こんばんは。
予定では2日目の日程の事を書こうと思っていたのですが、再び予定変更で今回のセドナでの宿泊先の事を書こうと思います。
このことは最後に書こうかな と思っていたのですが、やはり現地に到着したら、次は宿か ということで変更することにしました。
(写真は2泊した間に撮ったもの中から選らんでいるので、到着した日に撮ったものだけではありません。)
2年前にもセドナに来たのですが、その時も今回と同じ宿に泊まっています。
というよりも、実は今回のセドナ旅行の目的は、この宿に泊まる というのがかなり重要な目的になっています。
というのは、この宿のマスターであるマイルスさんは、実は以前 このブログの記事にチラッと登場しています。
その記事というのは、私が渡米して初めて車を買った時の記事と、、、
その車を盗難にあったときの記事です。
同じデパートメントのマネージャーのMさん として登場していました。
そのMさんが今回お世話になる宿をご夫婦で経営なさっているマイルスさんなのです。
話せば長くなるので詳しくは説明できませんが、以前私と彼は同じ会社の同じ部署で働いていたのですが、思うところあって私が会社を辞めたあと、彼も今から3年前に辞めて、なんとセドナに移住してきてSedona Bear LodgeというB&B(Bed&Breakfastという、日本で言うところの民宿みたいなスタイルの宿です)の経営を始めたのでした。
旅行でセドナを訪れて一発で虜になり、いきなり移住を決心したそうです。
私が初めてアメリカの地に足を踏み入れた時(といっても空港ですが)、アメリカには知り合いは一人も居ない状態でした。
日本からアメリカの就職先を探していて見つけた会社に、いきなり国際電話で「働かせて欲しい」と頼み、色々あった後就職が決り渡米したときに、空港に私の名前を書いた紙を持って迎えに来てくれていたのが、私が配属される部署のマネージャーだったマイルスでした。
つまり、私がアメリカで初めて会った人です。
それからもう直ぐ20年くらいになるのですが、お互いにその時とは全く違う環境に身を置いていながら、相変わらず付き合いは続いています。
その宿はセドナのメインストリートから、ちょっと入った所にあるので、とても静かで落ち着ける場所です。
私が気に入っている部屋はIndian Gardenという名前の部屋で、屋根裏部屋の様なちょっと狭い部屋なのですが、その狭い感じが逆に良くて 予約する時は、先ずこの部屋が空いているかどうか確認をします。
ドアは一階にあり、そこからまっすぐ階段を上がってきて部屋になっています。
カメラが広角じゃないので、全体の写真が撮れないです。
この部屋は外に通じるドアがあり、バルコニーが付いています。
そこから下を見ると、ハンモックが。
夏はマイルスさんが昼寝でもするのでしょうか?
ベランダからの眺めはこんな感じです。
一階にあるリビングからも表に出られるバルコニーがあります。
ここには、今まで宿泊した人たちが石にメッセージを書いて残したものが並べられています。
探せば前に私が書いた石もどこかにあるのでしょう。
リビングから奥に見えるのがダイニングで、朝食はそのテーブルで頂きます。
他の宿泊客の方と同席する事になるので、情報交換等が出来ます。
朝食事はここにフルーツやら色々並びます。
セドナにある宿で日本語が通じるところは余り無い(もしかしたら他にない?)ので、日本から一人旅で来る人も結構多いらしいです。
日本から芸能人も来たりして、その方がセドナでの体験を本にして出版されたりしているようです。(もちろん、Sedona bear lodgeも出て来ています)
マイルスさんは日本語が上手ですし、奥さんのマスミさんは日本人ですから予約から全て日本語でOKです。
兎に角お二人とも優しい方で、あたりの散策ルートとかも その人のレベルや時間にあった場所を色々と紹介してくれます。
あと、看板犬のミーコちゃんが居ます。
凄くおとなしい犬で、宿泊客の人気者です。
が、いくらおとなしいと言っても犬は苦手 と言う方もいらっしゃるでしょう。
そういった客さんが滞在する場合は、ちゃんと奥の部屋に入って接することが無いようにされています。
こんな感じの宿で、今回の休みも 旅行というよりは、マイルスんちに遊びに行こうか という感じで決りました。
二人とも凄く気さくでさっぱりとした人柄なので、初めての人でも直ぐに仲良くなれると思います。
もしセドナに行くことがあれば、SedonaBearLodgeは本当にお薦めの宿です。
B&B – Bed & Breakfast Inn & Lodging in Sedona AZ | Sedona Bear Lodge
追伸
この記事を読んだマスミさんから、ロスからセドナに移住してきた当時の状況について連絡がありました。
初めての旅行で知り合った人のご縁で、あれよあれよと言う間にセドナに住むことになってしまったそうです。
自分達の意思で移住を決心した というよりも何かに突き動かされてそうなってしまった様に感じていらっしゃるようです。
もしかしたら、これも不思議な何かの縁だったのかもしれませんね。