流で自分のペースで、焼きたいように焼くのではなく、次から次に新しい技法を使って(しかもドンドン難しくなっていく、、、)、添削に提出するという時間的な区切りもあっての修行は、自然に かなり真面目に とんぼ玉を焼く 事に向き合う姿勢になり、とても良い経験でした。
やっと初級編が終わったところなので、まだまだ技術的には未熟で、作品も むむぅ~~ という出来のものも多いですが、始めた時と比べたら自分でもはっきりわかるくらい上達したと思います。
ということで、初級編の最後の提出玉、3つだけですが、初級編とはいえ、さすがの最終課題。
私にはかなり難易度が高い玉ばかりだったので、ちょっと見てやってください。
最初の玉は前回の添削に間に合わなかった「窯変玉」3種のうち最後の
窯変玉~レース
具体的な技法は説明出来ないのですが、前回の窯変玉の時と同じで、上手く炎で色を変える事が出来ず、なんだか良くわからない玉になってしまいました。
師匠のお手本の玉の写真を勝手に載せるわけには行かないのですが、ちゃんと狙い通りの反応が起きればとても綺麗な柄なのです。
いつかちゃんと窯変できるようになったら、改めて こんな風になる予定だったの! と報告させていただきます。
次は
市松モザイク
これも難しかった、、、。(むちゃくちゃ時間もかかった)
帯状に入っている市松模様、ほんとうなら全ての四角は出来るだけ同じ大きさに揃えたい所なのです。
まだまだガラスの温度管理が出来ていない為、外側に位置する四角がかなり巨大化してしまいました。(そもそも四角くないし、、、)
でも、なかなか かわいいでしょう?
最後は
8枚花びらの花
背景の色を白以外にすればよかったです。
白系の玉なので、分かり辛いですね。
オレンジさんの焼く玉にありがちなのですが、今回も花が小さいです。
何故にそうなるのか分からないのですが、いつも花等のパーツを作る時に、つい気がついた時には思っていたよりも小さく作ってしまってるのです。
何度か師匠から指導頂いているのですが、なかなか治りません。
せっかくの最後の課題なのに、、、
ちょっとトリミングした写真をば。
もうちょっと花は大きい方がどんな柄が入ってるのかはっきり分かって良かったですね。
この玉も地玉の時点で何層かレイヤーが重なっていて、その上に白い極細線が口から口までグルりと入って、その上に花のパーツを埋め込んであります。
何段階かに分けて焼いているので、玉になるまでに数日間かかってます。
涼しげで夏に合いそうなデザインの玉ですね。
さて、初級編が修了したということで、ここで受講を終了しても良いのですが、、、。
既に中級編をスタートさせて頂きました!
今回の添削に、すでに中級編の課題も提出したのですが、区切りということで そちらは次回にまわします。
もうね、初級編の最後の方でもヒィヒィ言いながら必死で喰らいついて行っていたのですが、中級編になったら一気に難易度が ゴンっと跳ね上がりました。
新たに取り掛かる課題を見るたびに え~、こんなん焼けるの?大丈夫? と思いながら取り掛かっております。
さて、どんな玉になっているのかは次回をお楽しみに♪