こんばんは。
日本映画の「Drive My Car」がアカデミー賞にノミネートされましたね。
来月に結果は発表になるのですが、それに合わせて現在アメリカでは、既に公開が終わっていた物も含めて、ノミネート作品が色々と劇場公開されました。
最初はLAダウンタウンやサンタモニカ等、限られた映画館でのみ公開されていた「Drive my Car」も一気に上映映画館が増えてきました。
日本の映画が観られる機会は限られています。
勿論観に行ってきました。
大手チェーン店(というのかな?)の映画館です。
この映画館に来るのはかなり久しぶり。
5~6年ぶり?
いや、もっとか?
もう人数制限も多分無くなって、通常モードで営業されていると思いますが、まだ人の入りは元に戻っていないようでした。
通路にも程んど人が居ないですね。
映画館に入った時、私の前に居た人は日本人でした。
やはり見に来るのは日本人が多いだろうな と思っていたのですが、まぁ日本人が多めでしたけど、アメリカ人も結構見られました。
どっぷり映画にはまっている人は、アカデミー賞発表までに、ノミネート作品は全部見ておこう という人も多いでしょうしね。
さて、映画です。
日本ではもうとっくに公開は終わっているでしょうし、ご覧になった方も多いでしょうから、感想は簡潔に。
私としては、控えめに言って、とても良かったです。
派手な展開やアクションが無く、物語が淡々と進み、ときどきサクッと入ってくる言葉がある。
そういう映画はいいですね。
車が重要なアイテムとして扱われているのも また良し。
日本の風景がスクリーンで観られたのも、じんわりとします。
作品賞にノミネート というのがとても納得な映画でした。
オープニングへの導入も素晴らしかったです。
私はそこで おーこれはいいわ とかなり心を持っていかれました。
あとね、劇中に手話を使う女性が出てくるのですが、この方がびっくり綺麗。
なんというか、登場した時点では他の脇役の方たちと同じ様に思えたのですが、演技に入った途端に、まぁ美しい。
ここ何年かに観た映画で、といってもどこまで遡るかわかりませんが、一番綺麗 というか、美しいと思った女優さんでした。
まぁ、それは置いといて。
始まってすぐ、あ これは良さそう と予感がして、その予感どおり 観終わった後に いい映画だったな と思える作品でした。
ちょっと心配していた 英語吹き替えだったらどうしよう問題も、ちゃんと日本語+英語字幕で満足。
アカデミー賞には 作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞の4部門にノミネートされているそうです。
以前に国際長編映画賞にノミネートされた映画が作品賞も受賞した時には、外国映画として受賞してるんだから、作品賞はアメリカの映画が取っても良かったんじゃないかな と思ったのですが、「Drive my Car」は作品賞を取ってほしいなぁ と思うのはだいぶ勝手ですね。
とはいえ、私は「Nightmare Alley」を一推し という立場は変わってないのですけど。
アカデミー賞の授賞式は3月27日です。
ノミネートされているということは、会場に濱口竜介監督や西島秀俊さんも来られるという事ですよね、多分。
昨年はコロナの影響で人数が制限され、会場も確かユニオン・ステーションだったような気がします。
なんかあんまり盛り上がらなかったんですよ。(私的には)
今年はドルビー・シアターでの開催になるそうですね。
基本テレビは観ないのですが、毎年アカデミー賞はとても楽しみで、始まるまでに用事は全部済ませてテレビの前に待機してます。
どんな作品が選ばれるのか、今年も楽しみです!