模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

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今回の人間ドック 胃カメラは初めての鼻からチャレンジ!

 こんばんは。

 

 週末に映画「1917」を観に行きました。

 こちらではアカデミー賞が終わると、受賞作品たちが再上映される事が多いのです。

 撮影、録音、視覚効果の3部門を受賞した「1917」も上映されていたので、見逃していた私は これ幸い とばかりに行ってきた のですが、、、

 映画館、ガラガラでした。

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 (ゾンビ映画の1シーンの様だ。)

 そんなにみんな伝染病の事は気にしていないと思ってたのだけど、室内に集団が集まるような場所は避けられているのかな。

 そういえば、今まで人気で混雑していた とある街の中華レストランもガラガラになってました。(お味は勿論変わらずです)

 影響が全く無いと言う訳ではなさそうです。

 

 

 

 さて、帰国時には毎回人間ドックに入る事にしています。

 いつもと同じ病院に行くつもりをしていたのですが、帰国中はその病院は移設中で予約が取れなかったのです。

 とはいえこの機会を逃すと次のドック入りはいつになるかわからないので、他の病院に予約を入れました。

 

 私、基本的に検査されるのは大好きなのです。

 しかし、どうしても胃カメラだけは慣れない というか、苦手でして、、、

 まぁ、胃カメラ大好きという人は余り居ませんよね。

 

 今までは胃カメラは経口内視鏡、つまり口から飲み込んで胃の中をグリグリ見てもらっていたのですが、今回は初めて鼻から通してもらいました。

 経鼻内視鏡は以前からあるものですが、なぜ今まで口から飲み込んでいたかというと、理由は二つあります。

 私は鼻の粘膜が弱く、しょっちゅう痛くなったり鼻血が出たりするので、鼻から通してえらい事になったら困る という事が一つ。

 もう一つは鼻から通す内視鏡よりも口から飲み込む内視鏡の方が太いので、どちらかというと口から飲み込む方が映像がクリアだったり、操作性も良くしっかり見ることが出来る というようなことを初めての胃カメラの時に聞いたので、どうせ診てもらうのなら少しでも精度が高い方が良いだろう と思っていた事が二つ目の理由です。

 

 だのになぜ今回は鼻からチャレンジをしたかというと、今回改めて説明を聞いたところ、最近のは性能が上がっているから鼻から入れるタイプでもほとんど変わらない という事が分かり、自分の鼻に関する問題を伝えてみても えらい事になるような人は殆どいない と言われたので、じゃぁ鼻からやってみようかなぁ と気持ちが変わってきたのです。

 とどめは、一緒にドック入りした中学以来の親友が「絶対鼻からの方が楽やぞ」と横からえらく推してきたので、ええいままよっ と試してみる事にしました。

 

 実際の手順は、先ずベッドで仰向けに寝た状態で点鼻麻酔薬を入れて、中まで通って麻酔が効くまで暫く待ちます。

 麻酔が効いた頃合いを見て、カメラが鼻に通るかどうかのチェックをするために、シリコン?か何かでできたカメラと同じ直径のとても柔らかい材質の管を鼻に通されました。

 ぉえ??と思っている間にスッとあっけなく通されて、特に痛みも無く。(猛烈気持ち悪かったけど、、、)

 左右に通して通りやすい方をチェックすると、カメラを出し入れして粘膜を傷つけない為のガイド(かな?)を鼻に突っ込まれて待機。

 

 いざ順番が回ってきて処置室に入ります。

 ドクターとの挨拶がありベッドに横になった時に、受付のお姉さん(兼助手)が「はじめての鼻チャレンジで~す」と高らかに宣言すると、周りから「は~い」と応答があり内視鏡検査が始まりました。(緊張感ゼロでした(笑

 

 検査中と検査後の感想。

 当たり前の事ですが、鼻から胃まで通しているので、嘔吐反射は全くありませんでした。

 そして口が塞がれていないので検査中もドクターと会話が出来る というのが思ったよりも大きなメリットでした。

 ただ、胃の中をグリグリされるのは経口と変わらずとても苦しく、胃に空気を入れたりするのも同じなので、胃カメラ検査自体の苦しさは全く同じです。

 とはいえ、経口だと検査中は目、鼻、口等顔から出るであろう水分はみんな垂れ流しになるあの苦しさは無いので(え?そんなバッチイ事にはならない?)、その点だけは良かったかなぁ。

