こんばんは。
前回は頭部の外形が大体取れた所まで進みました、MG百式制作記。
mata1.hatenablog.com
更新がだいぶ滞っていましたが、工作は進んでいます。
というか、このところ帰宅後の工作時間の大半を百式につぎ込んで、ブログを書く時間も惜しんでムリムリ進めているのですが、、、11月のコンペティションに間に合わない可能性が、、、(汗
まぁ、仕事じゃないので締め切りに間に合わなくても怒られたりはしないのですが、もうちょっと早めにスパートしとけよ と自分に突っ込みながら頑張っています。
間に合わなかったら過去作品でも持って行きましょうかね。
百式、全体的に元々の形状はとても良くできているのですが、今回は永野メカっぽさを強調したいので少々形状変更をします。
一番差が出そうなのが上半身なので今回はその辺りに手を入れていきます。
最初に胸部のパーツの幅を詰めます。
元のキットの部品。
肩が差し込まれる面をカットして分断してから本体の方を両側を2㎜程幅を詰めてから再接着します。
この時、少し下の方は詰める量を減らしておいて、横の面は斜めになる様に(末広がりになる様に)接着して形状を整えました。
写真の左側は幅を詰めて面を整えた状態で、右側の加工を始めた時に あ!写真!!と思い出して撮影。
左は寸法的には作業後で、右は鋸でカットしてる途中で幅は変わっていないので、差がわかる、、、かな?
胸部の幅を詰めた分、肩のパーツを約2.5㎜大きくしました。
これまた左は作業後です。
付け根側と外側、どちらにもプラ板を貼って延長していますが、パッと見た目は分からないですね。
でも、こういう地道な寸法調整も全体で見ると結構影響するのです。
頭部を乗っけて逆光で見てバランスをチェックしながら作業します。
永野メカって、顔がやたら小さく首は長め、胸部に対して肩は大きめ。
それがくっついているので、全体を見た時にギュッとした感じではなく、なんとなくバラっとしてる というか、凸凹感があるというか、、うーん、上手く言えない。
バランスが取れていないように見えるのに、その取れてないバランスが絶妙に取れていてカッコいいのですが、モビルスーツであるMGの百式はとてもまとまっていて ガチっとガッチリしてるように感じました。
カミキリ形態からハチ形態に近づけたい といったら伝わりますか?(余計わからん(笑
しかし。
私、もっと幅詰めや延長、拡張は簡単に進められると思っていたのです。
というのは、むかーし日本でプラモを作っていた時、ガンプラは今で言うモナカキットばかりだったのです。
モナカキットというのは、例えば脚の脛パーツだったら、縦に分割されている殻みたいな二つのパーツを貼り合わせて終わり、という まさに最中の様な構造のキットです。
これだと、脛を細くしようと思ったら、既に真ん中で分割されているのでそこを接着前にやすりで細くしたい分だけ削ってから接着すれば幅詰めもすぐに出来ます。
ところが、最近のガンプラ、外装の中にフレームが入っていて、そのフレームが稼働機能を賄っていてまさに骨格を形成しています。
そこに外装を被せるのですが、左右分割とかいう単純なものでは無く、その外装パーツも実際の機械のようにパネルが沢山分割されていたりして、接着線を消す必要も殆ど無くものすごく綺麗に、しかも本物っぽくリアルに仕上がるようになっています。
これを幅詰めしようと思ったら、外装を詰める分、フレームも同じように詰めないといけなくて、そうなると可動部分の構造上 形状変更が難しい所もあったりします。
ちょーっと形状を変えるだけでも あっちこっちに辻褄を合わせないといけないので、旧モデラーの私が思っている通常の作業量の3倍は軽くかかるという事を、実際に始めてみて気が付きました。
当初の計画では あっちもこっちも形状変更 と思っていたのですが、これはヘタに切り刻むと完成しなくなるパターンの予感しかしないです。
未完成病のリハビリもそろそろ良い感じになって来たので、確実に完成に辿り着く為に、本当に気になって仕方ない最低限の場所に限り手を入れながら、完成を目指します。
百式制作奮闘記、次回に続きます。
さてさて、作業を進めねば、、、