模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

(映画)一足お先に「Nightmare Alley」観てきました。

 こんばんは。

 

 Guillermo del Toro監督の最新作、Nightmare Alleyを観てきました。

 

 昨年、映画館が営業を再開して、カリフォルニアでも新作がどんどん公開される中、これは観たい!という作品の筆頭がデル・トロ監督のナイトメア・アリーでした。

 なかなか行くタイミングが無かったのですが、仕事納めの日は早く仕事が終われそうだったので映画館の時間をチェック。

 急げば丁度間に合いそうな上映があったので、大慌てで仕事を納めて映画館に向かいました。

 観に行ったのは仕事帰りにいつもの映画館。

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 (この写真は今年に入ってから撮りました、当日は大雨だったのです)

 

 いつもと同じ、全く内容は知らなかったのですが、デル・トロ監督の映画です、面白いに決まってる。

 南カリフォルニアにしては珍しいほど強い雨の降る中、ギリッギリ開始時間に間に合いました。

 

 ネタバレは可能な限りしないようにしますが、系統だけ。

 スリラーということらしいです。

 私が観た感想は、スリルはあるのですが、それよりも何よりも感じられたのは、最初から最後まで流れる 不穏な空気 です。

 別に何も大きな事件は起きないような場面でも、なーんか怖いことが起こりそうな、嫌なことが起こりそうなかんじ。

 不穏なのです。

 順調で平和なシーンでも、不穏な空気が立ち込めます。

 これはストーリーの展開からそう感じられるのではなく、映像の作り方、演出が、なんとも言えない ざわっ とする雰囲気を出しているのだと思います。

 デル・トロ監督の映画は、ストーリーが良いというのも勿論なのですが、私はストーリーの良さよりも映像にとても惹きつけられます。

 この監督の凄いなぁ と思うところは、ものすごく美しい映像を見せてくれるかと思ったら、めっちゃくちゃ怖い映像を出してきたり、この映画のように いまになんかとんでもないことが起こるんじゃないか と不安でどうしようもなくなるような映像を しんしんと流してきたり。

 で、どれをとっても監督の味になってる。

 独特の雰囲気です。

 そこがハマれば病みつきです。(私は病みつきになってます)

 

 ギレルモ・デル・トロ監督作品といえば。

 2017年に公開されたThe Shape of Waterが浮かぶ人も多いのでは。

 

映画が始まって3分で はい、名作 と思えた程、オープニングから素晴らしかったです。

 金獅子賞、アカデミーでは作品賞、監督賞を含む4部門等、数多くの賞を獲得しています。

 私も大好きな映画、おすすめです。

 

 私としては。

 デル・トロ監督といえば!

 2006年公開の Pan's Labyrinth (パンズ・ラビリンス)は忘れられない映画です。

 

 ジャンルは、ダーク・ファンタジー?になるのかな。

 シェイプ・オブ・ウォーターもファンタジーになると思うのですが、これはダークな部分もあるけど、ほっこりする映画だと思うのです。

 が、パンズ・ラビリンスは、もう強烈、めっちゃダーク。

 内容も重く、観終わっても どぉ~~んと残りました。

 私はこの映画を観てこの監督の名前が強く印象に残るようになりました。

 これは、個人的にはとてもおすすめなのですが、人によっては苦手なタイプ ということもあるかも。

 重いのを観たい という時に観てみてください。

 

 話は戻って Nightmare Alley。

 最初から最後まで不穏な空気に包まれて、舞台設定、美術、映像、全てに目を奪われて、ストーリーも これからどうなるの????? とサイコ・スリラーとしても一級品。

 2時間半弱の時間があっという間でした。

 

 映画館から出ると、まだ雨は強く降っています。

 映画も雨のシーンが多かったので、その雰囲気にどっぷり浸かったまま帰路につきました。

 なんか、ほんとに映像が色々と焼き付く映画でした。

 もう一度観たい と既に思っています。

 

 日本では3月後半頃に公開予定。

 是非、映画館でデル・トロ節にどっぷりとハマってみてください。