こんばんは。
かなり久しぶりになってしまいました、カタナ(GS1000SZ)関連です。
1月のヨシムラ・プレートの装着記事以来ですね。
このところイベントの事や庭の事が多かったので、その辺りを検索して辿り着いて読み始めてくださった方がいらっしゃったら、全く関係ない話題なのでビックリしてしまいそうですね。
そうなんです、うちは兎に角色んな所に話題が飛ぶのです。
色々と書くことが多すぎて、暫くカタナの事には触れていなかったのですが、ちゃんとカタナも作業を進めています。
マフラーもS-7に戻した事だし、派手さは無いですけれど ちょっとずつカタナを小綺麗にする計画を実行中。
ええ、まだまだ機能的にやらないと行けない事は山の様にあるのは分かっているのです。
でも、やっぱり見た目も大事なので一番気になっていたタンクを何とかする事にしました。
ちなみに、私が気になっている(というか気に入らない)というのは、数か所軽い凹みがあったのはまぁ良いとして、SUZUKIのロゴが明るいオレンジ色で、しかも小さい と言う所。
純正はもっと色が濃くてデッカイSUZUKIが入っています。
ずっと何とかしたいと思っていたのですが、いよいよタンクを交換する事にしました。
このタンクを塗装からやり直すとなると、その間カタナに乗れなくなってしまうので、ストックしていた予備のタンクを仕上げて載せ替えます。
自家製塗装するつもりで買っておいたタンクなのですが(錆止めコーティングして保管していました)、なかなか時間が作れなくて延び延びになってしまっているので、前から色々お世話になっている板金屋に渡して いつでも良いから時間のある時に進めて とペイントをお願いしておきました。
ほんとにゆっくりと作業してくれていたので、3-4か月かかって塗装から帰ってきたタンクをカタナに載せました。
(写真を全然撮っていなくて、こんな中途半端なのしか無かったです)
載せ替えるだけならこれで終わりなのですが、そうなんです、ペイントだけお願いしていたので、SUZUKIのロゴはまだ入っていません。
カタナに載せてバランスを見ながらデカールを貼ります。(ここからが大変)
SUZUKIのデカールは純正では無く、アフターマーケットの物を購入、ちょっと雰囲気を変えたかったので、色は黒にしました。
結局純正の色に貼り替えるかもしれませんけど、、、
さて、私が知っているデカール というか、カッティングシートやステッカーを貼る方法は、薄めた洗剤をスプレーで吹き付けてからステッカーを貼り、その状態で任意の位置にスライドさせてから押し付けて洗剤を拭き取って、同時に気泡を押し出しながら密着させる という手順で貼っていたので、ある程度は位置を調整する余裕がありました。
ところが、今回購入した物は説明書によると洗剤や水は使わず、一発でバシッと位置を決めて貼らないといけない様です。
シート自体が多孔質になっているらしく(もちろん、肉眼で見えるような穴ではありません、光沢仕上げでピカピカです)、ある程度気泡を抜きながら貼っておけば小さい気泡は時間と共に抜けて行くそうです。
ほんまかいな、、、すごいな。
気泡の抜けもそうですが、一度貼ったらもうそこから動かせないという方がプレッシャーです。
とても薄いシートなので、もちろん剥がしてやり直すことは出来ません。(確実に伸びて千切れます)
では、一発勝負 開始です。
一番重要なのは位置決めです。
インターネットからタンクを出来るだけ真横から見られる写真を複数探してきて、納得する位置を探します。
場所が決まればマスキングテープで仮止めします。
さぁ、ここからです。
台紙を一枚物で一気に剥がして貼るなんてことしたら、失敗して泣いて帰るのは目に見えています。
文字の配列がズレるリスクはありますが、一文字ずつ切り離して貼っていく作戦で行きます。
ハサミで切り離しました。
台紙を剥がして貼り付ける時に、誰がやってもズレないくらいしっかりと位置決めをして、しっかりと転写シートを固定出来ていれば、あとは台紙を剥がして一気に貼り付けるだけ。
こういうのは躊躇ったり慎重になり過ぎると かえって失敗するので、思い切りが肝心です。
思い切ってやっても失敗しないように前準備をしっかりしておく事の方が大事。
後はその下準備を信じてダァッ!と貼ってしまいます。
ドンドン行きます。
台紙を全部剥がし終えました。
透明なシートは最後に剥がせば文字だけが残ります。
一息ついたら反対側も同じように。
「S」から始まるのと「I」から始まるのでは位置決めの感じも変わりますから、ここも十分時間をかけて、、、
位置が決まればあとは同じ段取りで貼っていきます。
全部貼り終わって、転写シート(上から貼ってある透明なシール)も剥がして終了です。
貼った時点で殆ど気泡は抜いておいたのですが、どうしても細かい気泡が残ってしまいました。
どうなる事かと思いましたが、2日ほどで全部綺麗に抜けていました。
かなり薄いシートで艶もあるので、まるで塗装で仕上げた様です。
うちのカタナの外装で一番気になっていたところに漸く手を入れる事が出来ました。
やっぱり小綺麗になってくるのは気持ちがいいもんです。
今回、タンクの塗装にかなり時間がかかってしまったので、そのお詫びとして板金屋の友達がおまけの仕事を一つしてくれていました。
もうちょっとカタナの小綺麗化計画を進めようと思います。