こんばんは。
裏庭で藤を育てています。
毎年、花が終わって剪定するときに切った枝を何本か挿し木にして少しずつ増やしています。
昨年も挿してみたのですが、冬を超えていつになっても枯れ枝のままでした。
もう見た感じはパッキパキで、下手に触ると折れるか崩れるかしそうです。
基本的に挿し木して越冬時はこういう状態になっているので、いつもなら慌てることもないのですが、、、
もう他の藤は花が咲き終わって少しチョリチョリになって来ています。
咲いていた時はこんな感じでした。
いくらなんでも他の藤がこんな状態なのに、未だに枯れ枝状態なのはおかしい。
挿し木は失敗だったかなぁ。
とはいえ、諦めの悪い私は今まで通り枯れ枝を植えた鉢に水をやり続けていました。
そしたら!
先の土曜日に見たら!!
根元付近から新芽出てきた~!
新芽が出た上は枯れているようですが、この辺りまではギリギリ生きていたようです。
焦らすのぅ。
昨年挿した藤、なんとか冬を越して生き延びたようです。
今年は2年目ですが、この調子では来年に花が咲くということは難しいかなぁ。
焦らずじっくり育てていきましょう。
しかし、個体差によってはこんなに新芽が出てくるまでに時間がかかる事もあるんですね。
挿し木した藤は葉が全部落ちてそのまま越冬する時、どう見ても枯れたように見えますが、その中ではジワジワとエネルギーを蓄えて新芽を出す準備をしていたのですね。
諦めずに世話をし続けて良かったです。
過去には枯れた(と思っていた)柑橘系の木を世話し続けたら、数年後に新芽を出して復活、実をつけるようにまでなったこともあります。
植物の生命力は凄いものですね。