模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

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セドナ旅行記 4 2日目(後半)

 こんばんは。

 

 セドナの旅の2日目の後半は、セドナを一旦離れて日帰り観光に行ってきました。

 先ずFWYを約1時間北上してフラッグスタッフという街を目指します。

 

 フラッグスタッフ付近に着いた時には丁度お昼ご飯時になってきたので、FWYを降り CrackerBarrelというレストランで昼食をとりました。

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 このレストランは西海岸には無いのですが、以前旅行したジョージア州で食事をした事があって、この地で見つけて懐かしくて寄ってみました。

 

 お腹も満ちて、そこからHWYを乗り換え、フラッグスタッフから今度は東に1時間弱走ります。

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 セドナも標高は結構高いと思うのですが、そこからフラッグスタッフまでもずっと緩やかに上り勾配が続き、そこから東に入る道も暫く上っていきます。

 上の写真は何処までも続く平原のようですが、実は標高は7000ft(約2100m)以上あります。

 余りにもそれが続いているので、走っていてもとてもそんな風には感じませんでした。

 

 FWYを東に向いて走っていくのですが、両脇は砂漠の真っ直ぐな道です。

 そのうちに、その真っ直ぐなFWYから降りて、砂漠の奥に向かう横道に移ります。

 その下道を暫く走っていくと、目的地かな?? と思う場所が見えてきます。

 果たして辿り着いた目的地は メテオ・クレーター です。

 ずっと来たかったのですが、セドナよりも北に位置して、しかも標高も高いので、冬になると雪の影響等もあり、今まで来られなかった場所です。

 

 駐車場から見えるのは、クレーター博物館とギフトショップのみ。

 チケットを買って、そこから奥に行く通路には 「これから受ける衝撃への準備はいいか?!」 といったような文句が書いてあったりして雰囲気を盛り上げます。

 そんな風にハードルを上げて大丈夫か? と思いながら、博物館を抜けて表に出てみると な、なんじゃこりゃーーー!!! と思う風景が広がっていました。

 

 で、でかい、、、これ本当に隕石が落ちて出来た跡? 

 それが印象でした。

 

 が、、、残念ながら、私が撮った写真では 全くそれが伝わりません(泣 。

 全く収まりきらなかったです。

  一番広角にしても半分も入りません。

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 これ、深さも余り感じられませんが、撮影場所は少し張り出して作られていて、高所恐怖症の私は下を見ると脚がすくみました。

 しかし、見事に写真からはスケールが感じられませんが、本当に凄い大きさでした。

 

 この目の前に広がる景色は、今まで見た自然の景色とは全く異質の物に感じました。

 例えば、グランドキャニオン等の峡谷なんかは、今まで地球が生きてきて表面に刻まれた皺みたいに感じたり、火山なんかは吹き出物みたいに思います。

 要するに自然に出来たものというのは、長い長い間、地球が活動して代謝してきた跡 という感じがしていました。

 が、このクレーターは 地球が太陽の日を浴びて はぁ~、えぇ天気やなぁ とくつろいでいたところに、何処からか石が飛んできて げいん とデコに当たって大怪我をした という 事故 に思えて、なんとも言えない気分になりました。

 痛かっただろうなぁ。

  実際、突然クレーターが目の前に広がった時、ちょっとウルッときました。

 と同時に、これが今自分が住んでいる町に落ちてきたとしたら、、、、と思うと本当に恐ろしいです。

 実際にいくつも隕石は地球に落ちているので、いつ起こっても不思議は無いですから。

 

 全く良い写真が撮れそうもなかったので、ためしにパノラマでグルッと撮ってみたのですが、どちらにしてもあまり凄さは伝わらなさそうです。

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 ここは素直にオフィシャル・サイトの助けを借りることにします。


Meteor Crater Meteor Crater in Northern Arizona

 

 この日、BearLodgeには私達以外にもう一組日本人(日本から来た学生二人組みでした)の宿泊客が居たのですが(4組のお客さんが泊まれます)、その二人は前日に ここに来たそうです。

 そこで、朝食を頂いた後に 「メテオクレーター、どうでしたか?」 と聞いてみたのですが、その二人は 「まぁ、博物館もあったりしてそこそこ楽しめるんじゃないですか?」 と そこまで熱く推してくるような事はしませんでした。

 ですから、ずっと来たかった場所なのですが、実はそんなに大したこと無いのかなぁ とちょっと心配していたのですが、来て良かった と思いました。

 

 言ってみれば、ただの干からびた湖みたいなものなので、人によってはそれほど楽しめる場所ではないのかもしれません。 

 ですが、私にとってはどえらいインパクトを与えてくれた場所でした。

 ここはお薦めです。

 

 長年来たかった場所にやっと来られて満足し、再びセドナに帰ります。

 

 次回は最終日、今回の最後の旅行記になります。