こんばんは。
1972年型のアルファロメオ GT1300 Juniorに乗っています。
久しぶりの登場です。
モールの駐車場にて。
ちっちゃ!!
スケール感がおかしく見えるくらいちっちゃいな。
いや、今日はジュリアが小さいという話ではないのですが、まったく関係ない事も無い話です。
うちのジュリア、小さいのと、それに比例して車高も高くはないです。
なので、テールランプの位置も低めなのです。
そのうえ、テールランプは前期型の小さめのが付いていて、旧い車にありがちなライトが暗いという問題もあります。
そんなわけで、夜にテールライトが点灯した状態でブレーキを踏んでも、ブレーキライトが点灯したことが分かりにくいのです。
旧い車に馴染みのない方にはピンと来ないかもしれませんが、昔は3rdライト(ハイマウントブレーキライト?)が付いていない車が多かったです。
ですから、ブレーキを踏んだ時に点灯するブレーキライトはテールライトと共有のライトの明るさが変わるだけ、しかもテールライト本体が低い位置にある為、後続車へのアピール不足になりがちなのです。
となると、後ろから追突されるリスクも増える事になります。
少しでも目立つように、後続車が居る時はブレーキを踏む時にライトを点滅させるように踏んだりします。
それでもやっぱりもうちょっとブレーキライトを目立たせたいと思ってしまうので、見た目がかっこ悪くなるというか、野暮ったくなるのは重々承知の上、安全性向上の為に3rdライトを追加することにしました。*1
実際に取り付ける作業は、そんなに複雑ではないです。
ブレーキライトのバルブに送電しているワイヤーから一本追加でワイヤーを取り出し、それに追加のライトを繋げればブレーキを踏めば一緒に点灯します。*2
105タイプのジュリアはトランクからテールライトの裏にアクセスできます。
ワイヤーが4本繋がっていますが、一番下のワイヤーがブレーキライト点灯用です。
そのワイヤーから一本分岐させるのですが、一番手っ取り早いのはエレクトロタップとか言われるパーツを使う方法でしょうか。
ただ、個人的にはこの方法は極力使わないようにしているので、他の方法で分岐させます。
今回はオリジナルの配線は元に戻せるようにしたい とか面倒な事を考えてしまったので、分岐させる簡単な部品を作りました。
簡単に作れるこういうものです。*3
同じものは市販もされていますし、ダブルギボシというものもありますが、手持ちに無かったので、買いに行ったりネット通販したりする時間がもったいないから自作しました。
これをブレーキライト担当場所に差し込んで、一本には元々刺さっていたワイヤーを、もう一本に3rdライトへのワイヤーを差し込みます。
そのワイヤーを3rdライト取り付け場所(今回は室内)まで引っ張れば配線の準備は終了です。
次は実際にライトをマウント。
何でもいいので手持ちにあった赤いLEDのライトを使う事にします。
で、できればそのライトを設置するのも気に入らなかったら撤去する可能性を考えて、本体には何にも跡が残らないようにします。
まず、アルミ板を加工してこんな感じのフックみたいのを作りました。
それを何かを作った後の残りの端材にねじ止め。
これがベースになります。
そのベースの上にライトを両面テープで接着したものを、後部座席の後ろの内装パネルの後端に引っ掛ける様にして固定しました。
緑の矢印がアルミ板で作ったフックで、パネルに引っ掛けてあります。
あとは引っ張ってきた配線を繋げれば作業は終了です。
テスト。
テールライト点灯時。
から
ブレーキライト点灯。
ちゃんと3rdライトも点灯しました。
もともと赤く光っているモノの光量が増えるだけよりも、何も無かった所に赤く光るものが出現する方が認識してもらえると思うので、少しは後ろから追突の危険性は減ったかと思います。
まぁ、どう考えても無い方がスッキリして良いのですが、余計な事故は避けたいですから致し方ないです。
あと、室内に3rdライトが付いているので、窓ガラスへの反射でライト切れもすぐに分かる利点もあります。
と、記事にするとあっさり終わるようなちょっとした工作なのですが、実は最後の最後で頭を悩ます問題が発生ました。
電気系トラブルで、原因を割り出すのにかなり時間がかかったのですが、何とか解決。
この件はまた気が向いたらいつか書くかもしれませんが、次にジュリアの投稿の順番が回ってくるのは果たしていつになる事やら、、、