模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

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240Zのライト、配線トラブルについて調べたこと

 こんばんは。

 

 240Zの電装系の修理 と言う迷宮に片足を突っ込んでしまったのですが、取りあえず入り口に茂っている雑草(アラーム等)を取り除いてみました。

これから更に奥に進んでいこう と思うのですが、出来るだけ道に迷わないように240Z の配線に関するトラブルについて、調べたことをまとめてみます。

 これは自分の頭がごちゃごちゃにならないようにする為のメモのようなものですから、とても読み辛く私以外の人には余り意味が無いかもしれません。

 

 北米にはZのオーナーが参加しているネット上のフォーラムが幾つかあり、その中には かなりの人数が参加しているフォーラムもあります。

240Zの配線やライト関連のトラブルを検索してみると、大体どこのフォーラムでも何度もトピックが立てられて、物凄い量の情報が交換されていました。

そんなフォーラムで読んだ事や、周りの240Zのオーナーに聞いてみた事を書きだしてみますと。。。

 

 旧い車全般に言えることかもしれませんが、かなりの人が電装系のトラブルに悩まされている(若しくは悩まされていた)様で、特にライトに関しての情報は沢山出てきます。

 私と同じトラブルも良く話題に出ているようで、ごく当たり前のトラブルのような感じです。

240Zに発生しているトラブルで上位に入りそうなものにフューズボックスのダメージと言うものもあります。

旧い車なのでガラス管のフューズが使われているのですが、そのフューズを抑えているクリップが発熱して樹脂製のボックスを溶かしてクリップが固定されなくなってしまいます。(私のZもボックスが何箇所か溶けてます)

一番溶けやすいフューズはパーキングライト(ポジションライト)用の20Aフューズらしく、トピックの中で10台中7台くらいはその場所は溶けている とか書いている人も居ました。

実際にその数が正確なのかどうかは別として、それ位そこは熱を持つ場所のようです。

やっぱり、パーキングライト系は弱点の様です。

友人のメカニックに聞いてみたところ、ガラス管タイプのホルダー(クリップ)は構造上どうしても当たり面積が少なくなることがあり、それが抵抗になって発熱してしまうそうです。

人によってはフューズをホルダーに半田付けしてしまうそうで、もし切れたら半田を溶かしてフューズ交換するそうです。

それはいくらなんでも大変です。

そこでフューズボックスをブレードタイプにアップグレードしたフューズボックスとかも売られている様ですが、かなり高いです。

 

 ライトの配線自体のトラブルは、私と同じように配線が熱を持って皮膜が溶けてしまう物から、どこかでショートしてしまいすぐにフューズが飛んでしまったり、ヘッドライトが暗かったり、様々です。

ショートに関しては地道に短絡場所を探すしか無い様で、これはただただ地道に配線を追いかけていくしか方法は無いみたいです。

何か良い方法は無いものでしょうか。

 

 配線が熱を持つ原因に結構な人が挙げていたのが、スイッチの接点にカーボンが付着して抵抗になりスイッチから発熱して付近の配線に熱が伝わって、さらに熱が加わった配線は抵抗が増えてさらに熱を持ち と言う悪循環が始まるそうです。

 ライトのスイッチだけではなく、ハザードスイッチがかなり怪しいと思われるケースも多いそうです。

240Zのパーキング(ポジション)ライト、ウインカー、ブレーキライトは一度ハザードスイッチを通過して各部署へ電気が回ります。

ヨーロッパ仕様、日本仕様では、テールライトは、ポジション+ブレーキ(赤)とウインカー(オレンジ)が分かれていますが、北米仕様ではポジション、ブレーキ、ウインカーは全部赤色でバルブを共有しています。

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(日本、ヨーロッパ仕様)

 

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(北米仕様 日本仕様でオレンジになっているところも赤色のレンズが入っています。汚いストックパーツですいません)

 

なので、北米以外ではブレーキライトは独立して配線できるのですが、北米仕様ではブレーキライトも含めて全部ハザードに一旦納められます。

 

それ以外にも、ウインカースイッチ、Hi,Lo切り替えスイッチ等、ハンドルポスト周辺のスイッチは、当時から何も整備されていなければ、そろそろ限界に来ているらしいです。(そろそろ45年物、そらそうですね)

 

配線の発熱についての原因は過電流かスイッチ、ワイヤーの抵抗が原因かのどちらかが多いようで、解決方法はスイッチのOH、ワイヤーの劣化している部分を交換する、あとは、ワイヤーに流れている電流を下げてやってワイヤーへの負担を下げる 等があるようです。

 

現在私が解決したい問題は2点。

パーキングライトの配線の発熱(スイッチ周り)と、ヘッドライトへの電源供給の効率を良くすることです。

 

この解決方法を調べてみると、ワイヤーを全部引きなおす と言うかなり高レベルな修理方法も見つかりますが、純正のワイヤーをそのまま利用してリレーを使った回路をそれに割り込ませる と言うのが一番一般的に行われているようです。

 

私は、先ず出来る事として、

 

スイッチのOHと各カプラ、コネクタの接触状態を良くしてやって、抵抗を出来るだけ取り除く。

その上で、パーキングライト系は電流を抑える為に、バルブをLEDに変えてみよう と思います。

 

ヘッドライトへの安定した電気供給はリレーを回路に割り込ませてみよう と思っています。

リレーを割り込ませるのは今の所ヘッドライトのみで、パーキング系はLEDに変えて電流をどれだけ落とせるか試してみます。

 

 本当はダッシュも降ろして、ダッシュ裏の配線も全部見直したいところですが、毎年参加している大きな車のイベントが9月にあるので、今大掛かりなことを始めてしまうとイベントに間に合いそうもありません。

なので、たちまち解決したい2点のみ作業をして、イベント終了後にじっくりと他の所も作業しようと思います。