こんばんは。
今回の人生で一度は生で聴きたい! と思うミュージシャンが何人か居ます。
その中の一人、Larry Carltonのライブに行ってきました!
ほんと、ずーーっと行きたかったんです。
Larry Carltonは私が今住んでいるエリア(SouthBay)出身なのに、全然LA近辺でライブをしてなかったのです。
カリフォルニアまで来たとしても、えらい北の方(サンフランシスコ等)とか、この辺に来たか と思ったらカタリナ島のホールだったり(高速艇を予約して島で一泊しないと行けない)とか、とにかく全く行く機会が無かったのです。
それが、やっと、南カリフォルニアまで来てくれそう、、、ん?でも微妙に遠い、、、
実は今年は色んな事が立て続けに起こり、時間的にも精神的にもライブに行く余裕が無く、一瞬 どうしようかな と思ったのです。
でも、ツアーのタイトルをみたら Farewell Tour とか気になるタイトルじゃないですか。
いつか聴きたい と思っていたミュージシャンの中でも、機会に恵まれる前にお亡くなりになってしまった方も出始めています。
縁起でもないですけど、やはり機会があるのなら行ける時に行っておかないと後悔するかも と思い直し、チケットを購入しました。(自分もいつまでライブに行けるのかわからないですしね)
というわけで行ってきました!
今回は車仲間のKさんと、彼の奥様の3人で突撃です。
会場は「The Coach House」というライブハウスで、私は初めてでしたけど かなり由緒正しい老舗ホールだそうです。
果たして現地に着くと、まるでライブハウスがあるような感じがしない、普通の商業モールの中に、ポツンと入り口がありました。
ナビゲーションは到着しました と知らせているのに、暫く気が付かなかったくらいです。
人もそんなに集まってないしね。
でも、なんだか旧そうな雰囲気は漂ってます。
ワクワクしながら入ってみると、、、
外から見た感じからは想像つかないほど広くてビックリ!
しかもめっちゃ人一杯いるし。
ここはミニマムオーダーが設定された店で、基本すべてテーブル席なのですが、そのテーブルというのが、どこぞのピアなんかに行くとよくある、半分外みたいなところで蟹を食べるレストラン(伝わらないかな)にあるような長テーブルがずらーっと並んでいて、そこにみんなキチキチで座って、飲んだり食べたりしてるのです。
もういい加減出来上がった人も沢山です。
いやー、変わった店だわ。
ステージ。
食事も出来るので、かなり早く来て宴会をしながら開演を待つ というのがココの流れなのかもしれないです。
初めての私達3人組は、もう出来上がった会場の雰囲気に圧倒されてました。
ドリンクを飲みながら開演を待っていると、会場が一段暗くなりアナウンスが入りました。
いよいよです。
もともと大騒ぎだった場内にオヤジどもの雄叫びが響きます(笑
そんななか、Larry Carltonがヒョコヒョコと登場です!!
もうね、凄かったですよ。
ゴツいマッチョでTattooとか入れまくってるような(イメージ)オヤジが、両腕突き上げて「ラリーー!!!ぅおおおおおーーー!!」とか吠えてるんですよ。
大群で。
当のLarry Carltonは御年74歳です。
しかも、痩身でいつもニコニコしてるイメージなので、ギターを持ってなかったら、街で見かける好々爺ですよ。(これは親しみを込めての表現です、念のため)
それがステージに立っただけで(まだなんにもしてないよ)これだけの人を熱狂させる、ほんとに凄いなぁ。
ライブは「minute by minute」で始まりました。(The Doobie Brothersの曲で有名ですね)
これがまた、力の抜け具合がたまらない。
何十年も第一線で演奏を続けてきた往年の凄腕ミュージシャンならでは。
まるで世間話をしてるよう。
さっきまで猛り狂っていた荒くれ者も(←そんなことはない)、みんな笑顔でゆったりとリズムに乗ってます。
ほんと、自然に揺れてくる。
凄いぞ Larry。
そして続いての2曲めは、ベース、ドラム+キーのイントロが流れた瞬間に「きたっ!!」
私の大好きな「Smiles and smiles to go」
最高か。
たぶん、見られたら恥ずかしいくらいニッコニコしながら頭揺らしてたと思います。
なんだ、この心地よさ。
いや、最高か。
曲が終わった時、Kさんの方を振り返って「やばぁ~~~~い♡♪」。
そうとう気持ち悪かったと思います、すみませんKさん。
ライブはまだ始まったばかりなのに、すっかり出来上がってしまったオレンジさん。
と同時に、始まったばかりなのに、すでに結構な文字数、しかももうこんな時間、、、
寝ないと。
次回に続きます。