 検査後は、やっぱり鼻が痛かったです。

 暫くは鼻を抑えたり、かんだりしないで下さい と言われましたけど、痛くてそんなことは出来ません。

 でも経口の場合は喉が同じように猛烈痛くなるので、これはどっちもどっちかも。

 次の日以降の経過観察は、鼻の方は徐々に痛みが減るので、日数が立つほどに楽になります。

 経口で受けていた時は、恐らく喉の粘膜に傷が付くからなのか、私はいつも後日喉の奥に口内炎が群発するのです。

 それが暫く続くので結構つらいです。

 それが無いというのも経鼻内視鏡のメリットかもしれませんが、これは口内炎が出来ない人には関係ない事ですね。

 結果、次回の胃カメラはどっちにするか微妙ですが、、、、ギリギリの僅差で経鼻にするかなぁ、、、という所です。

 

 今まではずっと、滋賀県の草津総合病院にドック入りしていて、毎回受診するたびに この病院の検査はとても丁寧で対応も良いなぁ と思っていました。

 ただ、他の病院で人間ドックを受けた事が無いので、他所との比較はできませんでした。

 今回、初めて他の病院で人間ドックを受けたのですが、改めて草津総合病院の人間ドックはとても良かった という事が分かりました。

 草津総合病院では、人間ドックを受け付ける人数を制限していて*1、規定人数に達した時点でその日の予約は締め切られます。

 各項目を検査するために移動した部屋の先で、毎回検査中、もしくは検査後にちゃんと担当してくれた人から説明を受けることが出来ます。

 後がつかえていない為、比較的ゆっくりと雑談交じりに話を聞くことも出来るので、大まかな事はその都度結果を知ることが出来ます。

 これは胃カメラの時も同じで、撮影した写真を見ながら説明を受け、その時に気になることがあれば一々確認することが出来ます。

 全ての検査が終わった後は、X線写真等色々揃った状態で医師からの説明を受けることが出来、日頃気になる事を質問したり、過去のデータがあればそれと比較しての説明もあり、後日の検査結果を待たずに大体の事はその場で分かります。

 あと、検査によっては違う病棟まで移動するのですが、分かりにくい場所はスタッフがその検査室までついて案内してくれます。

 必要無ければ勝手に行って良いのですが、方向音痴の自分にはとてもありがたいサービスでした。

 とまぁ、至れり尽くせりといった感じです。*2

 

 今回の病院ではドック入りの人数は制限されているのかもしれませんが、かなりの人が受診していた様です。

 各検査後は何の説明もなく そそくさと次の検査を受けに移動。

 全ての検査が終わっても説明が無いので、1か月半程してから郵送されてくる診断表を受け取るまでは結果がほとんどわかりません。

 と言う訳で、私の手元にはまだ届いていないので、現時点で結果はまだ分からないのです。

 とはいえ、今回の病院もスタッフの対応に不満は全く無く、とても親切で丁寧でした。

 病院のシステム的な違いでそうなっているだけで、もしかしたらこれが標準なのかもしれません。

 

 次回の帰国時にも人間ドックに入ると思いますが、その時は出来ればまた草津総合病院で受けたいな と思います。

 

 

 冒頭の話題に戻りますが、最近はこちら(アメリカ)から送った荷物は日本に今まで通りの日程で届いているみたいなのですが、逆に日本からこちらへの荷物は通常の倍以上待ってもまだ届きません。*3

 人間ドックの結果も実家には届いているのですが、郵便事情がどうなっているのかわからないので、日本から荷物を送ってもらうのがちょっと不安です。

 騒動が収まるか、少なくとも郵便事情が通常に戻るまでは待った方が良いか という所です。

 こちらでも、インフルと思ってたけど、実はコロナだったんじゃ? とかいう噂が流れているようで、今後どうなるのか全く予想がつかなくなってきました。

 今週末はライブに行くのですが、客の入りはどうなんだろう、、、

 

 一日も早く有効な解決手段が見つかって欲しいものです。

 

 

 

*1:何人かは分かりませんが、左程多くないと思います。

*2:以上の情報は私が前回人間ドックを受けた2017年の終わり頃のものです。

*3:こちらの検疫で止められているのか?どうなっているのかは不明です。