こんばんは。
ちょっとした事に利用しようと思って、和紙を探していました。
この御時世なので、ネットで探せば和紙を売っているショップも見つかるのでは と思い検索してみたところ、暫くしたら一軒の和紙専門店を見つけることが出来ました。
オンラインで購入できるので、どれにしよう と色々と見ていたのですが、ショップの住所は自宅からフリーウェイを飛ばせば左程に時間はかからない位置にあるようです。
だったら行って実際に見て選んだ方が良いかな? と思ってその住所を調べてみると、なにやらアドレスにユニット番号が付いていて、モールの中にありそうな感じです。
他にどんなショップが入っているのかな? とそのモールのサイトを見てみると、ギャラリーや、アート系のお店ばかりが入っているモールの様です。
これは面白そうだ という事で行ってきました。
その場所は bergamot station という名前で、街中のメインストリートから外れた、知らなかったら絶対にたどり着けないような場所にありました。
駐車場の中に案内図がありましたが、これだけのギャラリーやアート関連のショップ等が入っています。
駐車場脇に、こんな感じでギャラリーが並んでいます。
モール内を散策していると、物凄いものを見つけました。
ベンツを一台、そのままプランターにしていました。
中には土がびっしりです。
今回見て回った中で、気に入ったギャラリーの中からいくつか紹介してみようと思います。
一つ目はラテンアメリカのアーティストの作品を集めたギャラリーです。
(ギャラリーから撮影と掲載許可は取得しています。)
どの作品も、他のギャラリーとちょっと違った異国感のあるエネルギーに溢れていました。
素朴な雰囲気ががとても落ち着ける感じで、原色をガンガンつかった絵もドギツイ印象が無く、きれいだなぁ と思いました。
スタッフの人も凄く親切で、記事にしたい という申し入れに対してもすごく協力的で、ぜひまた来てほしい と言われました。
次のギャラリーは、展示スペースとギフトショップが併設されていて、色々なライトの作品が展示中でした。
(ギャラリーから撮影と掲載許可は取得しています。)
アンティークな物を利用、加工して、それに古いネオンバルブを組み合わせた作品たちで、光る物に弱い私にはとても魅力的なエキシビジョンで、物凄く刺激を受け、何か作りたい衝動に駆られてしまいました。
横のギフトショップも、とても素敵な、一点ものの作品等 興味深い物が沢山売られていました。
展示スペースとショップの境のドアが、また凝った作りで、それ自体が作品になっていたようです。
うっすらと光って見える色とりどりのチップは、アクリルか何かがドアを貫通してはめ込まれているので、透過光で綺麗に光って見えます。
このギャラリーは二階もあったのですが、その階段が物凄いピッチが狭く、急な螺旋階段だったので、高いところが苦手な私はちょっと怖かったです。
写真を撮るのも結構怖かった。。。
最後のギャラリーは、二人の写真家のエキシビジョンが開催中でした。
ギャラリー自体がかなり面白く、入ってすぐの受け付け?事務所は図書館の様です。
この時は Pentti Sammallahti と Michael Kenna という写真家の展示でした。
(ギャラリーから撮影と掲載許可は取得しています。)
Pentti Sammallahtiは人や動物が中心となった写真で、どれも物語が感じられるようです。
Michael Kennaは風景が中心で、静かな雰囲気が漂う、水墨画のようです。
二人とも とても好きなタイプの写真でした。
そして、ちょっとビックリしたことがあったのですが、Michael Kennaの写真を見ていて、いいなぁ と思い、事務所の前に何冊か置いてあった彼の写真集をみていたら、彼は日本に写真を撮りに来ていて、日本で撮った写真の写真集も出版されていたようです。(既にOutOfPrintでした)
実際にこのときの展示の中にも日本の写真が何枚かあったのですが、驚いたことにそのうちの何枚かは私の故郷の滋賀県で撮られたものでした。
写真集の中にも滋賀の写真は、かなりの枚数を見ることが出来、琵琶湖に浮かぶ鳥居とか、懐かしいな と思う写真もありました。
そんなことも含めて、このギャラリーは凄く印象に残りました。
紹介するのに良い写真が無かったのでアップできませんでしたが、Craig Krull Gallery というギャラリーで D.J.Hall という画家の展示をしていたのですが、こちらも凄く良かったです。
この画家は手帳の様なスケッチブックを持ち歩いていて、それに風景を描いているようで、展示作品はどれも比較的小さな物ばかり。
スケッチの下には絵に関するコメントを記入してあったり、絵もフワッとしていて暖かい感じがしました。
実際に彼が持ち歩いていたであろうスケッチブックも展示されていました。
さてさて、本来の目的だった和紙屋さんです。
Hiromi Paper というそのお店は、モールの中にある長屋の様な建物の中にテナントとして入っていました。
中に入ってみると、ほんとうに和紙専門店 という感じで、色んな関連商品も売っていました。
色々物色して、値段も手ごろで目的にあってそうな和紙が見つかって、目的も達成です。
Hiromi Paper, Inc. Online Store
結局、Closeしているギャラリー以外は殆ど全部見て回ったので、開店して直ぐに到着したにもかかわらず、見終わったのは3時ごろだったかな?
凄く楽しめました。
各ギャラリーは期間でエキシビジョンは変わりますから、また数ヵ月後に来れば違った展示を見ることが出来ますから、いいところを見つけました。
入手した和紙の使い道は、ほんとにちょっとした事なのですが、いつか記事にしようと思っています。
(追記)
中ほどで紹介したLois Lambert Galleryなのですが、2階は別のギャラリーが使っているので、そのことを記載しておいてほしい と連絡がありました。
Lois Lambert Galleryは一階のエキシビジョンとショップのみです。