こんばんは。
刀のキャブレター交換を2度続けて投稿していましたが、 今日はちょっと気分を変えて他のプロジェクトを進めます。
前回は衣装の塗装が始まったランカ・リーの製作記の続きです。
衣装はメカやクリーチャーと左程変わらない感覚で塗装しました。
布地の種類によって質感を変えたり、多少は気を使い塗装していますが、特別新しい事はしませんでした。
今日の内容は、美少女フィギュアを制作する上で とても重要な「人肌」の塗装です。
実は、今までまともに人肌って塗ったことが無いのです。
プラスチックの部品なのに、それを塗装することによって硬さを感じさせないように、しかも皮膚の透け感というか、奥行きを出す。
そんな事出来るの?
モノは試し、やってみましょう。
以前「チェストバスター」を塗ったときと同じ要領で、下地を作って そこから色を重ねて奥行きと色を作っていきます。
というか、クリーチャーに限らず、メカも私は上から色を重ねて最終地点まで持って行く塗り方なので、いつも基本的に同じですね。
なんと、凡そ6年も前の事なのですね。
ほんのすこし前に完成させたような気がします。
エイリアンの時は材質の問題で一度下地処理にシルバーグレイを塗ってからの塗装でしたが、今回はプラスチックなので塗料の喰いつきは大丈夫かと思い、パーツの上にいきなり血管や皮膚の下のムラを塗ってしまいました。
このキットは塗装しなくても完成させることが出来るように、パーツごとにある程度色分けされているので、肌色部分もそれっぽい成型色になっています。
その成型色の上に、薄っすらと青や赤を入れました。(写真だと殆ど見えないですね。)
この上に塗料を重ねます。
使用するのは、いつも色々と参考にさせて頂いている id:kzyas さんがおススメされていたMr.Color Lascivusというフィギュアの肌塗装に特化した塗料です。
この塗料の隠蔽力がどれくらいなのかわからないのですが、おそらく低めだろうと読んで*1、血管等はむちゃくちゃ控えめにしました。
クリーチャー系と違って、血管くっきりになると目も当てられないと思い、、、
それが吉と出るか凶と出るか。
この塗料はベースカラーを塗装してから、クリアーレッドやオレンジを重ねて色を出していくタイプのようです。
下地を終えたパーツにベースカラーを塗装。
結構白っぽいというか、グレーっぽい?
これは青を下地に入れたからかな。(照明とホワイトバランスの関係もあるので、正しい色は出ていないかもです)
その上から03番のクリアーペールレッドと言う色を重ねてみます。
ふむ。
ちょっと血色が良くなりましたかね。
もうちょっと、陰影を意識して重ねてみます。
色々重ねていたら殆ど血管が見えなくなってしまいました。
隠蔽力が無いから大丈夫かと予想しましたが、少し薄すぎたようです。
皮膚を塗装する時、どこまで青系の色を乗せられるかと言うのが私にとってのチャレンジなので、この状態から青を追加したり、血色の良い部分には赤やオレンジを被せたり、衣装との境目には筆で濃い目のオレンジや茶色を足したりしました。
脚のパーツを仮付けしてチェック。
色々頑張って追加しましたが、認識できるほどには出ていないようです。
でも、薄っすらと奥になにかある様な感じがボンヤリと見えるような気がするかな?くらいには出来た?かな?
基本的に肌部分は塗装としてはこれで終了して、あとは最後に筆でアクセントを加えたり、トップコートで艶を整えたりします。
胴体、手脚は塗装終了ですが、あともう一つ、最重要課題が残っています。
次回の製作記は顔の塗装になります。
いつも撮るだけ撮って、編集が出来なくてほったらかしになっている動画。
ランカ・リー製作記は頑張って編集をしてみました。
頑張った割には全く上手くまとまらず、第一回はパーツを切り出して仮組してるところまで。
わからないことだらけで、勉強しながら編集した動画なので、編集の練習をしただけみたいな動画になってしまい、正直面白くないです。(自分で言う?)
第2回目はリューターを使ってパーツを加工編になる予定なので、そちらはなんとか観られる様がんばります。
追記
完成しました!
*1:Mr.colorのラッカーは隠蔽力に特化したもの以外は大体隠蔽力が弱めな気がします。