こんばんは。
上映中の映画 American Sniper を見てきました。
映画の話を良くする友人が 良かった と言うので見に行ってみたのですが、その彼が「予備知識が何も無いのならお薦めです」と気になる事を言っていました。
言われたとおりに何も情報を入れずに見に行ったのですが(ほんとに殆ど何も知らずに)、見終わってその意味が分かりました。
だから、というわけではないのですが、もし何も情報を持っていないのならそのまま見に行くことをお薦めします。
でも日本だとCMを見ているだけでも結構いろんな情報が入ってきてしまうから、情報を入れないというのは難しいかもしれませんね。
いろんな意味でインパクトが強い映画でした。
普通にCMを見れば分かると思うので、ネタバレにもならないと思うので書いてしまいますが、戦争映画なので 人が殺されるシーン が沢山でてきます。
それを避けたい人は行かないほうが良いかもしれません。
いろんな意味で、怖い と思いました。
良い映画だと思います。
さて、それでは新しい制作記のスタートです。
制作するキットは映画 エイリアン3に登場するクリーチャー、クイーン・チェストバスターです。
今回の制作記は初めての試みで、貼り付けてある画像はかなり小さめのものを使っています。
大きめの写真ではっきり見たい という方は、クリックすれば拡大するようになっていますので、興味のある方は大きくして見て下さい。
このキット、実は入手したのは かれこれ15年くらい前だと思います。
同僚の映画好きの友達が「オレンジ、こういうの好きだよね?買ったけど作れないからあげる」 と突然持ってきてくれた頂物です。
まだモデラーに出戻ってなかったので、仮組だけして放置してあったのですが、昨年 H.R.Giger氏が永眠し、Alien関連で何か作りたくなって制作を開始しました。(だったらBigChapとかにしないと とか言わないでください。先ずはあるものを作らないと、、、)
頂いたキットはこういう状態で15年ほど放置されていました。
組んで、プライマーを吹いた状態です。
このキットはソフト・ビニール製なので、プラモデルのようにパテを盛って整形したりするわけには行かず、隙間などは瞬間接着剤を使って埋めた、、、と思います。
塗装も、普通に塗っただけでは簡単に剥がれてしまうので、それ用のプライマーを塗らないといけません。
今なら良い模型用のプライマーが手に入るのですが、当時入手できたのは 車のウレタンバンパー用のプライマーでした。
どちらも柔らかいから似たようなもんかな と思ったのですが、、、後にこれは間違いであったことが分かります。(その時既に遅し でした)
とにかく、当時はこれで行けると思っていたので、そのまま作業に入りました。
ソフビのキットは、レジンやプラの様に硬く無いので、立たせたりする時にもシャキッとしてくれなかったり、色々と問題が出てくるので、脚には石膏を流して固めてしまいました。
胴体はそれなりに大きいので、それも石膏で固めてしまうとかなりの重さになって、この細い脚では支えきれなくなってしまいそうです。
そこで、以前何かの作例か記事かで読んだことがある、ぬいぐるみ用の綿を詰める方法を試してみることにしました。
綿 といっても、棒やドライバーを使って、無理やり押し込んで行くと、カッチカチになりますから、多分大丈夫だろう、と思い ダイソーに売っている手芸用の綿を買ってきて、モリモリ詰め込みました。
(尻尾のつなぎ目からドライバーで押し込んでいます)
柔らかいままでは意味が無いので、それはもう一心不乱にモリモリ ムリムリ詰め込んでいったのですが、フッと我に帰ると 綿を詰め込みすぎて胴体が膨れています。
しかも、胴体と頭部を接着していた所が圧に耐えかねて開いている場所までありました。
幾ら硬くしたいと言っても、綿の詰めすぎには注意しましょう。
慌てて綿を少し抜いて、開いた接着箇所を修正して、表面を洗浄し、手足をばらした状態で塗装を待つ状態になりました。
自分の感想ですが、ソフビに綿を詰めれば硬くなって良いかと思ったのですが、先に言ってしまうと ある程度硬くなって良い感じ? と思ったものの、グッと押せば変形するくらいの弾力は残ります。
それでは結局塗装が剥がれやすくなってしまうようで、石膏で固めた脚部の方が塗装は剥がれ難い様です。
なので、重さの心配よりも やはり石膏やレジンを注入してカチカチに固めてしまった方が良い結果を得られたと思います。(後でかなり困りました)
あとは工作的には何もすることが無いので、いきなり次回からは塗装に入ります。