こんばんは。
この週末、やっと「この世界の片隅に」が公開されたので、さっそく見てきました。
全米公開 といっても、かなり限られた場所のみでの上映で、私が住んでいるエリアでは、SantaMonicaにある小さい映画館1か所だけでした。
外から見たら、映画館と分からない外観です。
予想はしていたのですが、それほど人は入っていませんでした。
というのは、「君の名は。」が最初に公開された時は、チケットがSoldOutになってしまい、見に行くことが出来なかったのですが、今回は前日になっても全ての上映時間でチケットはまだ残っていたからです。
特に、私は土曜日の朝一番の回だったので、余計かもしれませんが、、、
ある程度話題にはなっていたのですが、そこまで多くの観客を動員することは出来なかったのかも知れません。
さて、映画は というと。
素晴らしい、ほんっとに良い映画でした。
戦時中の、極々普通の市民の生活を淡々と描いた映画なので、ハラハラドキドキという展開があるわけでも無く、謎解きがあるわけでも無いのですが、なんだろう、とても引き込まれる映画でした。
予告編すら見た事が無かったので、あのフンワリした画がどういう風に動くのかな?という興味もあったのですが、、、フンワリ動いていました(笑。
そのフンワリした感じが、最近の画質も動きもスーパーにクリスプなアニメとちがって、ものすごく心地よく、始まってすぐに いい感じだなぁ と、先ずそこから引き込まれ、その心地よさが自然に映画の中の世界に連れて行ってくれた感じです。
と同時に、ちょっとショックなことが。
サイトでチェックした時にはSubTitledと表記されていたのに、英語吹き替え版でした!
最初のセリフを聴いて、へ? とかなりビックリ。(英語だったので)
これはにはちょっとがっかりでしたけど、まぁ全く初めて見たせいか、先入観もありませんから、5分もしたら慣れてしまいましたし、私にはその方が良かったかもしれません。(理由は後述します)
この映画、人に勧めるか と聞かれたら、是非見た方が良い と勧めます
が、
私にはちょっとキツかったです。
最後の1/3か1/4くらいまで、全くそんな気配は無かったのに、突然とんでもない事が起こり、またそれが私の心に障り、もう耐える暇もなく涙が止まらない状態に。
それから最後まで、ずーっと泣きっぱなし、もうどうしようかと思いました。
他にも、色々と障るところがあり、もう声を上げて泣きそうになるのを止めるのが大変でした。(流石に周りの迷惑になりますからね)
余りにも感情が振れてしまって、最後は猛烈な頭痛に見舞われる始末。
もし、日本語で見ていたら と思うと、恐ろしいです。
見ていない人には、是非、と進めます。
でも、もう一度見るのは、ちょっと、いや、かなりつらい。
建国以来、本土が戦場になったことが無いこの国で、この映画を見た人はどういう感想を持ったのでしょう。
自分がえらい事になっていたので、周りの反応がどうだったのか、雰囲気をつかむことも出来ませんでしたが、エンドロールが終わるまで席についていた人は結構いたように思います。
頭上から爆弾が落ちてくることは無いだろうけど(いや、そうも言えないのかな?)、こういったことは形を変えて身に降りかかる可能性は、今も、いつの世も、そこかしこに潜んでいるかもしれない。
今の生活の中で、普通だと思って頑張っている事が、あと何十年かすれば 当時の人は大変な時代を生きていたものだ と言われるようになっているかもしれない。
その大変な時代の中にあった、普通の喜びや幸せも、その時には無くなっているかもしれない。
在る が当たり前のことが、自分から奪われるということ。
今日それが起こるかもしれない ということ
忘れないように 刻んでおこう。
本当に良い映画だったのですが、、、
日本語でも見てみたいなぁ と思うのですが、、、
うーん。
やっぱり、もうちょっと時間をおいて また見てみようか。
映画を見終わって、駐車場まで歩く途中、道路をクローズしてFarmer's Marketが開かれていました。
ちょっと覗いてみたのですが、規模はあまり大きくなく、おっ? と思うような目を惹くものも無く、そのまま素通りしました。
ズラッと並んだプチトマトがすごく綺麗だった。
この日はその後、車仲間とのBBQがありました。
(コンロが一番盛り上がっているときに写真を撮り忘れていた)
夕方から始まって、終わったのは11時頃。
いつもの集会と違い、アルコールも入って、時間もたっぷり。(私は飲めませんけど)
とても楽しい時間を過ごせました。
撤収となり、帰り際 お互いに声をかける
「じゃ、また明日~。」
ん?
明日?
実は、その次の日はいつもの月一の集会でした。
皆の都合の良い日が、たまたま集会の前日だったので、たっぷり遊んで、帰って、寝て、起きたら今度は愛車で集合。
(私はまた一番乗り)
どんだけ仲いいねん と笑ってしまいます。
こんないい仲間と巡り合わせてくれた、240Zに感謝。
そのZですが、最近、足回りをいじった際、どうもフロントが浮いてしまったようです。
家の出入りはきつくなるのですが、あと数センチ落とせそう。
うーん、やることは尽きない。