こんばんは。
セドナの旅は2日目に入ります。
セドナで迎える朝はマイルスさんが作ってくれる朝食で始まりました。
この、作ってくれる朝食 というのは、こちらでは物凄く珍しいです。
ここで、ちょっとアメリカの宿泊食事事情を。
旅をする時には宿を取りますが、このときHotelに泊まると食事は付いてこない事が多いです。(夜も朝も)
MotelやB&B(Bed&Breakfast)を利用すると、朝食のみ付いてきます。
朝食 といっても、場所によりけりですが 大体は朝になるとフロント周りや、ロビーにコーヒー(運がよければオレンジジュースとかも)、クロワッサンやマフィン+林檎やバナナ が置いてあり、それを食べる くらいの簡単な物です。
過去に日本から来た友人が泊まった宿は、コーヒーと、その横にガソリンスタンド等で売っているような、果てしなく甘いだけのマフィンが置いてあるだけで、全く美味しく無いので どこか朝ごはんに連れて行って欲しい と言われたこともあります。
以前モントレーを旅行した時の記事で紹介した朝食は良い方です。
といっても、元々私は良く旅をする方ではないので、私の極限られた知識の中での話です。*1
さてさて、今回の宿は、朝食に気合が入っています。
前日の夜に、朝食は何時にするか ということを聞いてくれて、それにあわせて一組ずつ朝食を作って出してくれます。
これはこちらでは本当に珍しいことで、私はここ以外ではこのサービスに当たったことはありません。
朝起きて、ボチボチと下に下りていき、キッチンのマイルスさんとマスミさんに挨拶をすると、それを合図にマイルスさんが最後の仕上げに入ってくれます。
キャビネット?に並んだオレンジジュースかコーヒーを飲みながら、他の宿泊客と情報交換をしたり、軽くフルーツを食べたりして少し待つと、出来立ての朝食が運ばれてきます。
丸い方はグラタンでした、美味しかったー。
結構シッカリとした量に満足していると 続いてデザートで自家製シャーベットが出てきました。
これもとても美味しかったです。
ベジタリアンやビーガンのお客さんにも対応してくれますし、グルテンフリーも大丈夫です。
予め分かっていればアレルギーもそれに応じた食材を用意してくれるそうです。
さて、朝ごはんを堪能したあとは、お気に入りのトレッキング、、、というほどでもない散歩コースに行くことにしました。
今回はそのコースを別の方向から入ってみることにしました。
そのポイントはちょっと分かり難い所にあるので、マスミさんに分かりやすい地図を描いてもらい、出発です。
ちょっと車で走って、駐車場から歩いてそのポイントに向かうのですが、暫く走ると道がダートになりました。
こうなると、私とセリカは正に水を得た魚。
サインツばりのハンドルさばきで前の車をパス、、、、というのはウソです。(うちのセリカはFFだし)
車高が下がっているので、ギャップに気をつけておっかなビックリ駐車場を目指しました。
車を停めて、森の中を歩きます。
暫く歩いて、獣道の様な横道に入り、さらに少し行くと川が見えてきます。
その奥が目指すポイントの通称アイランドと呼ばれるところです。
川の中に小島のように張り出した場所なのですが、このルートで来ないと上陸できなくなっています。
目の前に Cathedral rock(セドナ4大ボルテックスの一つ)が見える、凄く綺麗な場所です。
残念ながら、写真が全然上手く撮れて無かったです(泣。
この時、セドナには寒波が来ていて最低気温は氷点下。
川にもまだ氷が張っていました。
ちょっと離れた別のポイントで、腰を下ろして暫くぼ~~~~~っとすることにしました。
私たち以外は先客のこの二人だけでした。
とても静かで、ほんとうに落ち着きます。
こういう時間をすごしていると、癒し系 と言う言葉があてはまるかなぁ という気がします。
ここは、エリアとしてはOak Creek Canyonと言う所だと思います。
セドナの中でも 川越しの Cathedral rock というのは代表的な景色で、ポスターやカレンダー等に多く使われているようです。
この場所を離れて、次に向かったのはセドナからちょっと移動して、行きたかったのに今までタイミングが合わなかったり、天候の影響で行けなかった、ある場所に行く事にしました。
ちょっと長くなってきたので、後半は次回に回します。
*1:他のB&Bは利用したことが無いので、もしかしたらモーテルとは違いB&Bでは朝食はちゃんと出してくれるものなのかもしれません