こんばんは。
いや、いくら何でも、これはおかしい。
先週は結構な寒さだったのです。
実際に東の方では大寒波が来て、大雪の為に物流に影響が出たくらいですから。
なのに、先の週末はいきなり28℃の夏日でした。
一体どうなっているのだ、、、
前回に続いて とんぼ玉です。
昨年末に帰国した時の事を何回かに渡って更新してきましたが、私が帰国した時に一番時間を割くのは、やっぱり人と会う事です。
今回は、その久しぶりに会う人達に自分が焼いたトンボ玉を無理やり押し付けよう と思い、去年の終わりごろから その為の玉を焼いていました。
会う事がハッキリ決まっている人には、さりげなく好きな色を聞いて、その人に合う玉を、事前に情報を得られない人の分は、色々な玉を焼いておいて気に入ったものを選んでもらえるように、かなり余裕を見て沢山焼いておきました。
とんぼ玉を焼くだけでは、眺める事しか出来ません。
著名な作家が制作した とんぼ玉なら、飾って鑑賞して楽しめるかと思いますが、私の玉は焼いた後、何かに加工して使えるようにしないと、渡された方も困ってしまいます。
今回は何のひねりもありませんが、マクラメ編みで根付にして日本に持って行きました。
マクラメ編みは初めての試み。
もの作りはやればやるほど色々な技術を習得できるのが楽しいですね。
年末が近づいてくると仕事も混んでくるので、その頃には自宅での全ての制作物を一旦ストップして、日付も変わろうかという時間からバーナーに向かいトンボ玉を焼き、ちょっと時間が出来ればその隙にマクラメ編みで根付に加工 という毎日でした。
まだ本当に基本的な事しか出来ないのですが、それでも少しでも喜んでもらえるように出来の良いのをピックアップする為、かなり多めに焼いて持って行くのを選びました。
その時に作った根付達、とんぼ玉を焼いている方からみたら、こんなんよー公開するなぁ と言うくらいの初心者仕事ですが見てやってください。
基本的に色違いで同じ様なものが多いです。
形のバリエーション違いでいくつか。
真ん中の俵型が一般的な形だと思うのですが、縦よりも横の寸が大きい丸い玉(左)や、ある時 上を細く下膨れにしたらかわいいんでないかい? と思って作ったのが右側の玉です。(釣鐘型?)
この下膨れちゃん、結構気に入って何個も作りました。
柄のバリエーション違い。
最近気に入って作っていたのが真ん中の柄で、左の玉は和のイメージを強く出した玉を作りたいなと思った時に試してみた柄で、荒縄をイメージしました。
右の渦巻柄は出来た時に上げる人がパッと浮かんだ玉でした。
今回焼いたとんぼ玉は、邪魔にならないように小さめ。
大体これくらいの大きさです。
根付以外に作ったもの。
最近オシャレに目覚めた(もともとオシャレさんでしたけど)、姪の為に かんざしを作りました。
メインのトンボ玉の上下に小さい玉を付けて(小さい玉を焼くのは何気に難しかった)、市販のパーツをステンレス線を曲げて取り付けたものです。
普段でも使ってもらえるように、あまりゴテゴテさせず、でも少しはプラプラと動くものを作りました。
姪がこれを見た時に「かわいぃ~」とほんわか言ってくれたのが凄く嬉しかったです。
子供は本音の評価をしてくれることが多いと思うので、余計に嬉しくなります。
実際に使ってみて、髪に絡まって使いにくい等 問題は無いか、使用感を聞かせてほしいものです。
いくつも焼きましたが、私にとってはどれもこれも、とても可愛いです。
私にトンボ玉を押し付けられた人。
主人に何かありそうな時は身代わりになって守るように と良く言い聞かせてあるので、使っている内に、もしも割れたり、無くなったりしたら、災難を一つ避けることが出来た と解釈してください。
なので、破損しても気にすることはありませんので、気軽にガッシガシ使って欲しいです。(ほとんどの人はこのブログを読んでいないんですけどね)
日本から、色々と仕入れました。
なんと、100均で紐が売ってるんですね、日本は。
色んなパーツも一袋100円で手に入るようですね。
日本の100均、すごかった。
こっちのと全然違いました、うらやましい、、、
友達に連れて行ってもらった手芸屋さんでも、青系統のアソートで売られている紐を見つけて、綺麗な青につられて買ってきてしまいました。
そのお店では、他にも革紐やそれを組むパーツ等々、良さそうなものが安価で手に入りました。
とにかく、在庫の種類が多くてビックリ。
今年に入って最初に焼いた玉は、ガラス工房ぎやまん で手ほどきをして頂いた技法を試しました。
今まで私が焼いた玉は、表面に柄を描いていく玉でしたが、次に練習するのは柄を玉の中に入れる技法です。
クリア・ガラスの中に花を作ったのですが、、、まだまだですね(笑
でもね、これでもかなり成長したと思うんです。(←自分で言ってるし(笑)
だってね、去年に焼いた同じようにクリアの中に花を作った玉はこんなのでしたから。
なんじゃこれ(笑
手掛かりも掴んだことだし、また黙々と練習するのみです。
現時点での出来が良い、悪いは余り気にしない。
それよりも、昨日より少しでも上達していれば、それがもう最高に楽しい。
これだから、修行はやめられない。
もうちょっとまともな玉が焼けるようになったら、それを加工して、使える何かを早く作りたいものです。