模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

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一度の雨くらいでは潤わなかった、乾季直後のTorrance Madrona Marsh散歩 と 今年のBlackFriday

 こんばんは。

 

 先週の木曜日はThanksgiving Dayで、そこから日曜日までは連休でした。

 木曜は特に派手な事も無く、普通の休日通りに一日を過ごしましたが、その夜にはショッピングモールにBlackFridayのセールをのぞきに行ってきました。

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 以前にも書いたかもしれませんが、今まではサンクスギビング明けの金曜日がブラックフライデーなので、金曜日の朝5時とか早朝からセールが始まっていたのが、徐々に前倒しになり木曜日から金曜日に切り替わる午前0時にセールが始まるようになり、今では木曜日の夜6時から始まる というなんだかわけの分からない現象が起こっています。

 で、木曜の夜に行ってみたのですが、なんとなく去年よりも人が少ないような、、、

 写真の場所はいつもなら多くの人がウキウキしながら歩いているのですが、それほど多くの人は居ませんでした。

 本当に好景気なのか?U.S.A.。

 

 さて、一度散歩に行ってから、お気に入りのマドロナ湿地帯保護区。

mata1.hatenablog.com

 

 その後 何度か訪れているのですが、他に色々と書くことが多くて間に合わず、アップ出来ていませんでした。

 この湿地帯保護区、乾季にはほぼ干上がっていて水鳥も居なくなり、ひたすら日光に炙られることになるので行くことも無かったのですが、連休に入る前の水曜日の夜に まとまった雨が降ったので、これはそろそろ水も溜まって水辺に鳥も戻ってきたかもしれないな となって、散歩に出かけました。

 駐車場の木々もすっかり秋模様です。

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 さて、湿地帯に入っていきましょう。

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 入ってちょっと歩くと、地面に無数の穴が。

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 写真の下辺真ん中に写ってるのが私の爪先なので、穴の大きさが大体わかるでしょうか?

 何かの巣穴かと思うのですが、あちこちに沢山あります。(以前よりも増えている様な気が)

 いったい何が住んでいるのでしょう。

 

 雨上がりというのに、水気が全く感じられません。

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 植物も茶色いし、これは水場はまだ期待できなさそうです。

 

 遊歩道脇に、ぼろぼろの大木が。

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 これはTermite(シロアリ)に喰い荒らされてこんなにボロボロになっているのです。

 こんなのが街中にあるのだから、そらシロアリ被害も深刻になります。

 雨上がりの晴れたこの週末も、翅の生えたシロアリの飛んでいるのがあちこちで見られました。

 

 椅子の様に切り取られた切り株の脇からは、サルノコシカケ風のキノコ類(?)がムリムリ出てきてました。

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 好きなスポットの橋も、完全に干上がってます。

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 下の写真は今年の5月半ばに来た時の同じ場所。

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 雰囲気がまるで違います。

 そっか、5月はこんなに緑々していたんですね。

 

 水鳥が居るはずの沼地もこんな仕上がり。

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 ↓こちらも撮影は5月

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 やっぱり水場があると全然ちがいます。

 

 そうそう。

 5月に来た時の話ですが、歩く先にモチモチ歩くかわいいのが見えたんです。

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 いや~ん、もうれつかわいい スカンクの子供。

 通路の真ん中をほんとにモタクタ歩いているのですが、その歩き方がほんとにかわいい。

 もちろん後を付けました。

 が、かわいいと言っても相手はスカンクです。

 果たして生後どれくらいから臭い攻撃が出来るようになるのか知りませんが、用心に越した事は無い。

 絶対に刺激しないように距離を取って、万が一逆立ちをしようものならすぐに逃げられるようにしながらそーっと尾行しました。

 子供が居るという事は、親が近くに居る可能性もありますしね。

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 モチモチモチモチ、、、

 あーーーーーーかわいい♪

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 綺麗な動物です。

 この後、茂みの中に消えていきました。

 

 

 

 

 さ、時は現在に戻って。

 この時期、緑も少なく、花もあまり咲いていないのですが、とても色の濃い綺麗なグラデーションの花が。

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 名前は分かりません(笑。

 

 水鳥が沢山居た一番お気に入りの眺めも、、、

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 ただの荒野になっていました。

 やはり、乾季が明けた直後だと からっからに乾ききっているので、一度雨が降ったくらいでは全く地面が潤う事も無く、沼地が現れるには至らないのでしょう。

 湿地帯保護区に来るのは雨期が明けてすぐ というのが良いみたいです。

 

 おまけ。

 湿地帯で見つけた面白い足跡特集。

 これは、多分Raccoon。(ラクーン、アライグマ)

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 大人のラクーンだと思います。

 

 これは、、、、、なんだろう。

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 肉球は犬っぽいのですが、配置がこんな風にはなってないと思うのです。

 そこそこ大きい足跡ですよね。

 

 これも、なんだろう、、、

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 小さいので子供の動物だとおもいますが。

 指が長めでしっかりしているので、ラクーンの子供?

 

 

 ぐるっと回って入り口のゲートまで帰ってきて保護区を出たら、ゲートを占めて閂を掛けます。(外部から動物が侵入するのを防ぐため)

 そのゲートにこんな注意書きが。

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 なんと、保護区内でコヨーテが目撃されたらしいです。

 コヨーテ、私は余り知識が無かった時には、ちょっと大きめの野犬?くらいに思っていて、見かけても大して恐れる事もなかったのですが、実は犬よりも狼に近い動物らしく、危険です。

 私の友人も、裏庭で犬を遊ばしていた時、ちょっと目を離したすきに庭に侵入してきたコヨーテに犬が攻撃されて、瀕死の状態で救急病院に運び込み一命を取り留めた という事がありました。

 ん?

 もしかして、さっきの謎の足跡はコヨーテ?(ちがうか)

 基本的にこの保護区は日没後は入れなくなっていますが、夜に近くまで来れば遠吠えが聞こえるかもしれませんね。

 

 次は雨期が明けた後に来てみよう。