模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

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さぁ、レコードを聴いてみよう!

 こんばんは。

 

 何度も更新しているターンテーブルの件。

 ちょっと探せば、とても詳しい説明、ものすごい情報を公開している方や、とんでもないシステムを揃えたオーディオルームを紹介している人、等々。

 そんな中、大して詳しくもないのに何度も書いてどうすんの? と思ったりもしたのですが。

 世の中には(私のように)そこまでは、ちょっと、、、という人も居るでしょうし、(私のように)ソコソコの所で色んなことを楽しみたい という人も居るでしょう。

 という事は、丁度私が漂っているエリアの情報を探している人も居るに違いない! 

 という訳で、前回ターンテーブルを漸く設置した後の話です。

 

 前回の内容はこちら

mata1.hatenablog.com

 

 さて、師匠が遠路はるばる来てくださって、無事に設置が完了したターンテーブルで最初にかけたレコードは、システムチェック用の音源レコードだったのですが。

 その夜、ゆっくり出来る時間になり、いよいよ初めて音楽のレコードをかけてみる事になりました。

 さぁ、最初にかけたレコードは、、、

 

 ジャーーーーン!!!

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 これは、設置のヘルプに来てくれた師匠が、私はまだレコードをそんなに持っていないだろう と思い、色々と私好みのレコードを選んで置いていって下さった中に入っていたものです。(さすが師匠、良く分かってらっしゃる)

 ただ、、、

 聴いてみた印象は、楽曲は良いのですが、音的には、少々、、、な感じでした。

 うーむ、と思いながらメインテーマを聴いて、レコードを交換。

 

 で取り出したのは、何度も出てきているこれ。

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 Sara Gazarek and Josh NelsonのDream in Blue。

 まったく、何度目の登場だろう。

 CDもとにかく音が良くて、ホントにおススメのアルバム。

 CDでは一曲目はThe Beatlesのカバー曲 Blackbirdから始まるのですが、まるで光の粒がコロコロと転がるように流れてくるピアノのイントロに、抜けるようなサラさんのスキャットが絡んできます。

 と、今まで散々推してきたこのCDですが、何故か現在入手困難になっているようです。

 こちらでも中古で75USD(8000円くらい?)の値がついて居たり(しかもほとんど市場に出ない)、新品だと120USD(13000円くらい?)とか、すごい値段になってしまってます。

 なにかレーベルとの間で問題があったのか、事情は分からないのですが、とても残念。

 今持ってる板がダメージを受けたらどうしよう、、、と思ったら夜も寝られません。

 寝ますけど。

 

 そのアルバムの限定プレス アナログ盤。

 もちろん、これはCDよりも遥かに入手困難。

 というか、中古を含めても、今のところ一枚も流通しているのを見つけた事がありません。

 ライブでサラさんがこのレコードを紹介した時に、ターンテーブルも持ってないのにレコードを買ってもなぁ と一瞬迷ったものの、本人から購入できるんだから と買っておいてほんとによかった。

 さて、ワクワクしながらその板に針を落とし、音が流れてきました。

 

 ・・・。

 あれ?

 いや、CDとはまた全然違う音で、とても良いのは良いのだけど、、、

 師匠のとこで色々聴かせてもらった時の、わーーーっ♪ って感じとか、ライブに行った時に感じる、ワクワクとニヤケてくる感覚とか、そういうのがちょっと薄い。

 そっか、まぁ私が導入したのは、必要にして最低限の機能を備えただけの機種。

 師匠んちのシステムと同じような音が出るわけはない という事ですね。

 正直に素直な印象は こんなもんかー というものでした。*1

 これが、前回の記事の最後に書いた事です。

 もしも、いつかちゃんと予算を組んで、それくらいのシステムを入れるつもりがあるのなら別ですが、私のようにそこまでのシステムを導入するつもりが無いのなら、自分に手が届く以上のシステムの音を下手に聴いてしまうと、その音を耳が覚えてしまって、実際に自分の家でレコードを聴いたときに物足りなく感じてしまうかもしれません。

 購入前に試聴するのは良いと思いますが、自分が購入を検討している機種の価格帯での試聴、比較、に留めておいた方が良いかもしれません。

 私にとって一番大事なのは、自分ちで気持ちよく音楽を聴く事ですから。

 

 と、えらく盛り上がらない事を書いていますが、レコードの味は十分堪能できるので、買わなきゃよかった とかいう事には全然なってませんので、念の為。

 単に私の好み、欲しかった音と系統が違った という事です。*2

 Yamahaの音が好きな人が居れば、Pioneerが好きな人、好みは色々ですから、それだけの事です。

 そのまま、Drem In Blueを楽しんで聴いていたのですが、アナログ盤はCDと曲順が違っていて、Side1(懐かしいでしょう?)の最後にCDの一曲目に入ってるBlackbirdが収録されています。

 大好きな曲なので、どんな感じで聴こえてくるんだろう と待ち構えていたのですが、、、

 ん?

 なんだか音が歪んでる。

 おかしいな、なんで?

 うーん、結構割れてる、、、

 あらあら、ドンドンひどくなるな

 うそー、まじで?

 どうしたんだろう

 何かシステム上の問題でもあるのかな

 これは困った、、、

 

 さて、一体どうしたのでしょう。

 むちゃくちゃ引きの強いオレンジさん、まさかのターンテーブル 不良品をゲット?

 

 いい加減長くなってきたので、気になりますが後編に続きます。

 (私はかなり動揺したのですが、レコードに詳しい方はすぐにわかる事ですね)

 

 

 

 

*1:と言ってますが、決してこのテーブルが良くない訳では無いです、今回だけ読むとそう感じるかもしれませんが、最終的にこのテーブルを買ってよかったと思う所に落ち着いて居ます。

*2:そして、この件も後日しっかり修正され、結果大満足。