こんばんは。
今日は人気シリーズの(え?いつから??)、私が驚いたアメリカ事情です。
上の写真は日本でも人気だったTVドラマ「ビバリーヒルズ高校白書」のロケ地となった高校です。
と言っても、私はドラマを見た事が無いので確信が無いのですが、日本から来た人たちをここに連れて来ると、喜んで写真を撮ったりしていたので、多分本当なんじゃないかな?と思います。
え?
カタナが邪魔でよく見えない?
はい、すみませんでした。
このエントランス、登下校時によく映る場所だったらしく、ここで写真を撮る人が多いと聞きます。
ちなみに、この高校ですが。
な、なんと、ビバリーヒルズにはありません!!
もっとずーーっと南のTorrance市にあります。
ちょっと驚いたアメリカ事情、高校生活編でした。
というのは冗談です、ここから本題です。
高校生活といっても、アメリカ全般に言える事では無いかもしれません。
私の友人の息子さんが通っている高校での話です。
その高校では、最高学年になると、その学年全体を巻き込んで生徒会主催で行われるイベントがあります。
そのイベントは、「Assassin Game」と呼ばれています。
もうタイトルからして物騒です。
一体どんなゲームなのかというと、、、、
参加資格はその学年の生徒で、スマートフォンを持っている人。
勿論、参加は自由で、参加費用がかかります。(確か5USDくらい)
参加費を支払って参加すると、全ての参加者のスマートフォンに1人のターゲット(自分以外の参加生徒)の情報が送られてきます。
情報が送られて来ると、ゲームはスタート。
自分はそのターゲットに悟られないように近づいて、、、、、相手に水をかけます。
水をかける方法は、バケツで頭からかけても良いし、水鉄砲を使っても良いし、ゴム風船に水を入れた水爆弾を投げつけても、何でも良いそうです。
そして、上手くターゲットに水をかけることが出来れば、その時点で暗殺完了。
その場で証拠写真を撮って、生徒会に送信すれば水をかけられた生徒はGameOver。
暗殺者にはすぐに新しいターゲットの情報が送られてきて、新たな攻防戦が始まります。
もうお判りでしょうが、ターゲットを追いかける暗殺者である自分は、同時に他の誰かのターゲットになっている という事になります。
そして、誰に狙われているかは、水をかけられるまでわかりません。
水をかけるのに失敗して、ターゲットと暗殺者の関係が分かってしまうと、更に任務の執行が難しくなるので、みんなものすごく慎重になります。
ルールはいくつかあるのですが、学校の敷地内にいる間は水をかけてはいけない というのがあるそうです。(学業がおろそかになるのは学校側も認められないからでしょう)
ただ、ゲームが始まったら、24時間7日間有効なので、週末も油断はできません。
この、常に誰かに狙われていている感覚、想像以上に精神的にストレスになるようで、ゲーム開催中、週末は家から一歩も出られなくなる生徒や、登下校は毎日車で学校の敷地内まで送ってもらうわないと学校に行けなくなる生徒が出てきたり。
半分ノイローゼになってしまう生徒等々、それはもうかなり過酷。
そして、最後の一人になるまでゲームは続き、その勝者が必要経費を差っ引いた参加費用を総取りする という、びっくりする様なゲームです。
こんなゲームが学校公認で生徒会主催で開催されてる という事に、ちょっと じゃないですね、かなり驚きました。
日本だったら絶対に抗議が殺到するでしょうし、そもそも開催も出来ないでしょうね。
ちょっと驚いたアメリカ事情の第2弾、高校生活編 でした。
果たして第3弾はあるのか?