模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

部屋の一角に清涼感。アクアリウムにテラリウム、パルダリウムはいかが?(苔好きの人も必見)Nature Aquarium (Culver city California)

 こんばんは。

 

 先日、近所にある行きつけの魚屋(食べる方じゃないです)の前を通りかかったら[Temporaly Closed]という張り紙が、、、

 

 この10年程で、私が訪れていた魚屋が次々と閉店していってます。

 かなり長い付き合いだった魚屋も閉店してしまい、寂しい気持ちになると同時に、実店舗が減るのは魚を飼っている人にはとても不便でもあります。

 張り紙のあったショップは、その魚不景気の中、頑張って営業していて常に客の入りも良く、私の中でも一番付き合いの長い魚屋で、自宅で飼育して増えた珊瑚を買い取ってもらったりするくらいの仲だったのでショックでした。*1

 

 それを見て、もう一軒長くお付き合いしている魚屋のことが気になり、その次の週末に電話してみました。

 そのショップは元々サンタモニカで営業をしていたのですが、数年前にCulver Cityというサンタモニカの少し南にある市に引っ越しをしました。

 その後コロナ騒動が始まってしまい、一度行ったきりになっていたので大丈夫か心配したのですが、こちらはビジネスは順調そうでした。

 営業中を確認出来たので、久しぶりに行ってみました。

 

 このショップ、一括で魚屋と言うには一般のそれとはちょっと趣向が違います。

 この辺りでは珍しく、昔から魚メインではなく、水草メインのショップなのです。

 オーナーは日本人で、確かADA*2の代理店だったように思います。

 ここのオーナーほど広く深い知識を、魚についても水草についても持っている人はこの辺りにはなかなか居ないので、私も新しい情報を得たり、わからないことを教えてもらったり、頼りにしています。

  

 さて、熱帯魚や海水魚の飼育というのはイメージも湧きやすいでしょうけど、このショップが得意とするのは水草水槽やテラリウム、パルダリウムと呼ばれる植物がメインとなる水槽レイアウトです。

 アクアリウムというのは一般的な、ガラスやアクリルで出来た透明な箱(水槽ですね)を水で満たし魚を飼育しますが、その中に水草も一緒に育てる事もできます。

 その魚と水草の割合がドーンと水草に偏った水槽が水草水槽なのですが、こちらではまとめてアクアリウムということになってます。

 テラリウムというのは、水槽内に水中の世界と水上の世界をつくり、水面下には水草や魚が生活して、そのまま水上にまで植物が茂るような水槽です。

 パルダリウム というのは割と新しいジャンルで、殆ど水を使わず、魚も飼育しないでコケ類やシダ類を育てる浅いトレーに近い水槽(水槽とは言わないのかな)で作る小さい世界です。

 他にもカエル等、両生類や爬虫類を飼育するビバリウムとか言うのもあったりします。

 ただ、テラリウム、ビバリウム、パルダリウムというのはその境界が微妙なものもあったりするので、私も厳密な定義はよくわかりません。*3

 ですから、だいたいそんなものね くらいに思っておいて下さい。(気になる方は各自調べて見て下さい)

 

 では、ショップに行ってみよう!

 

 ショップは飲食店が多い小さめのモールの中にあります。

 その入口は隣の飲食店のパティオ席から入っていくような形でちょっとわかりにくいかも。

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 では、せっかく他とは違ったレイアウトが沢山あるショップなので、ここが得意なレイアウト水槽を見てみて下さい。

 

 これは下の2-3cm程に水が入れられていて、ほとんどが苔を生やしている水槽です。

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 幅は30cm位だったかなぁ。

 面白いギミックがついていて、タイマー制御で霧がかかる様になってました。

 

 こちらは水は殆ど入ってないですね。

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  苔はかわいい。

 

 

 こちらの水槽は、上の2本とはちょっと違って、4面がガラス張りなのですが、前面のみ低くなってました。

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 全高の1/4か1/3くらいまで水が入っていて、水中には有茎系の水草が植わり、魚が数匹泳いでました。

 これはテラリウムになるのかな。


 こちらは所謂水槽の水草レイアウトで、魚も泳いでいます。(これは結構でかい)

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 ただ流木がそのまま水上に突き出し、植物も水上に伸びています。

 一昔前はこういうレイアウトもテラリウムと言っていたように思うのですが、いつの間にかどんどん水上世界が幅を効かせて来ているようです。

 

 

 こちらは水草水槽です。

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 一つ前にあったのは流木組の水草水槽で、この水槽は岩(石)組の水草水槽です。

 

 久しぶりに来たこのショップは、以前よりも魚の販売スペースが少なくなって、より植物に力を入れているようでした。

 展示水槽も魚を殆ど飼育しないものが増えているようです。

 オーナーに話を聞いてみると、そちらのほうがメンテナンスは全然楽 ということでした。

 水換えは基本しなくても良くて、毎日蒸発する分を足してやるだけで良い と。

 水草水槽は条件が整えば水草の生長も早くなり、トリミング(剪定)するのも結構大変なのですが、苔はそんなこともないし 管理がホント楽 ということでした。

 確かに、言われてみればその通りかもしれません。

 

 上のレイアウト、水草水槽の最後の2本は結構な大きさですが、最初に上がっていた苔メインのものは机の上にポンとおける位のサイズです。

 

 写真からは伝わらないかもしれませんが、とても爽やかでその一角だけ周りの気温とは違う雰囲気を醸し出しています。

 苔生した水景が部屋の中にあるのもなかなか良いものです。

 ん?こんなものがあるのか と思われた方、ちょっと調べてみてはいかがでしょうか?

 

 LA在住の方でこちらに行ってみようかな という方がいらっしゃったら、ちょっと趣味性が高いので入りにくいかもしれませんが、オーナーはむちゃくちゃ気さくな魚(と水草)好きの方ですから、全く未経験の方でも丁寧にじっくりと説明してくださると思います。

 このショップの住所です。
 Nature Aquarium
 10028 Venice Blvd., Culver City, CA 90232
 +13108296180

 

 是非行ってみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

*1:私はソフトコーラルだけしか飼育していませんでしたが、飼育条件が整えば珊瑚は水槽の中でも増えていきます。

*2:アクアデザインアマノ という水草水槽関連商品を取り扱う大手メーカーです。

*3:私はold fashioned boyなので、今の人のする事はよくわからんのです。