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模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

塑造的アプローチ エポキシパテを使って怪獣の皮膚を回復 (ビリケン商会 エレキング制作 3)

 こんばんは。

 

 前回、パーツとパーツの隙間に詰め込まれたポリパテを彫刻して皮膚を回復させたエレキング。

mata1.hatenablog.com

 

 今回はエポキシパテを使って、隙間を埋めるのと同時に皮膚の紋様?柄?も塑造で回復させてみます。

 

 造形方法として、彫刻は既に硬くなっている素材を掘り出して形作る方法で、対して塑造は粘土等、軟らかい状態で形を作る方法になりますが、模型作りでは、軟らかい状態である程度形を作っておいて、硬化してから細部の仕上げを行う という、どっちも良いとこ取りの盛り削り法で造形することが多いと思います。

 今回のエレキングでは、部分的に、既に隙間にポリパテを詰めるだけ詰めて硬化させてある状態からスタートだったので、その部分は削り出しで皮膚を回復しました。

 残りの隙間埋めはエポキシパテが硬化する前に造形をして、硬化後は全く手を入れなくても良いくらいまで仕上げるつもりで取り掛かります。

 

最初は簡単そうなので、隙間が単純な尻尾から練習しながら始めました。

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 尻尾のつなぎ目はこんな感じに隙間が開いています。

 この隙間をエポキシパテで埋めていくのですが、わたしが使うのはタミヤのエポキシパテです。

f:id:mata1:20170321172759j:plain

 (高密度タイプって書いてますね。)

 それを説明書通りに混ぜて、混ぜて、混ぜて、、、良い具合になったら細長く伸ばします。

 指には水を付けたほうが、パテが引っ付かないと思います。

 あと、冬場室温が低いと硬すぎるかもしれないので、ちょっと手で温めると練りやすくなります。

 そして、細長く伸ばしたエポキシパテを、パーツの隙間にムリムリ押し込んでいきます。

 開いた隙間に、こんな感じで、、、

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 ひも状のパテを巻いて、、、

 後は指、コテ、ヘラを使ってペタペタと両隣のパーツの間を取り持つ様に形を作っていきます。

 

 一番最初の隙間の説明の写真にあった細い尻尾はこんな感じにペタペタしました。

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 こっちは太い方をペタペタしている途中。

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  道具は先に出てきた写真のパテの下に写っているのを、今回一番良く使いました。

 この手のコテやヘラは、フリーマーケットで$2くらいで売っているものを削ったり曲げたりして使う事が多いです。

mata1.hatenablog.com

 

 水を付けながら造形を進めますが、パテがソフビのパーツにちゃんと喰いつかなくて、剝がれ気味になるときは、パーツの表面を水の代わりに瞬間接着剤で濡らしてパテを塗りつけながら造形すると剥がれないです。

 (瞬間接着剤は固まる前に、塗ったらそのまますぐにパテを盛ります。)

 もちろん、指で造形すると瞬間接着剤が引っ付くので、それをものともしない人以外は素手は避けた方が良いと思います。

 

 大まかな形を作ったら、表面の凸凹(テクスチャー)を加えるのですが、さて、どうやろうかなぁ とちょっと考えた結果、今回は歯ブラシを使う事にしました。

 歯ブラシでトントン叩いて点々と窪みを付けたり、横に寝かして押し付けて細かい皺を付けたり、はたまた押し付けてからグリグリ回したり、色々と織り交ぜて単純なパターンにならないようにしてガラを付けていきました。

 彫刻の時に、リューターでガラを付けたときと同じように、全体にビッシリ同じようにガラを付けるとおかしくなってしまうので、単調になってきたらコテやヘラを使って、一部ガラを慣らしたり、またその上にガラを足したり、もちろん周りの表現と極端に違うようにして浮かないように、気を付けてペタペタしていきます。

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 しっぽに歯ブラシでガラを付けた後です。

 こんな感じで、放置して硬化したら終了です。

 もちろん、どこを繋いだのかわかってしまいますが、塗装をしたらもうちょっと目立たなくなる と思う、、、。

 

 今回はここまで。

 次回の制作記は、もうちょっとややこしい腕や脚まわりの継ぎ目の処理をします。