模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

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こっちの電磁ポンプの音の方が旧車っぽくて良い! ~燃料ポンプ交換 Datsun 240Z

 こんばんは。

 

 先日、うちの240Zが帰宅途中に燃料ポンプに不具合が生じて、何とかギリギリで自宅まで辿り着けたという事を書きました。

mata1.hatenablog.com

 

 燃料が供給されなければ車は動かないので、ポンプを交換しました。

 

 今まで使っていたのは、いつでも入手できる事と価格がお手頃という理由で、Holleyというアメリカのメーカーのポンプを使っていました。

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 ところが、今回も同じポンプを購入するつもりで調べて見ると、以前と比べるとだいぶ値上がりしていて、なんと気が付けばNismoの電磁ポンプの方が安くなっているではありませんか!

 と言う訳で新しく購入したのはNismoのポンプ。

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 やっぱりNismoの文字があるとドキドキ嬉しくなります。

 しかも、安心の日本製。

 

 さて、このポンプは汎用品になるので、うちのZに取り付けるには工作が必要です。

 取り付ける場所は出来るだけタンクの近くが良いので*1、その辺りに付きそうな場所を探します。

 が、前のポンプは既に開いている穴等を使ってマウントできたのですが、新しいのはちょっといい場所が見つかりません。

 仕方ないのでステーを自作します。

 3mm厚のアルミ板を車体に取り付けられるように切り出して、そこにポンプを設置しようとしたのですが、取り付け位置が、デフを固定するプレートやらなんやらが複雑に関係しているのでなかなか難しい。

 現物に合わせて段ボールである程度の形を切り出して試着、アルミ板に大まかに写してから大きめに切り出して、マーカーを手に車の下に潜り、ちょっとずつ調整していきました。

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 でけた。

 かなり大きめのプレートですが、これは 多分無いと思いますが、もしも燃料供給不足が起きた場合にはポンプをもう一機追加する為の場所の確保。

 ストリート仕様なので、まぁそんなことは無いでしょうけど。

 暫く使って燃圧が下がらなければ小さくするかも。

 

 ポンプを取り付けて、配管をすれば完成。

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 ですが、とにかく狭い場所なので、カメラを入れてもすんごい接写状態でよくわからない写真しか撮れないです。

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 240Zのオーナーじゃなきゃ 何のことか分からない写真ですね。

 リフトがあったらなぁ。(←無茶を言うな)

 

 試運転。

 スイッチオン!

 ぉおおー!

 いい音!!

 もともと使っていたアメリカンなポンプは、とにかくうるさかったのです。

 音質も

 ババババァーーーーーーっ!!

 だったのですが、Nismoのポンプは

 トコトコトコトコ

 という感じの音で、しかも燃圧が規定圧に達すると

 トトトトトトト

 とさらに小さな音になり、燃圧計を見なくても燃料がキャブレターに行き渡った事が分かります。

 あー、なんか旧車の電磁ポンプって感じがします。

 換えてよかった、、、

 

 

 と、全く速くなるわけでもないのですが、大満足の燃料ポンプ交換でした。

 

 このポンプの音、聴いていただきたいなぁ。

 いつか動画を撮るのに挑戦してみます。

 (って、ポンプの音を聴いてニヤニヤする人が一体どれだけいるのだ?(笑

 

 

 

*1:このポンプがどうかは調べていないですが、一般に電気式燃料ポンプは燃料を引っ張り上げる力よりも押し出す方が強いので、出来るだけタンクの近くが良いらしいです