こんばんは。
河童のがじろう制作記2回目は各パーツの接着と整形、ちょっと塗装もしました。
腕や脚はピンバイスで穴を開けて、真鍮線で軸打ちして全体を仮組しました。
この軸打ち、どうも苦手です。
どちらのパーツにも同じ位置に穴を開けて軸を入れるのですが、ちゃんと目指す場所ピッタリに開いたことが無い。
でもって、仕方なく片方はピンバイスで軸と同径で穴を開け、もう片方はちょっと大きめの穴を開けてパテを詰めてからムニュっとやるのですが、なんでかしら それでも上手く位置が合わない事が多い。
いや、ちょっと見栄を張りましたね。
滅多に合う事が無いです。
こういう精度が必要な作業、すごく苦手、、、
どなたかコツを教えてください。
仮組して作業の順番を考えたところ、下顎を接着する前に口の中は塗装してしまった方が良さそうなのが分かりました。(上の写真は下あごのパーツは付いていません。)
組み上がると中までは見えないとは思うのですが、それでも塗装しておいた方が はっきり見えなくても奥の方からも雰囲気がかすかに感じられる くらいには違いが出るかもしれません。
組んでしまってからは塗装出来ないので、ここは先に塗装してから組み立てて、マスキングすることにします。
塗りました。
上下の顎部分。
完成後、歯以外は見えないので、ちょっと手抜き。
舌。
使用したのは、こちらで一番手に入りやすい日本メーカーの塗料のタミヤ・アクリルです。
舌は完成後も見えるので、ちょっと丁寧に塗装しました。
こういうのを塗装する時、私は欲しい色を混色してから塗装するのではなく、1つの塗料皿に使いそうな色をちょっとずつ出して、その場でゴニョゴニョ混ぜたり、被塗装部品の上でゴニョゴニョ混ぜたりしています。
塗った塗料が乾く前に別の色を乗せて、パーツの上で混ぜたり、滲ませたり、、、
で、最終的に塗料皿の中で全部の色が混ざって濁った濃い色になって終了。(笑
舌には塗装した後で唾液で濡れた感じを出すためにクリアーを塗ったのですが、ただクリアーをベットリ塗ると、テッカテカになってしまって逆に雰囲気が出なくなりそうです。
そこで、クリアーを筆で塗って、ちょっと置いて半乾きの時に再び筆で塗装面をペタペタして、舌の表面のテクスチャーをクリア塗料で付けてみました。
濡れているけどザラザラした感じを狙ったのですが、うまくそう見えるかな?
各パーツを接着してパテ等を使って整形していきます。
うで。
左手はパーツ分割されていたので、接着した後に手の甲にある筋を掘り直しました。
口角は髪に隠れてほとんど見えないのだけど、ちょっとたるんで開くときはグワッと開きそうな感じに造形しました。
それともう一つ。
舌は顎に接着する様に指示されていますが、口の開き具合をギリギリ舌の厚みよりも狭くして舌が落っこちないようにして、舌と顎は接着せずに口の中で舌が遊ぶようにしました。
だから、舌を出したり引っ込めたりすることが出来ます。
(口を下に向けて振れば舌が出てきます。キーホルダーのおみくじみたい)
両脚も体に接着して、つなぎ目はパテで整形します。
かなり自由度があるので、この脚の位置決めはしっかりと岩との接地感を確かめながら決めました。
背中にあいた3つの穴は甲羅を取り付ける為の穴です。(甲羅側に棒を付けます)
脚と同じように、両腕も脚との兼ね合いをよく確認して位置決めして、身体に接着しました。
太もも部分には、ちゃんと腕が収まるような凹みが作ってあるので、ピッタリの位置に当たればとても自然に腕を脚に置いたように馴染みます。
原型師の腕が垣間見えます。
だいたい組上がりました。
今日はこの辺で終了です。
次回は、、、もう塗装に入りますね。
パーツ点数も少ないキットですから、サクサク進みます。
この河童のがじろうさんのプラモデルは、兵庫県福崎町観光協会から発売されたものです。
オフィシャルサイトのトップページの写真がとても良い雰囲気で、ほんとうに河童が出て来るんじゃないか って思いました。
生がじろうさんにも会ってみたいですものです。