こんばんは。
毎年この辺り(西海岸の南)では、夏前になると街の彼方此方でジャカランダがとても綺麗です。
まず花が咲いて、花が散ったあとから葉が出てくるので、日本の桜のように花が咲く時期にはジャカランダの木は薄紫色一色になって、大きな木はそれは見事に綺麗です。
毎年この時期になると そろそろかなぁ と楽しみにしていますが、今年はジャカランダもいつもと違いました。
花が咲かないのに葉が出て来ている木をよく見かけたのです。
気温の変化が例年とはちょっと違い、急に暑くなった日が数日あったかと思うと、また春先のように肌寒い日に戻ったり。
植物もどうしたら良いのか迷ってしまったのでしょうか。
今年は咲かないのかなぁ と思っていたら、例年よりも少し遅いですが急に咲き始めました。
しかし、葉が出ている状態で花を咲かせていたり、少し紫色の密度が低いようです。
とは言うものの、年に一度、限られた期間しか見られないので、近所の公園に花見に行きました。
日本の桜並木のように、ジャカランダ並木というのも無いわけではないのですが、どうも咲きが悪かったので、今年は公園に点在しているジャカランダだけです。
こんな感じで他の木々に埋もれて植わってます。
うーん、やっぱり 満開! というには程遠く、花がまばら。
この公園は高低差があったり、川があったり(水は流れていないのですが(笑)して、小さめの公園ですが、ちょっと自然っぽい感じがしてなかなか良いのです。
外周を歩いていたら、見慣れない白い花を発見。
雑草群の中に1箇所だけ群生していました。
たまたまこの一角の環境があったのでしょうか。
なかなか可愛い花なので、うちの庭にも生えてきてくれんかの。
なんと、まだ桜の花が残ってました。
ギリギリちょっとだけ残っていたのですが、ジャカランダと桜が同じ時に咲いているなんて、初めてのことなので驚きました。
そうとう気候がへんてこりんなのでしょう。
翌週、他の公園の前を通りかかったら、こちらは一週間ずれて丁度咲いていたので、ちょっと寄ってみました。
こちらの公園の方が、先の公園よりも紫色が密でした。
曇り空だったので、少し暗くなってしまいました。
ジャカランダは青空バックの方が映えますね。
ジャカランダの花は「はらはらと散る」のではなく、「ぼてっと落ちる」感じで、樹の下にビッシリと敷き詰められて絨毯のようになります。
それもまた綺麗なのですが、掃除が大変だそうです。*1
庭に欲しいなぁと思ったこともあるのですが、その事を考えて街にある樹を観るに留めています。
ちょっと物足りなかったですが、今年は咲かないかと思っていたジャカランダが観られたので 良し でした。
ところで。
この2週目に立ち寄った公園で、予期せず他にもちょっと面白いものが見られたのです。
同じ公園で遭遇したこの時期にしか見られない(と思う)もう一つの事象。
それはまたこの次にします。
*1:少々の風では飛ばされないくらい重さもあり、踏まれたりすると地面にへばり付いてしまってなかなか取れなくなるそうです。