模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

燃料計のセンダー(トランスミッター)の交換 ~Datsun 240Z(S30)

 こんばんは。

 

 今日は240Zの修理記録です。

 

 私は1970年型のDatsun 240Zに乗っています。

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 そう、50年経ってるんですね、製造から。

 半世紀も経っているのに、まだまだ元気です。

 元気とは言ってもやはり旧い車なので、全くトラブルが無い という事はありません。

 大したことは起きないのですが、一つだけ何年か前から悩まされているトラブルがあります。

 走っている時、突然、一瞬だけエンジンが落ちるんです。*1

 ほんとに一瞬、火が飛ばずストンとエンジンを切ったようになり、コンマ数秒でまた復活する と言う事が1~2年に一度起こるのです。

 点火系かなぁ と疑っては居ますが、なんせ運転中に一瞬の事なので帰宅してから調べても直っている状態なので原因は分かりません。

 タコメーターも落ちる事から、MSD*2が壊れかけている可能性も。

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 うちのZ、メーターはAutoMeterに換えてあり、タコメーターはMSDから信号を拾っているので、MSDが壊れたらエンジンに火は飛ばなくなって、タコメーターも止まります。

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 何にせよ、数年に1度の事なので原因不明のままになってます。

 

 

 それは一旦おいといて。

 先日、走行に不具合は出ないので、何年もほったらかしていた 燃料がどれだけ減っても燃料計は半分までしか減ってくれない と言うトラブルを解消しました。

 ガソリンタンク内に付いているセンダーというのかな、トランスミッターというのかな、とにかく フロートが付いていてそれがガソリンの量によって高さが変わる事でタンク内にどれくらいのガソリンが入っているのかをメーターに送る部品 を交換しました。

 240Zはガソリンタンクを降ろさなくてもセンダー交換が可能です。*3

 さて、この写真。

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 全く何のことか分からないですよね。

 今日の記事は240Z所有者以外は用が無い内容ですね。(いまさら、、、)

 これは、車の後部から仰向けになって潜って行って、ガソリンタンクを通過した状態で上を見上げてる写真になります。

 ガソリンタンクの車体前面に向いた壁にセンダーユニットが取り付けられています。

 ギリギリ外せるようになっていますが、かなりスペースが限られていて作業中の写真を撮る事は出来ないので別のパーツの写真をどうそ。

 真ん中あたりにある丸い金色の部品がセンダーユニットです。

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 外すのは簡単で、ポンチでセットリングを回転させて外せばユニットをタンクから引き出せます。

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 はめる時は逆に回転させて締めます。(ストッパーが当たるところまで)

 基本的にO-リングは交換だと思います。(私は以前に換えた事があるので今回はそのまま使っちゃいました。)

 

 これがセンダーです。

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 針金が右の方に伸びていて、その先にプラ製のフロートが付いています。

 どういう状態になっているのか抵抗を測ってみました。

 240Zの燃料計のセンダーの抵抗値はガソリンタンクが空(Empty)の時は90Ω、満タン(Full)の時は10Ωとなっているらしい。

 不具合があったセンダーのフロートレバーを動かして空の位置にしてみると、、、

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 約50Ω。

 燃料計は半分辺りで止まってしまっていたので、この抵抗値が表示されたのも納得です。(という事はメーターは壊れてなさそうです)

 予備のセンダーが壊れていなければそれを使うつもりだったので、そちらを測ってみると、、、

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 多少数値が動くものの大丈夫そうです。

 良かった、部品を発注しなくて良さそうです。

 仮付けしてイグニッションをON!

 メーターをチェックしてみると、、、

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 やたっ!
 ちゃんとE(空)まで針が下がりました。

 今まで走行距離を目安にガソリンを入れていたので、ちょっと精神的に楽になります。(単車乗りなので、それでもまぁ大丈夫でした)

 確認も出来たので、本締めして作業は終了。

 後片付けをしてから再度確認でもう一度キーをひねってみます。

 ん?

 メーター、動かん、、、

 燃料計だけじゃなく、全てのメーターが始動位置に動いていません。

 はれ?

 スタータースイッチを入れてもセルは回りますが火が入りません。

 これは、冒頭に書いた突然落ちる状態になったのかも!

 そこでキーを捻って一旦イグニッションを切って、もう一回キーを捻ってみると、なんということでしょう、電源が入りエンジンも始動しました!

 どうやらイグニッションスイッチが接触不良を起こし始めていた様で、振動により時々切れる事があったようです。

 考えてみたら、もしかしたらイグニッションスイッチは70年から一度も交換されてなかったかもしれません。

 だとすると50年物。

 寿命が来ていても不思議は無いです。(というより今までよくもったもんだ)

 MSDや点火系は私が取り付けたり整備している部品なので、先ず自分が手を入れたところを疑ってしまったのですが、電源が落ちた と考えればイグニッションも疑ってみるべきでした。

 

 というわけで、燃料計を直したおかげで今まで原因が分からず困っていた故障予備軍を発見することが出来た と言うお話でした。

 

 イグニッションスイッチの交換はまた別の機会にアップします。

 

 

 

*1:落ちると言っても物理的にエンジンを落っことしてしまう という事ではありません。

*2:後付けのプラグの火花を強くしつつ何度も点火させる部品。圧縮比を少しだけ上げてあるので、必要ないかもしれませんがMSDを追加しています。(助手席の奥に設置しています)セルはリダクションに交換しています。

*3:降ろさなくてもセンダーは外せますが、勿論ガソリンは減らした状態で外します。満タンで外したらガソリンが流れ出ます。私はテストも兼ねていたのでほぼ空の状態にしてから作業に入りました。