こんばんは。
今日はPLAMAX製 ランカ・リーの制作記です。
フィギュアの顔塗装の練習になるかと思って制作を始めたキットだったのですが、目のモールドが一切無く ツルッツルの状態だという事が発覚。
かなりあせってしまったのが前回。
制作記1は何にも製作が進まないうちに終わってしまいましたが、今日はちゃんと進みます。(といっても少しだけですが、、、なんせスローペースなもんで)
このキットはレジン製では無く、金型成形のインジェクションキットなので、型抜きの関係でどうしてもモールドが彫り切れない所が色々と見られます。
特に衣装の布地部分は、本来薄くなっている筈の所が金型から抜けないという理由から分厚くなっているとことが多いです。
たとえば
リボンの縁が全体的に分厚く、矢印の所は結び目なのに本体(?)との境目が埋まってしまって一体化しています。
こちらもリボンのパーツですが、矢印部分が分厚くなっていて薄い布地では無くなってしまっています。
クリアパーツで表現されているスカートの後ろに付くヒラヒラ(なんていうのか名称が分からない)もぼってりしています。
本来薄くあるべき所は全部削ってギリギリまで薄くしました。
良く切れるカッターでリボンの結び目に切り込みを入れて、浮かせて
リューターで全体の縁を薄く削りました。
長く伸びたリボンもリューターで薄く削ります。
1枚目の写真と比べて違いが分かるでしょうか?
こんな感じで布地のパーツで出来るだけ縁を薄くしていきます。
他にも髪の毛のパーツもなんとなく丸くポテッとしていたので、前髪を中心にモールドを少し彫り込みました。
Before
After
かなり微妙な差ですが、光の当たり方によってはシャープに陰影が付くのでメリハリが出た様に思います。
こういう工作はいつもやっている事と変わらないので、戸惑うことも無く進むのですが、材質がプラモデルの様にカチッとした硬さが無く、細いパーツを折れにくくする為かビニールやナイロンの様に少し柔らかい樹脂で出来ています。
その為、コリコリ削っても周りが毛羽立ってしまって綺麗な切削面にならず、表面処理にかなり苦労します。
こんな感じでパーツの調整をしています。
今日の制作記はここまでです。
次回のランカ・リー制作記もお楽しみに~