模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

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外せるものを外しました。

 こんばんは。

 

 電気系のトラブル と言う私にはかなり難易度の高い問題が240Zに発生してしまい、もう避けて通れそうも無いので、出来るところから問題を解決して行く事にしました。

 

 まず最初に取り掛かったのは、こちらで「アラーム」と言われている防犯装置を取り外すことから始めました。

私のZは買ってすぐに盗難されてしまったので、発見されて再び車生活が始まった時に、最初に行った改造(?)はショップに頼んでアラームを付けてもらうことでした。

このアラーム、今のようにメーカー純正の盗難防止装置が車に搭載されるようになる前は、アフターマーケット品の装置をショップに頼んで取り付けてもらうのが一般的でした。

それなりの金額がになるので、元々は付けるつもりは無かったのですが、やはり一度車両盗難という目に合うと、軽く恐怖心も生まれてしまい、買い物に行っても また盗まれているんじゃないか と暫くは不安でしょうがなかったので、少しでも気休めになれば と思い私の240Zにも取り付けてもらったのです。

 ですが、最近は240Zで買い物に行ったりすることも無くなり、出動するときはクラブの月例集会や、クラシックカーイベントに出るときが主で、路駐したりすることもないので、アラームを起動させることは殆どありません。

このアラームが故障してしまうと、エンジンがかからなくなったり、やたらうるさいサイレンが鳴り響いて止まらなくなったりすることもあるので、使っていないのなら、外してしまった方がトラブルの元は一つ減らせます。

が、ちょっと考えれば分かりますが、そんなに簡単に外せたら盗難防止装置の意味は無いので、取り外すのはそこそこ大変な作業になり、下手に配線を切るとエンジンがかからなくなってしまいます。(過去に、バッテリーを切って再び繋げるときにもサイレンがなるので、うるさく思い整備中はサイレンを外しておこう と思って外したことがあるのですが、その状態でもエンジンはかからなくなりました)

というわけで、私には難しく思いそのままにしてあったのですが、ここはがんばって外してみよう と作業に入りました。

 

 最初に、アラームの配線図を見てみました。

とにかく物持ちの良い私は、当時の説明書も箱と一緒に残してあります。

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サイドワインダーというのが商品名でした。

 

細かいことは分からないのですが、アラームの本体から配線が色々と出ていますが、要するに基本的には変な振動が加わったり、ボンネットやリアハッチがアラーム起動中に開けられるとサイレンがなり、セルへの電源供給がカットされるようになっているみたいです。

ん? イグニッションをカットすると思っていたら、セルを回らなくするみたいです。

・・・・・そうか。

いや、実は、過去に240Zのイグニッションキーシリンダーがヘタって来たためか、時々キーをまわしてもセルが回らないことがあって以来、自分でスターターリレーを一個追加して、セルのスイッチをイグニッションキーから分離して別に設置しました。

ということは、、、、、仮にアラームが作動してセルの配線をカットしても、既にその配線は使っていないので普通にエンジンかけられると言うことかも。

試しに、アラームの本体ユニットに付いている何本もワイヤーが繋がっている幅広のカプラを外してみて、そのままエンジンをかけてみると、、、

何事も無い様にエンジンがかかりました。

アラーム 意味無いやん・・・。

下手に手を出して、2度とエンジンがかからないようになったらどうしよう と取り外すことを躊躇したいたのですが、こうなると勇気百倍、一気に配線を外してかかりました。

一気に といっても、アラームはセルの配線や、ポジションライト(リモコンで起動させたときにポジションライトがポッポッと点滅します)、サイレン、ボンネットやハッチの開閉のスイッチ等々、色んなところの配線に割り込ませてあるので、手が届きにくいところも多く、苦労しました。

 

なんとか外せたアラームです。

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なんか、ダッシュ裏から かなり配線が減ったような気がします。

 

このアラームはポジションライトとも絡んでいるので、もしかしたらこれが何か悪さをしていてポジションライトが熱を持っているのか? とちょっと期待したのですが、アラームを外してポジションライトをつけてみても、やっぱり配線は熱を持ってきました。

 

残念ながら原因はこれとは関係なかったようです。

 

仕方ないので、更に迷宮の奥に進むことになりそうです。