こんばんは。
先日、チョコレート好きの相方が誕生日だったのでザッハトルテを作りました。
オーストリアのお菓子で、殆どチョコレートみたいなケーキです。
お菓子を作るのは好きなのですが、私が作るお菓子の中で一番手間がかかり工程も複雑だと思います。
チーズケーキ等なら平日の夜にでも作ったりするのですが、これは週末に十分な時間を取らないと作れません。
何度か作っているのですが、毎回食べてはレシピを変更して、未だに これ! とは決まっていないので、今回作ったのも果たしてどんな感じ? と思いながらの制作です。
段取り良く作る為に材料を計って分けた後、メレンゲから作り始めます。
初めてメレンゲを作ったときは、元々の性格上結構いい加減に考えて作ったのですが、水分や油分がちょっとでも入るとちゃんとメレンゲになりません。
卵の白身をボールに入れるのですが、このボールも完全乾燥させていないとダメだったり、白身を分けるときにちょっとでも黄身が混じると綺麗には行かないのです。
初めて作った時は幾らホイップしても全く弾力が出てこなくて上手く行きませんでした。
今回は上手く行ったようです。
ボウルからこぼれそうですが、既に弾力が出てきているのでこのまま持ちこたえてます。
メレンゲができたら粉やココアパウダー、チョコレート等を混ぜて、、、
それを型に流してオーブンで焼いて、ベース?のケーキ部分ができました。
てっぺんのカリッとした部分をカットしてモフモフした表面にし、そこにブランデーとアプリコットのジャムを混ぜたものを染み込ませます。
そういえば、当たり前の話ですが、こういうお菓子作りをする前はガレージ作業や模型制作はしないようにしてます。
ガソリンやシンナーの臭いがお菓子に移ったら大変ですから。
削った表面を食べてみたら、これがカリカリのチョコ味でとてもおいしいのです。
グラサージュ用にチョコレートを湯煎して生クリームを混ぜたものを作っておいて。。。
先のスポンジに、だーーー っと流します。
だらだらとチョコが流れ落ちるので、お皿に網を敷いて、その上にスポンジを乗せておきます。
暫く自然放冷して粗熱を取ったら、冷蔵庫で冷して出来上がりです。
なんとか形になりました。
さて、食べた感想は というと。
ちゃんとザッハトルテしていておいしかったのですが、もう一段ダークチョコにして作ってみよう ということになりました。
今回は良く食材を買いに行くお店で売っているベルギー産の通常ダークチョコで作ったのですが、次回はそれよりも一段ダークの72%カカオの赤ラベル・チョコで作ってみようと思います。