こんばんは。
このところ庭の事や野鳥の事ばかりが続いていました。
これではマズイので、今日はモノづくりな内容にします。
私にとってはちょっと変わり種。
殆ど裁縫経験が無いのですが、座布団を作りました。
縫物をするのはもしかしたら小学校の家庭科以来?
いくつか座布団を作っている動画を見て、イメージをある程度固めてから、道具は相方に借りてスタートです。
先ず材料。
以前に日本の実家から着物の端切れを持ってきていたので、それを使いました。
両面で違う色の座布団を2つ作るので、合計4枚(4色)の布を用意しました。
縫い代を見越して布は裁断済みです。
2つ座布団を作るのですが、実は1個目を作った時、縫い物は初めてと言っても良いくらいだったので、とにかく真剣、集中。
気が付いたら写真を全く撮っていませんでした。
どのみち両手が塞がるので、固定したカメラで作業は録画してあるのですが、そこから写真を抽出する方法が分からないので、写真は2個目の座布団になります。
制作記 と言っても、裁縫に関して殆ど知識も経験も無いので、説明は無しです。
布の裏に鉛筆で縫う場所に線を引いて、表と表を合わせて2枚を縫い合わせました。
1個目は半返し縫い(家庭科の時にやったきりだけど覚えてた!)で縫い合わせたのですが、テンションのかけ方が甘かったのか、裏返したら2枚の縫い目が少し甘く糸が見えてしまったので、結局まつり縫い(←教えてもらった)で一周閉じなおしました。
それを踏まえ2個目は後でまつる事を前提にして、波縫いで2枚を縫い合わせました。(縫い目がヨレヨレなのは見逃してね)
一周全部閉じるのではなく、裏っ返して(ひっくり返して?)から綿を詰めるので、その入り口は残した状態で止めておきました。
角の縫い代をカット。
これも1個目の反省を踏まえています。
1個目は角の縫い代を落とさなかったので、裏返した時に角の内側で縫い代がゴニョゴニョしてしまい、角が綺麗に出なかったのです。
フルスケールの座布団なら気にならないのかも知れませんが、小さいので布の厚みもかなり影響するみたいです。
裏返して2枚の布を改めてまつり縫いで閉じました。
これくらいの大きさなのです。
どうだろう、、、1/8スケールくらいかな?1/12くらい?
綿を詰めます。
手芸用の綿が欲しかったのですが、ダイソーに行っても品切れ状態で手に入らず。
仕方なく化粧水等に使うコットンボールを出来るだけほぐしてフワッとさせたものを使いました。
一ヵ所残しておいた口からムリムリ入れてきます。
ちょっと入り口を狭くし過ぎて、綿を詰めるのに少々手間取りました。
角までミッチリ詰めたいので、ペン等尖ったものでムリムリ押し込んで、綿が詰まったら口を閉じ、最後に中心をバッテンで絞ったら完成!
縫い目が波打っているのは引っ張って伸ばしたりしますが、そんなに綺麗には伸びません。
経験値が低いので均等な圧力で縫えていないのでしょうし、間隔もまちまちです。
まつり縫いはもっと間隔を詰めて縫わないといけなかったのでしょう。
横着すると仕上がりに影響するのは何でも同じですね。
ちなみに最初に作った方がもっとひどいのです。
角がちゃんと出せなくて、そこそこ角になっている所と、完全に丸くなってしまった所があります。
どうせなら全部角が丸まってれば そういうデザインかな? と思えたのに、、、
まぁよい。
出来が悪いから気に入らない というものでもないですから。
ミニチュア というだけで結構気に入るのです。
こんな風に柔らかいモノを作ることは滅多にないので、つい卓上にあるとペシペシしてしまって、気が付いたらぺったんこになってたりしますが、なかなかかわいい。
しかし、裁縫というのは入ると無心になってチクチクするので、気が付くと時間が一気に過ぎ去っていてびっくりします。
楽しいのですが、ミニチュアでも結構な時間がすっ飛んでいたので、フルスケールを作るとなると、一体どれくらい時間がかかるのか恐ろしくなります。
達人はあっという間に作ってしまうのかな。
たまにこういう変わり種工作をすると、日頃使わない指の筋肉や神経、脳を刺激するので、モノ作りのトレーニングに良いかもしれません。
うーん、ミニチュア座布団の制作、思っていた以上に楽しく満足です。
何枚も作って積み上げたくなります(笑。
さて、なんでいきなり座布団?と思いますよね。
近いうちに出番があると思いますので、お楽しみに、、、