こんばんは。
メテオ・クレーターからセドナに帰り、夕食を済ませて宿に戻りました。
明日はLAに帰るので、その夜は暖炉の前でマイルスさん、マスミさんと少しの間お話を楽しみました。
(勿論、他のお客さんの迷惑にならないように、小声で、、、)
明日はどうしよう という話題になり、「朝ごはんは早めに用意してもらってチェックアウトも早めにして、近場のトレッキングを楽しんでからLAに帰ろうかなぁ」 と思っていたのですが、この日少し時間が取れただけで、あまりゆっくりお二人とも話す時間が無かったなぁ とも思いました。
今回はフラッグスタッフまで足を延ばしているので、余りセドナは歩いていません。
そこで逆に、朝早起きして朝食前に一歩きして日の出でも見て来よう、そして帰ってきてからゆっくりと朝ごはんを頂いて、ちょっとノンビリしてからLAに向かう事にしよう ということにしました。
朝、早めに起きて下に下りていくと、既にマイルスさんはキッチンで朝食の支度をしていました。
邪魔しないように暫く話していると、彼が「あっ!来た!」と言いながら玄関に向かいドアを開けました。
そうすると、こんな動物が遊びに来ていました。
見ているとドンドン集まってきます。
あらあらあら。
なんと言う名前か忘れてしまったのですが(ふ、不覚)、イノシシみたいに見えますが、カピバラの一種 といっていたような気がします。
なんとも不確かな情報で申し訳ないです。
今回の旅は全部こんな感じで緩み過ぎです。
あんまりノンビリしていると、その後の予定にも影響するので、近所の散歩程度のトレッキングコースに向かいました。
やばい、大分明るくなってきました。
左下の角が白くなっているのは、フロントグラスがビッシリ凍っていた跡です。
このときに歩いたコースは、途中で色んなルートの分岐が出てくるコースで、分岐点にはこんな標識が立っています。
私達が向かうのはBoynton Canyonという場所で、ここも4大ボルテックスの一つです。
Boynton Canyonのルートはショートコース(ほんとに短い)と何時間か歩くコースに途中で分岐していて、今回はショートの方を歩きます。
何年か前に来た時に長いほうのルートを歩いたのですが、本当に綺麗で気持ち良かったです。
水辺の景色も凄い好きなのですが、トレッキングコースとしてはここのロングは一押しです。
森の中を少し歩くと、岩山道になります。
そこを上ると目的地です。
着くとちょうど日が出てくるところでした。
ギリギリでした、というより 山の中だから太陽が見えなかっただけで、平地だったらとっくに太陽は昇っていたような気がします。
でも良いんです、本人は日の出を見た気になっているので。
暫く景色を楽しんでからの帰り道、こんな標識に気が付きました。
その中の一枚に、、、
こ、怖いのぅ。
それからBearLodgeに帰ると、もう殆どの人が朝食を済ませるところでした。
兎に角寒かったので、先ずはコーヒーを入れてもらって、ちょっと温まることにします。
まだ明けてすぐなので、影が長いです。
そうそう、どれくらい寒かったかと言うと 玄関前にある噴水の水がこんな風に凍っていて、モーターがウンウンうなってました。
つぶつぶ。
この日の朝ごはんは、BearLodge人気メニューのブレックファスト・ブリトー!
マイルスさんの作るブリトーはとても美味しくて、私も楽しみにしていたのですが、何が出てくるかはその時にならないと分からないので、今回の滞在中にブリトーが出るかどうかドキドキでした。
前の夜に「明日の朝ごはんは何?」と彼に聴いても、ニヤッとして
「内緒♪」としか言ってくれないので、更にドキドキです。
とても美味しく頂いて、それからはコーヒーを飲みながら暫くマイルスさん、マスミさんとゆっくりお話をしてからLAに出発しました。
上の写真は帰り道にFWYで撮ったものですが、標識が写っています。
拡大すると。
ちょっと荒くなってしまいましたが、次は州刑務所(カリフォルニアの砂漠の中に建てられています)に行く降り口だと書いてあります。
問題はその下で、黄色い標識には「ヒッチハイカーを乗せないように」と書いてあります。
絶対に乗せないようにしましょう。
このまま走り続けて家を目指したのですが、この時私がどうなっていたのか は既にご報告したとおりです。
朝早起きして日の出まで見に行くくらい元気だったのに、セドナを離れて暫くすると、寒気がして、関節が痛くなってくるという、 暫く忘れていた感覚、、、
これ、熱出て来てるんじゃないの? と思いながら運転を続けるのですが、どんどん体調は悪化していきます。
CAに入り、知った景色が見えてきた所まで来たところで相方に運転を変わってもらいました。
助手席に座ると気が抜けたのか、更に一気に具合が悪くなりました。
これは多分40度近く熱でてるなぁ、やばいなぁ と思いながらも何も出来ないので、暫く耐えて自宅に着いた時には本当に立つのがキツイくらいでした。
結局それから年を越して、仕事初めまでキッチリ寝込むことになりました。
私の場合は既に体調を崩しかけていたところを、セドナの気のおかげで滞在中は元気に過ごせていたのでしょうか?
今回の総走行距離は1196マイル(約1925km)でした。
何事も無く無事に旅を終えることが出来てよかったです。
これで今回のセドナの旅行記はおしまいです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。