こんばんは。
先日、友人からテキストが入りました。
「知り合いがレコードショップをオープンしたから、行ってあげて」
な、なんですとぉー!
行きます行きます!!
という訳で、行ってきました。
ショップの名前は「Boogie Maru Sounds」
LAダウンタウンから南に位置するTorrance市にあって、なんとオーナーは日本人です。
以前に紹介させていただいたPM Soundsというレコードショップ。
職場から近くだった事もあって、ちょくちょく顔を出してオーナーと音楽の話をするのがとても楽しみだったのですが、引っ越してしまったのです。
そんなに遠くに行ったわけでは無いのですが、このご時世でまだ行けていません。
どちらにしても今までのように頻繁に行ける場所では無くなってしまったので、濃い音楽の話が出来る場所が無くなって寂しいなぁ と思っていたところ、こういうショップが新しく開店して、とても嬉しく楽しみです。
まぁ、個人でレコード店をオープンするような人は、ほとんどの人がそうだと思うのですが、こちらのオーナーもずっとレコードが趣味で、とてつもないコレクションがあったようで、趣味がそのままビジネスになった という感じです。(なので滅茶苦茶詳しいです)
この日はまだ開店して間もないときで、店内もまだ整理をしてる最中にお邪魔してしまいました。
レコードだけでなく、ターンテーブルやアンプ、スピーカー等もビンテージものから、手を出しやすいUsed品まで幾つか揃えてありました。
レコードのジャンルは色々と扱ってらっしゃいますが、どちらかというとJazzに特化しています。
そして、今まで見てきた他のショップでは無かったサービスとして、古いJazzのレコードはプレスの違いを聴き比べる事が出来るように、一つのタイトルでもプレスされた年代、国が異なる板を揃えてあるものもありました。
しかも、なかなか店頭で見ることがない貴重なオリジナル盤もあり、それも聴き比べることができます。
これは凄いです。
機材のことも色々と相談出来るので、ターンテーブルを持っていない人でも、その導入からお世話してもらえますね。
ターンテーブルはステレオ用とモノラル用、2台が常に回っています。
(写真にはオリジナル盤もかなり並んでます、すごいです。ただ試聴専用の非売品もあり。)
しかし、なんというか、、、
ショップに来る前に教えてくれた友人と話をしていて、もしかしたらオーナーの好みの方向は自分と近いかも となんとなく感じていたのです。
そしたら、お店に入ってすぐに あ、やっぱり! と感覚でわかりました。
初対面ですが、少し言葉を交わしただけで、すぐに話しもはずみ、忙しそうだったので早めに退散 と思っていたのですが、結構な時間を過ごしてしまいました。
この日は開店してすぐの忙しい時なのに手を止めさせてしまったというのもあり、これからもお世話になるだろう というのもありで、(自分としては)かなり奮発して1枚レコードを購入しました。
Bill Evans Trio / Sunday at the Village Vanguard
オリジナルMono盤です。(いぇい!)
そしたらオーナーが 良いの買ってくれたから、1枚好きなレコード持っていってください と言われたので、お言葉に甘えて遠慮なく選ばせて頂き、こちらも持って帰ってきました。
Max Roach and Clifford Brown in Concert
いやいや、ほんとに良いお店がオープンしてくれたものです。
アナログオーディオ好きな方、Torranceに来たときには是非立ち寄ってみてください。
Boogie Maru Sounds
2140 Artesia Blvd #C
Torrance, CA, 90504
310-748-4766
Mon-Fri Appointments Only
Sat&Sun 10am-8pm