こんばんは。
Plamax ランカ・リーの制作。
前回の続きでお顔を仕上げます。
自分にはとても難関 と思われた瞳デカールをなんとか貼り終えました。
このままで顔は終了 としても良いのですが、お顔はフィギュア製作の肝なので、もう少しがんばります。
塗装を追加する前に忘れてはいけないこと。
せっかく貼ったデカールが剥がれないように、クリアーでコートします。
右目の眉がちょっと剥げてしまったのは、前髪とのクリアランスが無くて擦れてしまいました。
髪をつけたら隠れるので大丈夫。
キットの瞳デカール、流石の出来でとても綺麗に細かく描かれていますが、カチッとしすぎているので、クリアコートで瞳デカールを保護してから少し筆を入れることにしました。
外形というか、外枠はそのままに、その上から睫毛を追加、白目の上の方に薄い青でシェードを入れて、光彩にも色を追加しました。
これでは何も変化が無いように見えるかな。
比べてみると、少しは違いが分かって頂けるでしょうか?
これが
⬇
こうなりました。
(もうわしゃ目がみえんのじゃ、、、)
瞳への加筆が終わったら、瞳部分をマスキング・ゾルでマスキングしてから、
フラットクリアでコートします。
これでテカテカだった肌が柔らかくなりました。
さて、ここからもう少し手を入れます。
現状では目以外は色を乗せただけなので、スッピン状態の様なものです。
勿論これでもいいのですが、少し色を足してメイクアップします。
といっても、実は私は今まで一度もメイクというのをしたことがありません。
なので、全くのノー・アイディアです。
そこで、ランカの制作が始まってから少しでも知識を得ようと、BookOffでメイクの雑誌を探したりもしたのですが、悲しいかなこちらに入ってくるのは相当古いものが多く、良さそうなものが見つかりませんでした。
そこで、テレビ番組でプロのメイク師が女性を別人の様にしてしまったりするプログラムとかを見たり、YouTubeでメイクの動画を見たりしていました。
雑誌の化粧品の広告とかで、好みの顔(メイク)の写真があったらそれを取っておいて、顔を細かく分割して、どこにどんな色をのせているのか比較したり、わからないならわからないなりに観察と考察です。
スッピン状態。
お化粧後。
お化粧にはパステルを削って粉にしたものや、ウエザリングマスター(フィギュア用)を使いました。
これはとても使いやすくて便利でした。
ハイライトやシェードをあんまりクッキリ入れると おてもやん になりそうだったので、これまた写真だとわからないくらいですが、影を入れてメリハリをつけたり、鼻筋には白を、ほっぺにピンクを乗せたりしています。
納得したら再度つや消しクリアでコート。
このクリアでのコートは、もしも失敗してその工程を落とさないといけない時、仕上がっていた一つ前の段階の塗装等まで落とさなくても良いようにする為に行います。
オッケーを出せた途中の段階で一度セーブするような感じです。
デカールを貼る所まで上手くできたら、それをコートしておけばその後になにか失敗をして塗装を落とさなければいけなくなっても、デカールはクリアでコートされているのでキープできます。
その後メイクまで上手く行った時点で再度コートしておけば、この次の工程で失敗しても、メイクまで落とさなくても良くなる という算段です。
ですから、失敗しない という自信があれば不要な工程です。
クリアコートが終われば、耳にも色を足して、モミアゲも描いて、口も色を入れて、顔はこれで終了です。
(ここまで拡大すると粗が見えまくる、、、。肉眼ではよく見えてません。)
次は髪。
髪は前後で2分割になっています。
接着+塗装を先にしてから顔に取り付けられれば良いのですが、どうしても無理だったので、仕方なく塗装済みの顔に髪(分割状態でベースカラーは塗装済み)を接着して、隙間をパテで埋めます。
絶対に顔を触らないように、削り粉もかからないように注意して、パテ埋め部分をペーパーがけ。
これまた絶対に顔に塗料がかからないように、しっかりマスクしてからパテ埋め部分を塗装しました。
そのままではベッタリしているので、濃さを変えた緑色を何色か用意して、筆で髪の流れを感じられるように色を重ねました。
撮影するときはもっと照明に気を使いましょう。
よしっ!
(かわいいんじゃない???)
後は髪に付くアクセサリーを塗装しますが、、、
いや、ほんと、、、、
もうわしには見えんのじゃ、、、
なんとか塗り分けて、先に塗装してあったヒラヒラもつけて、頭部は完成です。
あ、チョーカーも塗りました。
顔が出来上がって、ここからは一気に各パーツを組んでいけます。
製作記もそろそろ佳境に入ります!
それにしても。
ほんとに細かい作業が厳しかったです。
そろそろ目が限界かも。
光彩とか、もっと細かく書き込みたかったのだけど、目も限界だし、手も震えるし、まずい。
拡大鏡、使う練習をしないとダメかなぁ。
次回の製作記は、細かいパーツの塗装を仕上げて、組み立てに入る予定です。
お楽しみに~~~