こんばんは。
とあるアニメの第1話を観ていた時の事です。
本編が終わりエンディングが流れ始めたのですが、イントロの第一音が鳴った時に ん!? と反応しました。
なんと、大滝詠一の「君は天然色」がエンディングに使われていたのです。
少し前に某CMでも女性Vo.のカバーが使われていましたけど*1、エンディングは当時のものです。
それがまたアニメの内容ともピッタリで、選曲した人 素晴らしい。
とにかく 懐かしいなぁ という気持ちが溢れ、無性に聴きたくなってきました。
これは、ブギ丸に連絡です。
とはいえ、ここはアメリカはロサンゼルスです。
日本のレコード、しかもピンポイントで大滝詠一のロング・バケイションがあるなんて期待は余りできませんが、テキストを送りました。
「探しているレコードがあるのですが、大滝詠一って在庫にありますか?」
「一枚だけありますよ、タイトルはロング・バケイションです。」
「それ!!!近いうちに伺いますから取り置きお願いします!!!」
あっさりありました。
しかも帯付き。
いやー、ほんとに懐かしい。
当時はレンタルレコード店で借りてテープに落とした物をずっと聴いてました。
未だに曲順も頭に刷り込まれている事に驚くほどです。
それにしても、この時代(80年代)はみんな音楽を聴くことにお金をかける事が普通でしたよね。
オーディオ機器とでかいスピーカーがセットである家も珍しくは無かったし、でかいラジカセが流行った時もありました。
そういう時代だったからか、アルバム制作の予算も潤沢だったのでしょう。
録音も良いものが多いように思います。
まさか、当時は買えなかったレコードを今になって、しかもLAで買うことになるとは思いもしませんでした。
さて。
Boogie Maruに遊びに行った時、いつものアンプがJBLのアンプに変わっていました。
マスターがオーディオマニアでもあるので、かなりの数の機器が置いてあります。
時々電気を通して使わないと調子が悪くなる ということで、定期的に在庫してる機器を繋ぎ変えて使ってらっしゃいます。
写真のアンプ、ものすごく個性的な音が出ていました。(かなりびっくりしました)
これは、この音を気に入ってしまったら、他は聴けなくなりそうです。
根強いファンが多いのも納得です。
つい先日は珍しいものが入ったとのことで、見に(聴きに)行ってきました。
それはこちら。
Altecのスピーカー。(手前のペアです)
元々はウーハー一発のみなのかな?
その上にmid range(JBL)のホーンを足しての2Wayで鳴らしていました。
好みはそれぞれでしょうが、私はこのJBLのmid rangeで鳴らす旧めのJazzのホーン系はたまらなく良く聞こえます。
勿論、それなりの音量を出さないといけないですが、そこで吹いてるんじゃないの? と思えるくらい生々しい音が出ます。
こういうビンテージスピーカーを実際に色々聴き比べる機会もなかなか(特にこの辺には)無いので、ここはほんとに貴重なショップです。
おかげで余計な物が欲しくなってしまうので、困るのですけどね。
(近いうちに、その余計なものが登場します。)
*1:オリジナルとはキーが違うので、ちょっとモヤッとします