こんばんは。
今日は7月4日、独立記念日でした。
このあたりでは、基本的に花火は禁止されています。
ただ、独立記念日だけは特別で市によってまちまちですが、数日前から解禁になるところもあれば、私が住んでいる市では独立記念日も禁止だったりします。
でも隣の市では花火はOKなので、今日は夜になれば彼方此方からドンドンと花火の音が聞こえてきました。
あんまりにも花火の音が良く聞こえるので、夕涼みがてらプラプラと表を歩いていると、近くの大きな道の交差点まで出たところで、花火が上がっているところが5-6箇所見える場所があったので、そこから暫く花火を見ていました。
さて、話は変わって、、、
240Zは配線のトラブルの修理に入りました。
まず最初に取り掛かったのは一番簡単そうな事、各コネクタを磨いて導通を良くしました。
ライトのOn Offスイッチから出ているカプラを外して、そこからターミナルを抜き取って一つずつ磨いては酸化防止グリスを塗ってから戻します。
単純、簡単なのですが、地道に同じ事を繰り返すので時間は多少かかります。
240Zの純正カプラは平端子(と言うと思います、スペード型です)が差し込まれていますが、ワイヤー側と逆の端子側から見ると、ターミナルのところに小さい隙間があるのが見えます。
(写真はハザードスイッチのカプラです)
端子をカプラから抜くには、そこに細いマイナスドライバーを突っ込んでターミナルの爪を押した状態でワイヤー側に引くと抜くことが出来ます。
抜いてやるとペーパーがけも簡単に出来ますが、まとめて全部いっぺんに抜いてしまうと、戻す場所を間違えそうなので、一本ずつ作業しました。(こういうのを間違えない人は、まとめてやった方が効率は良いですね)
この作業は始める前に新しいカプラやコネクタを各種購入してからはじめた方が良いかもしれません。
不慮の事故でワイヤーが切れたり、余りにも状態の悪いコネクタや、クラックが入ってしまっているカプラ等を交換する必要が出てくるかも知れないからです。
これは私の作業中も実際に起こりました。
ワイヤーが劣化していて皮膜がちぎれていて、銅線の束の中の1-2本のみでターミナルに止まっているものがあって、カプラから引き抜こうと思ってちょっと力を入れたら、あっさりとちぎれました。
もしかしたら、電気も上手く流れていなかったかもしれません。
さて、ここで最初ちょっと困ったのが、純正と同じタイプの配線パーツをどこで入手するか と言う事でした。
当たり前ですが、240Zは此方では外車の旧車になるので、そこまで細かいパーツになると普通には売っていません。
で、ネットで探してあるショップを見つけたのですがなんとHonda CB750のパーツ専門店があり、そこでCBの純正対応の配線パーツが売られていました。
写真を見てみると、カプラの形状は同じようだったので、一応ターミナルの細かい寸法と合わせて問い合わせてみると、240Zの物と同じでした。
もし、アメリカ在住のZのオーナーの方で純正対応のコネクター類のパーツを探している方がいらっしゃったら、ここで見つかるかもしれません。
Home - CB750 Supply - Honda CB750 SOHC 1969-78 Parts
他に良いサイトがあったら情報頂けると凄く嬉しいです。
各カプラのコネクタを磨いたら、次は各種ランプのコネクタを磨いてやりました。
ここは、恥ずかしい事に 結構ひどいことになっていました。
ライセンス・プレート・ライトのコネクタは丸ギボシだったのですが、外してみたら塗装した時にマスキングされていなかった為かペイントがシッカリ乗った状態でした。
最初見たときは、私が全塗装した時に、まとめて塗ってしまったのか と思いましたが、良く見るとその前のペイントの様だったので、ちょっとホッとしました。
が、良く考えてみると、それに気が付かないで今まで使っていたのだからおんなじですね。
メスのギボシとの当たり面は塗装が剥がれているので、一応 電気は通っていてライトも点いていましたが、ワイヤーブラシで磨いてやりました。
こんな感じで、各ランプの接続用のギボシを磨いて、グリスを塗ってから戻していきました。
メスの方は、ペーパーを丸めて筒状にしたもので一層さらっておきました。
ギボシだけではなく、電球とソケットも当たり面が汚れているものはペーパーがけして綺麗にしておきました。
勿論、この作業をしながら、各ワイヤーも点検していきます。
サイドマーカーの電球とソケットを点検しようと思い、外してみて見たら、ここもえらいことになっていました。
ソケット側がサビサビです。
ここは磨いて使う事はしないで、以前アフターマーケットのサイドマーカーを買ったときに、ラバーベースの形状が純正と違っていたのが気に入らなくて、レンズのみを交換してマーカーの本体は使わずに取って置いたものがあったので、それと交換することにしました。
純正のラバーベースは、全体にシャキッとしたシェイプで、前と後ろで高さを変えてあります。
が、アフターマーケットのものは、全体的にずんぐりしていて、高さの変化もありませんでした。
この形が気に入らなかったので使っていなかったのですが、メタルベースは新品です。
そこで、ラバーベースを入れ替えてみたら綺麗にはまったので、ラバーのみ純正を使い、メタルはアフターマーケットの新品に交換しました。
こんな感じでコネクタや電球周りを点検していきました。
本当はこんな事、ずっと以前にやっておかないといけないことですね。
果たして、こんなことで効果があるのかどうか、疑問だったので、試しにライセンスプレート・ライトのギボシのところで、ギボシや電球周りを磨く前と磨いた後で抵抗を測ってみたのですが、磨く前は
磨いた後は
すこーーーーしだけ抵抗が下がっていました。
もしかしたら誤差かもしれませんが、全く変化が無いのは悲しいので、抵抗が減ったことにしておきました。
次回はスイッチの点検に入っていこうと思います。