こんばんは。
バンダイのMG百式、制作記が始まります。
が。
改めて写真をチェックすると、ほんとに殆ど撮ってません(汗。
動画から写真を抜き取る事って出来ないのかな、、、
さて、仮組が終わった百式。
全体を眺めて、手を入れる場所をピックアップしていきます。
制作するのはちょっとドッシリ目の体形の旧キットなので、少し工作をしてもうちょっとスリムに(見えるように)改造していこうと思います。
一ヵ所、頭部に関しては大幅改修していきます。
全く形状が変わってしまうくらい手を入れますので、百式ファンの方はビックリしないでください。
百式は昔は永野デザインのMS と言われていたように思うのですが、最近はそうでもない事になっているみたいですね。
ややこしい事情でもあるのかもしれませんが、私の中では百式は永野メカの仲間に入っているので、百式を作るときはもうちょっと永野メカ寄りに持って行こう と昔から思っていました。(おそらく同じような事を考えている人は沢山いると思います)
今は永野メカといえばMH系*1になりそうですが、私はもうちょっと前の時期のHM系*2を目指します。
もともと自分は車にしろ単車にしろ、吊るしの状態でそのまま使用することが殆どありません。
ちょっとずつ自分の好みになるように手を入れています。
ガンダムの世界の中でも、博物館に展示されていた旧型MSが戦闘に出てきたり、旧型のモビルアーマーを自宅ガレージでレストアして戦線に出る というプライベーターなパイロットが出て来ることもありました。
この百式も劇中に登場するものとはイメージが変わってしまいますが、Zガンダムのだいぶ後、そんなプライベーターが旧モビの百式を手に入れて、コツコツ手を入れながら使われているような感じにするつもりです。
と言う訳で、タイトルには(改)の字を追加しました。
永野メカの特徴は顔が小さくて目つきが鋭いというイメージがあるので、一番手を入れたい部分なのですが、プロのデザイナーが完成させたデザインに素人が手を入れて果たしてどうなるの?と思う人も多いでしょう。
しかし、自分の為に作るキットなので 好きに行きましょう。
キットの頭部です。
めっちゃ百式です。
良くできています。
でもいじります。
顔もヘルメットも小さく(見えるように)します。
眼のパーツはクリア整形されています。
クリアなので分かりにくいですが、前面は平面の2面構成になっているので、これを彫り込んでツイン・アイを強調させます。
クリアプラスティックは脆く、ちょっとしたことでパキッと行く事があるので失敗防止の為レジンで複製したものを彫り込みました。
(さすがクリア、全然何が変わったから分からん)
かなり面長な顔部はダボ穴等の構造部分ギリギリまで削って短くしました。
頭部の工作のうち、一番印象を変えるかも と思のが、ヘルメットの前頭部。
オリジナルでは少し後ろに傾斜しているおでこ部分を、エポキシパテで追加造形して前に傾けながら外側に張り出す形状に変更しました。
加えて眉間も大きくV字に形成されている部分を削って、上瞼がまっすぐになる様に加工しました。
仮付けで形状をチェック。
頭のてっぺんのカメラも、かなり縦長にニョキーンと伸びているので、思い切ってカットして短く変更。
キットに付属しているアンテナは、安全の為に極太になっています。
切り飛ばして基部のみ使い、あとは真鍮線に置き換えようかと思ったのですが、かなり良い感じに太かったので そのパーツを薄く削って形状を整え、ブレードタイプのアンテナにしました。
処理が終わったので組んでみます。
首も3~4mm伸ばしました。
隙間はチューブやコードで埋める予定です。
あ~らら。
全く百式に見えなくなってしまいました、、、
最初に出てきたオリジナルはこんなのでした。
う~ん、やりすぎたか、、、?
ちょっと手を入れ始めたら暴走を止めることが出来なくなりました。
(はしりだしたらとまらないぜぇ~♪)
でも、キットのパーツを最大限生かしているので、完全に作り直したパーツは無いはず、、、
いつもなら模型制作は、退屈な作業や後回しにしがちな所から始めて、顔等面白い所を最後に持ってきてモチベーションを維持するのですが、今回はこの顔部分が形になるかどうか自信が無かったので、ここから取り掛かりました。
上手く形にならなかったら制作がストップする可能性もあったので、、、
形状変更としては他の部分はシェイプ変更程度なので、最初にして最大の山場はなんとか形になった感じです。
後はちょっとした工作をしてサクサクっと組んでいく予定。
だったのですが、、、
実はここから余りにも地味で大変な作業が続くのであった、、、
百式Ver.1.0(改)制作記、次回に続きます。