こんばんは。
少し前に、ジャズピアニスト Josh Nelsonのライブ配信でリクエストに応えてもらった時の事を記事にしました。
その時に弾いてもらった曲名は「Wells, Verne, and the Magic Lantern」ですが、WellsはH.G.ウェルズ、Verneはジュール・ヴェルヌの事を意味しています。
SF好きの方ならすぐに反応なさると思います。
今日はその曲名にあるH.G.ウェルズの小説が原作となった、クラシックSF映画をおすすめ紹介します。
タイトルは「タイム・マシン/80万年後の世界へ」
タイトルから想像がつく通り、タイムトラベルものです。(いきなりネタバレ、でもタイトルがそうなってるのだから、これくらいいですよね?)
というか、古い映画のパッケージってヒドイのが多いですよね。
それ自体が結構なネタバレになってたり。
この映画のパッケージも、なにやらモンスターの様な物が襲い掛かってくる展開が見て取れるようになってます。
今まで見て一番びっくりしたのは、「猿の惑星」(古いやつ)のパッケージ。
分かる方は分かると思いますが、一番知られたらいけない事をドォーンとパッケージに描いている、究極のネタバレパッケージです。
お。
話を元に戻しましょう。
タイムマシンですね。
パッケージには怪物が登場していますが、子供向けのモンスター映画とか、そういうことではありません。
そういうのはちょっと という方も毛嫌いしないでください。
タイムトラベルものと言えば、なんとなく幾つかパターンがあって、それのどれかに当てはまるだろう と先読みしてしまう人も居るかもしれません。
確かに、部分によってはそういうパターンに嵌るところもある かな?ですが、冒頭からなかなかに気持ちを掴んできます。
それに、この映画は1960年の映画なので、所謂タイムトラベルもののパターンというのは、そもそもこの映画が元になってるのかもしれません。
ストーリーの構成も時系列の組み立て方が凝っていて、ついその先が気になって1時間40分程の映画なので、あっというまに見終わってしまいます。
’60年の映画となったら、古臭くて観られない などと思うなかれ。
古く見える箇所は多々あれど(実際古いですし)、映画としての完成度はものすごく高く、退屈なんか全くしないで最後は主人公の取った行動(選択)に じんわりと感動させられます。
その人の人生にとって、何を大事にするか。
私は主人公の選択に「そっか~、よくやった♪」と言ってあげたい。*1
ちなみに。
この映画のテーマ曲は、Joshがライブ配信の時にソロ・ピアノで弾いた事もありました。
彼もこの映画は大好きなんですね。
モデラー目線から見ても、タイムマシンのデザインが良く、キットを探してしまいました。
電飾したらとても良さそうです。
既にかなり旧いキットでプレミアム価格になっているので、もしも縁があって掘り出し物と出会えたら、制作してみたいです。
出来れば後ろの円盤もグルグルさせたいですね(笑。
今日はH.G.ウェルズ原作の映画を紹介させて頂きました。
そのうちに、今度は曲名にあるもう一人、ジュール・ヴェルヌ原作のあの名作を紹介させて頂こうと思います。
*1:考えようによっては、自分の事しか考えていない 選択なのかもしれませんが、私個人は応援したくなる選択でした。